4 月から Microsoft 365 に加わる新機能 — 現代の職場にふさわしいツール

今月から新しいアプローチを導入し、毎月の「Office 365 の新機能」ブログを「Microsoft 365 の新機能」に移行します。 また、Office 365、Windows 10、Enterprise Mobility + Security の更新情報を新しい Microsoft 365 サイトに集約します。

4 月の Microsoft 365 の更新内容は次のとおりです。

従業員の創造力を引き出す新機能

Microsoft PowerPoint のインクの解析PowerPoint での図形とテキストの認識機能を強化しました。ユーザーがより自由に、コンテンツを自然に作成できます。Microsoft 365 のサブスクリプション ユーザーは、スライドに手書きした語句をテキストに変換することや、ハートマークや雲などの新しい形を描画することができるようになりました。個々の形を 1 つずつ処理するのでなく、スライド全体のスケッチを作成した後で、すべての図を一度に変換できるため、発想を瞬時にプロフェッショナルな見映えのスライドに簡単に変換することもできます。

PowerPoint で手書きの語句と図形をテキストとオブジェクトに簡単に変換できます。

Microsoft Word の新しいインク ジェスチャWord で編集するときに新しいインク ジェスチャを使用して、手書きのテキストを文書に追加することや、ペンを使って既存のコンテンツを操作することができます。Microsoft 365 サブスクリプション ユーザーは、段落の複数行への分割、既存の文章への単語の挿入、分割されている単語の結合を、ペンを使った自然なジェスチャですばやく実行できるようになりました。要望の多かったこれらの機能により、文書を自然に編集でき、変更や提案をすばやく反映できます。

「キャレット」を描くことで文に単語をすばやく挿入できます。

Word for Mac の AI 機能強化 — 人気の高い AI 機能を Word for Mac に導入したことで、作業の確かさが高まり、より優れた文書を作成できるようになります。Mac ユーザーは、60 を超える言語からテキストのまとまり、または文書全体を翻訳できるようになりました。このうち 11 の言語では、ニューラル機械翻訳を利用して文章のコンテキストを理解し、より正確な結果を得ることができます。また、サブスクリプションをお持ちの場合、履歴書アシスタントを使用することにより、LinkedIn を利用してパーソナライズされた分析情報を含んだ質の高い履歴書を作成できます。

モバイル編集を利用できるサブスクリプションを今後数か月で拡大 — iOS と Android 向けの Word、Excel、PowerPoint、OutlookOneNote を Office 365 Business Essentials、Office 365 F1、Office 365 E1 のサブスクリプションでも利用できるようになります。該当する Microsoft 365 サブスクリプションのユーザーは、フル機能のモバイル アプリをインストールして外出先でもドキュメントを作成、編集、共有できます。

Office 2019 プレビュー版が登場Office 2019 の商用利用ユーザー向けプレビューも発表しました。これは Office 2019 のプレビュー発表の第 1 弾であり、まず Windows 用アプリをリリースします。これには、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、PublisherAccessProjectVisio が含まれています。今後数か月の間に、Office 2019 for Mac のほか、Exchange 2019、SharePoint 2019、Project Server 2019、Skype for Business 2019 などのサーバー製品のプレビュー版も登場します。

チームワークを強化する汎用ツールキットの新機能

iOS 向け Outlook の新機能 — 今月、Microsoft は Outlook のさまざまな新機能を発表しました。他のデバイスでは先行して開始されていましたが、iOS 向け Outlook でも継続してメールを下書きできるようになりました。iOS の下書き同期では、受信トレイのスレッドを移動するだけで、前回どこまで書いたかを簡単に把握できます。また、従業員どうしの社内でのつながりをサポートするために、iOS の新しい [組織] ビューでは、選択したユーザーの管理者、直属の上司、同僚など、社内での全体像が表示されます。さらに、AI を利用して仕事の習慣とコミュニケーションのパターンを理解し、組織構造の外にいる他の重要な連絡先を明らかにして、適切な人物やリソースをより早く見つけられるようにします。

Outlook の [組織] 機能が表示されている携帯電話

Outlook for Windows のカレンダーの拡張 — ユーザーのプライバシーを保護し、会議の当初の範囲を維持するため、最初の招待リストに含まれていない受信者にカレンダーへの招待状を転送できなくする、会議の開催者向けオプションを追加しました。出席者は、情報に基づいて自分の時間の優先順位を決定できるように、開催者でなくても他の出席者の出欠確認ステータスを表示できます。

現代の職場にふさわしいインテリジェントなセキュリティ

Microsoft 365 Business の高度なセキュリティ機能 — また、中小企業 (SMB) をサイバー脅威から高度に保護し、機密情報の意図しないデータ漏洩を防ぐための Microsoft 365 Business の高度なセキュリティ機能の追加も発表しました。ユーザーをフィッシングやマルウェアから保護し、デバイスがランサムウェアやウイルスの被害を受けないようにするために、Advanced Threat Protection が組み込まれています。また、意図しないデータ漏洩を防ぎ、社会保障番号やクレジットカード番号などの機密情報を中小企業が保護できるように、データ損失防止や情報保護などの機能も追加されています。さらに、これらの高度な保護機能の一部の提供対象を拡張し、Office 365 Solo サブスクリプションをお持ちの方にもご利用いただけるようにしました。

