Web 会議システムのセキュリティを強化するための対策をたてる

最近のレポートによると、サイバー犯罪に起因する世界全体での年間コストは、2021 年までに 6 兆ドルに達すると予想されています。このような犯罪から身を守るために、組織はサイバー セキュリティ テクノロジに 1 兆ドルを使用することになると見積もられます。どのような基準に照らしても巨額です。

大金を支払うことなくサイバー犯罪の被害を避けるには、会社が既に使用しているソフトウェアとサービスが、堅牢なセキュリティ機能を標準装備しているかどうかについて、十分に注意する必要があります。オンライン会議ソフトウェアを評価する際、この点を特に重視する必要があります。このようなソフトウェアを使って従業員と外部の間でデジタル的に転送される知的資産の規模を考えてみてください。音声メッセージ、インスタント メッセージング、画像、ドキュメントなどです。業種によっては、このような転送に大量の機密データが含まれていることもあります。

ここでは、適切なオンライン会議ソリューションを探す際に考慮すべき事項を紹介します。

暗号化は必須

多くのサイバー防御の基本は暗号化です。これは、2 つのシステムの間で送信されるデータにスクランブルをかけたり変化させたりするプロセスです。そのようにして暗号化されたメッセージは、盗聴者やハッカーは解読できず、受信側のサーバーのみが解読できます。すべてのファイル転送、インスタント メッセージング、音声、ビデオ会議を暗号化してセキュリティを実現する Web 会議ソフトウェアを選びましょう。チームのメンバーが公共 Wi-Fi ネットワークを使うことが多い場合、これは特に重要です。

また、暗号化できない対象にも注意します。オンライン会議ソフトウェアを使って会話をする相手がモバイルであっても有線接続であっても、会話が通常の電話ネットワークを通る間は暗号化されません。コミュニケーションに関して手を抜かないように注意しましょう。少し立ち止まって、相手がだれで、どのように話をするかについて考えます。

ユーザー アクセスを管理する

理想的なオンライン会議ソフトウェアは、ユーザーによる制御ができるものです。ユーザーの制御、アクセスの制御、ログイン履歴の制御です。会社の貴重な知的資産がかかっている場面では、効果的で高レベルの監視が何よりも重要です。

アカウントへのアクセス権を持っている従業員と、それぞれが使用を許可される機能を選べることを確認します。役割の要件に基づいてアクセス権を制限することで、思慮や知識が不足したままソフトウェアを使用することで発生するセキュリティ侵害の可能性を下げることができます。万一、疑わしいアクティビティに気付いた場合にも、その発生源を特定しやすくなります。

オンライン会議ソフトウェアは、真剣に考えるべき対象でないように思えるかもしれません。しかし、業務を効率化するテクノロジには、便利さの裏側に潜むものとして、往々にしてリスクの可能性が伴います。会社で購入を検討しているすべてのソリューションについて、表面的に目立つ要素だけでなく、機能をじっくりと調べましょう。セキュアな基盤の上に構築された製品、確かな機能を備えた製品を購入するように注意してください。

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