お子様にオンライン セキュリティの基本を教える

保護者が基本的なルールを教えることで、子供たちが安全にインターネットを利用できるようサポートすることができます。保護者は次の基本的なルールを使用して、お子様の学習のサポートにご利用ください。


家族

パスワードを秘密にするように伝える

お子様は、学校、ゲーム Web サイト、ソーシャル ネットワーク (SNS)、写真の掲載、ショッピングなどで、オンラインのユーザー名とパスワードを作成します。
Wired Safety.or の調査によると、小学生の 85 パーセント以上と、10代の子供たちの 70 パーセントが少なくとも一人の友人 (多くの場合、ボーイフレンドやガールフレンド) とパスワードを共有したということです。
安全なインターネットの利用のための 1 つ目のルールはパスワードを秘密にすることです。お子様には、個人情報などの保護すべき情報と同じくらいの注意を持ってパスワードを取り扱うように伝えます。


お子様が理解して従うべきルールは次のとおりです。

  • パスワードを他人に公開しない。友人であってもパスワードを教えてはいけません。
  • メモしたパスワードは保護する。メモしたり書き留めたりしたパスワードを保存する場所に気を付けます。リュックや財布の中にパスワードを保存しないようにします。パスワードで保護している情報を放置しない場所には、パスワードのメモも放置しないようにします。コンピューター内にパスワードをそのまま保存しないようにします。犯罪者はまずコンピューターを見ます。
  • 電子メールでパスワードを提供したり、電子メールでの要求に対してパスワードを提供しない。パスワードを要求したり、Web サイトに移動してパスワードを確認するように要求したりする電子メールはフィッシングと呼ばれる詐欺の一種である可能性があります。
    これには、頻繁にアクセスしているような信頼できるサイトからの要求も含まれます。詐欺師はしばしば実際のサイトのロゴや単語を含む偽の電子メールを作成します。
  • 管理していないコンピューターではパスワードを入力しない。匿名のインターネット閲覧以外については、学校、図書館、インターネット カフェなどの公共のコンピューターを使用しないようにします。
    ユーザー名とパスワードの入力が必要なサイトでこれらのコンピューターを使用するのは危険です。犯罪者がキー入力を記録するソフトウェアや装置をインストールしている可能性があります。悪意のあるユーザーはこれらの装置を使用してインターネット上でコンピューターに入力される情報を収集できます。詳細は、公共のコンピューターを使用するための 5 つのステップを参照してください。

SNS の安全な使用をサポートする

お子様は YouTube、Twitter、Facebook、Instagram、LINE、mixi などの大人向けのサイトを利用する可能性があります。
お子様は SNS を使用して、世界各地で暮らす人や毎日学校で会う友人とつながる場合があります。
インターネットにアクセスする全員がこれらの SNS サイトの多くを表示できるということを子供たちが理解していることが重要です。投稿する情報の一部がフィッシング詐欺サイバーいじめ、インターネット犯罪者の標的になるおそれがあります。次の方法で、お子様による安全な SNS サイトをサポートできます。

  • お子様の経験を話し合う。インターネット上で不安、不快、脅迫されたと感じることがあった場合は、保護者に伝えるように促します。落ち着いて、お子様は問題を保護者に伝えることができるということを再度確認します。保護者がお子様とともに状況を積極的に解決できるように努力していることを伝えます。
  • インターネット ルールを確立します。お子様が自分でインターネットを利用するようになったらすぐに、インターネット利用に関するルールを確立します。これらのルールでは、お子様が SNS サイトを利用できるかどうか、そしてその利用方法を定義します。お子様のインターネット利用に関する年齢別ガイドラインを提供していますので、ルール作成のヒントにご活用ください。
  • お子様が年齢制限に従っていることを確認します。ソーシャル Web サイトの登録推奨年齢は通常 13 歳以上です。お子様が推奨年齢未満の場合は、サイトを使用させないでください。年齢に達していない子供に登録させるサービスを信用することはできません。
  • 自分自身を教育してください。お子様が使用する予定のサイトを評価し、保護者とお子様の双方がプライバシー ポリシーと行動規約を確実に理解するようにします。サイトが投稿内容を監視しているかどうかを確認します。また、お子様のページを定期的に確認します。
  • お子様に対して、オンラインのみでコミュニケーションする人とは決して実際に会わないように教えます。お子様がオンラインのみでコミュニケーションする人と実際に会うと、現実的な危険に置かれます。お子様はオンラインで会った人を見知らぬ他人とは考えない可能性があるため、見知らぬ他人と話さないように伝えるだけでは不十分かもしれません。インターネット上のお子様の保護に関するアドバイスについては、オンライン犯罪者: リスクを最小化するために何ができますかを参照してください。
  • お子様に対しては、既に知っている人とコミュニケーションするように伝えます。これらのサイトを使用して友人とコミュニケーションし、実際に会ったことがない人とはコミュニケーションしないように伝えることは、お子様の保護に役立ちます。
  • お子様が実名を使用していないことを確認します。お子様に対して、下の名前またはニックネームのみを使用し、ニックネームには不適切な注目を引くような言葉を入れないように教えます。また、お子様が友人の実名を投稿することは禁止します。
  • お子様のプロファイルに個人を特定できる情報がないかどうか注意します。多くの SNS サイトではお子様は、特定の学校に通う全員を含む公開グループに参加できます。
    お子様が学校のマスコット、学校や住んでいる街の名前などの個人を特定できる情報を公開するときには注意をします。情報が多すぎると、お子様がサイバーいじめ、インターネット犯罪者、インターネット詐欺、個人情報窃盗の標的になるおそれがあります。詳細は、フィッシング詐欺を参照してください。
  • 公開性の低いサイトの使用を検討します。一部の Web サイトでは、サイトをパスワード保護したり、その他の方法で閲覧者をお子様が知っている人にのみ制限したりできます。たとえば、インターネットの全ユーザーから選択したユーザー限定まで、サイトを閲覧できるユーザーのアクセス権を設定できます。
  • 写真の投稿については慎重に判断をしてください。お子様に対して、写真は多くの個人情報を明らかにすることを説明します。道路標識、自動車のナンバー プレート、制服のエンブレムや学校名など明確に個人を特定できる詳細情報を含むお子様やその友人の写真を投稿しないよう、お子様に伝えます。
  • 見知らぬ他人に感情を表現することについてお子様に警告します。おそらく、見知らぬ他人と直接オンラインでコミュニケーションしないよう、既にお子様に伝えてあるかもしれません。しかし、子供はしばしばソーシャル Web サイトを使用して日記や詩を書き、強い感情を表現するものです。
    お子様に対して、インターネットにアクセスするユーザーは誰もがお子様の言葉を読むことができ、犯罪者は感情的に弱い子供をしばしば探していることを説明します。
  • お子様にサイバーいじめについて教えます。お子様が SNS サイトを使用できる年齢に達したら、すぐに サイバーいじめについて教えます。お子様がサイバーいじめにあったと感じた場合は、この情報をすぐに保護者、先生、その他の信頼できる大人に報告すべきであることを伝えます。また、お子様が実際にコミュニケーションする場合と同じ方法でオンラインの人々とコミュニケーションするように奨励することも重要です。お子様に対して、自分がしてほしい方法で他人に接するように伝えます。
  • お子様のページの削除。お子様が安全性保護のために設定したルールに従わず、お子様の行動を変えようとした場合は、お子様が使用する SNS サイトに連絡をして、そのページを削除してもらうことができます。また、インターネット フィルタリング ツール (保護者による制限など) について調べる場合があります。ただし、これは保護者による監視を補完するものであり、それに代わるものではありません。