Microsoft 365 Business の高度なセキュリティ機能が表示されているノート PC 画面

エンタープライズ セキュリティの拡張 — サンフランシスコで開かれた RSA Conference 2018 で、Microsoft は企業がクラウドから末端に至るまで資産を守るための、Microsoft 独自のインテリジェンス機能に基づくいくつかの新しいテクノロジとプログラムを発表しました。これらの新しい機能により、フィッシング攻撃のシミュレーション、脅威検出と反応の自動化、セキュリティ体制のすばやい評価などを実行できます。Microsoft Secure ブログで詳細をご覧ください。

現代の職場における IT の簡素化

IT 管理を簡素化する機能 — Microsoft は、組織でのユーザー エクスペリエンス向上と総所有コスト最小化の両立を支えるために、Microsoft 365 に追加する各種の新機能を発表しました。これらの新機能には、クラウドベースのデバイス管理の強化、Firstline Worker と顧客にサービスを提供する Windows 10 での Kiosk Browser などのソリューション、Microsoft 365 全体で統合された管理が含まれます。これらの更新により、管理のために必要なコンポーネント管理者の数を減らすことができ、リスクの低減、ユーザー エクスペリエンスの向上、IT 管理の拡張を実現できます。

Microsoft 365 セキュリティ/コンプライアンス センターが表示されているタブレット画面。

Microsoft 365 セキュリティ/コンプライアンス センター

Outlook アドインの一元展開Outlook アドインの一元展開が法人契約ユーザー向けのプレビューとして入手できるようになりました。一元展開を使用すると、管理者は Word、Excel、PowerPoint のアドイン、そして今回追加された Outlook アドインを個人ユーザー、グループ、または組織に、Office 365 管理センターから直接、簡単にすばやく展開できます。

組織のコンプライアンスを確保するためのツール — Microsoft は、組織が EU の一般データ保護規則 (GDPR) などのコンプライアンスを遵守するために活用できる新しいリソースとツールを発表しました。Microsoft Cloud 全体の新機能により、組織が個人のプライバシーの権利を保護するために、データ主体の権利 (DSR) および監査に対応した特権アクセス管理のためのツールを使用して、適切な手順を踏んでいることを、的確に示すことができます。

Office 365 の複数地域機能 — Microsoft は、Office 365 での複数地域機能の一般提供を発表しました。これは、複数の国にわたって拠点を持つ組織がグローバルなデータ保管要件に対応するための新機能です。複数地域機能を使用すると、Office 365 の 1 つのテナントが地理的に複数の場所にあるデータセンターにまたがることができるため、顧客は Exchange Online や OneDrive のデータをユーザーごとに決めた特定の地域に保管できます。

その他の更新

  • 本日、Microsoft は、Microsoft 365 ロードマップの更新を発表しました。これには、統合プレゼンスと最新の管理ポータルなど、Microsoft Teams の新機能が含まれます。
  • Android および iOS の Office Lens では、新しいインク ツールを使って写真に注釈を付けることができます。
  • アンケート、クイズ、投票を作成できるシンプルなアプリである Microsoft Forms が、すべての Office 365 法人契約ユーザー向けに一般提供されます
  • Mac で Word、Excel、PowerPoint を使用するユーザーは、アプリを切り替えることなくドキュメント内で他のユーザーとチャットできるようになりました。

提供状況

Microsoft 365 は、Office 365 のアプリとサービスを含み、Enterprise Mobility + Security および Windows 10 Pro を備えた総合的かつインテリジェントなソリューションです。Microsoft 365 の各製品については、Office 365 | Windows 10 | Enterprise Mobility + Security を参照してください。Office 365 サブスクリプションをお持ちの方を対象とした今月の新機能の詳細については、Windows デスクトップ版 Office の新機能 | Office for Mac の新機能 | Office Mobile for Windows の新機能 | Office for iPhone および Office for iPad の新機能 | Office for Android の新機能を参照してください。月次チャネルと半期チャネルの法人契約の皆様は、対象指定リリース (クライアントサービス) を通じて完全にサポートされたビルドを早期に利用できます。今回ご紹介した機能の入手時期の詳細については、「Office 2016 for Office 365 の最新機能を入手できる時期」を参照してください。

  • PowerPoint のインクの解析 — Office Insiders を申し込み済みの Office 365 と Microsoft 365 のお客様向けに来月提供。
  • Word の新しいインク ジェスチャ — Office Insiders を申し込み済みの Office 365 と Microsoft 365 のお客様向けに来月提供。
  • Word for Mac の機能拡張 — Office Insiders を申し込み済みの Office 365 と Microsoft 365 のお客様向けに来月提供。
  • Office 365 Business Essentials、F1、E1 のモバイル編集 — すべての Office モバイル アプリを iOS App Store または Google Play からダウンロードできます。Outlook for iOS および Android で、すべての機能を利用できるようになりました。編集機能は、iOS および Android 向け Word、PowerPoint、Excel、OneNote アプリで今後数か月の間に利用できるようになります。
  • Office 2019 プレビュー版提供状況を見る
  • Outlook for iOS の新機能提供状況を見る
  • Outlook for Windows のカレンダーの機能拡張提供状況を見る
  • Microsoft 365 Business の高度なセキュリティ機能提供状況を見る
  • エンタープライズ セキュリティの拡張提供状況を見る
  • IT 管理を簡素化する機能提供状況を見る
  • Outlook アドインの一元展開提供状況を見る
  • 組織のコンプライアンスを確保するためのツール提供状況を見る
  • 複数地域機能提供状況を見る


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