Molly Moon‘s は、地元で愛され繁盛している有名なアイスクリーム会社で、ワシントン州シアトル市内とその周辺で 8 つの店舗を構え、世界をより良い場所にすることを使命としています。Denise Brown 氏は Molly Moon’s の会計監査役で、会社の価値と最終収益を結び付ける最高責任者です。
「社内のデータ作業や経理を一手に引き受けています。」 Molly Moon’s は、常にお客様に還元し、従業員を大切にし、地域コミュニティの活動に積極的に参加することにより、「業界で最高の企業」になることを目指していると Brown 氏は語っています。
しかし、利益を伸ばしながら、経済的、環境的かつ社会的に信頼できる企業になることは、本当に可能なのでしょうか? そこで、Molly Moon’s ではこれをどのように実現しているか、また目標達成のためにデータ アナリティクスをどのように利用しているかについて、Brown 氏に伺いました。
Q: Molly Moon’s は、「一度にひとすくいずつ」世界を変えていくことを使命として掲げています。その例をいくつか挙げていただけますか? また、その使命を果たすために、データ アナリティクスはどのように役立っていますか?
A: 私たちは、良い社会貢献をしようと日々努めています。ホームレス、または食事や支援を必要としている家族を支援する組織と連携し、社会正義に取り組み、政治活動も積極的に行っています。また、会社の設立当初から、Molly Moon’s の廃棄物はすべて 100% たい肥にすることができ、材料も常に地元産を使用しています。設立当初から、従業員には生活水準を維持するのに必要な賃金を支払い、週 20 時間を超えて働いているすべての従業員の医療費を全額負担しています。さらに、従業員がシアトルで生活しやすいように、可能な限りの補償を行っています。
会社が大きくなるに従ってこのような取り組みを徐々に増やしていくのではなく、設立当初から計画しておくことが重要です。これらの取り組みを初めからすべて実現できるような事業を設立することができなかったら、Molly は別のことをしていたでしょう。これは、会社設立の基盤となる理念だったのです。