インターネット上のお子様を保護する方法に関する詳細は、お子様のオンライン保護: 保護者ができる 4 つの方法をご覧ください。

多くの情報を明らかにしないようにさせる

オンライン上の日記 または Web ログ の短縮系であるブログの作成は、特に10 代の若者の間で広がりました。時には親や保護者が知らない間にブログが作成されています。
今や大部分の 10 代の若者にとって、オンライン娯楽の選択肢として、SNS はブログを凌いでいます。しかし、多くの子供は依然として SNS サイト上でブログを使用しています。最近の研究では、現在のブログの約半分を 10 代の若者が作成し、3 人のうち 2 人が年齢を公開、5 人のうち 3 人が居住地と連絡先情報を公開、5 人に1 人が氏名を公開していることが示されています。詳細な個人情報を共有することはリスクを伴います。
表現力やコミュニケーション能力の向上など、ブログを持つことには潜在的な利点がありますが、車を運転する前に免許を取得するように、インターネットやブログを開始する前に教育を行うことが重要です。開始する上での提案事項は次のとおりです。


  • お子様とともにインターネット利用のルールを作成し、熱心に対応します。
  • お子様が投稿する前にその内容を調べます。学校のマスコットや街の写真など、一見無害な情報でも、これらをまとめることで作者がどこの学校に行っているのかがわかる場合があります。
  • 他人に見せても良い内容かどうかを考えます (お子様にも同じことを考えてもらいます)。疑問がある場合は、その内容を取り除きます。
  • ブログ サービスを評価し、プライベートでパスワード保護されたブログを提供しているかどうかを確認します。
  • お子様のブログの Web アドレスを保存し、定期的にチェックします。
  • ほかのブログを確認し、お子様が真似できる好ましい例を見つけます。

オンライン詐欺の注意

連邦取引委員会によると、報告された個人情報窃盗犯罪の 31 パーセントが、若者が受けた被害です。10 代の若者は信用度評価が高く債務もほとんどないため犯罪の格好のターゲットです。また、個人情報を安全に保護する方法について大人ほど精通していない傾向にあります。

賢い消費者となりオンライン詐欺を避けるために若者が知っておくべきこと

  • 個人情報を共有しない。チャット相手の身元が確実でない場合は、インスタント メッセージ (IM) やチャット ルームで氏名や自宅の場所などの個人情報を提供しないでください。
  • 公共の場所ではログオフする。図書館やインターネット カフェのコンピューターを使用している場合は、コンピューターを離れる前に完全にログオフします。このようなコンピューターにはどのようなソフトウェアがインストールされ、何が実行されているのかはわかりません。キー入力追跡ソフトウェアがインストールされる可能性もあります。
  • 安全なパスワードを作成し、秘密にする。詳細は、上記「パスワードを秘密にするように伝える」を参照してください。
  • 安全なサイトのみを使用します。お子様がオンライン ショッピングをする場合は、財務情報を入力するサイトの URL が https:// で始まり、右下端に黄色のロック アイコンが表示されるか緑色のアドレス バーが表示されることを確認する必要があります。このアイコンまたはアドレス バーをクリックすると、サイトのセキュリティ証明書を確認できます。
  • 詐欺を認識して報告します。お子様に対して、個人情報詐欺の警告について教えます。承認前のクレジット カードの提供、回収会社からの電話、身に覚えのない金融機関からの明細書などがこれに当たります。お子様に対する個人情報詐欺が疑われる場合は、ただちに対処し損害を最小限に抑えてください。クレジット カード会社、銀行、すべての 3 つの信用報告機関および警察に連絡します。不正アカウントはすべて解除し、すべてのオンライン アカウントのパスワードを変更するように伝えます。実施したすべての措置を記録します。
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