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Windows NT Server にトランザクション処理、メッセージ キューイングを標準搭載。
さらに、Web サーバー機能、リモート アクセス サービス機能も大幅に拡張
Windows NT 4.0 Option Pack とは?
1996 年 12 月 1 0日に発売された Windows NT Server 4.0 は、インターネット/イントラネット機能の標準搭載、容易なインストールと管理、SMP (対称型マルチプロセッシング) による高いスケーラビリティなどで高い評価を受けてきましたが、昨今では PC サーバーが本格的に業務システムで使われるようになるに伴い、Windows NT Server に求められる要求はますます高度かつ多彩になってきています。この要求に応えるために、Windows NT Server 4.0 の機能を以下のように大幅に強化し、Option Pack として提供いたします。
コンポーネント ベースの分散トランザクション処理モニターの標準搭載
Microsoft Transaction Server 2.0 (以下Transaction Server) を標準で提供することにより、再利用可能なコンポーネントの組み合わせとしてアプリケーションを作成することができ、3 階層クライアント/サーバー システムの開発生産性が向上します。また、PC サーバーでトランザクション処理が行えるようになります。
非同期通信を行うメッセージ キューイングを標準搭載
Microsoft Message Queue Server 1.0 (以下Message Queue Server) を標準で提供することにより、WAN (Wide Area Network) やリモート アクセスなど、ネットワークが常に接続されているとは限らない環境で、信頼性の高い非同期通信が行えます。
Web サーバーの機能強化
Internet Information Server (以下IIS) の新バージョン 4.0 は、性能と信頼性が向上するとともに、Transaction Server と統合されています。このため、インターネット/イントラネットでトランザクション処理を行う”トランザクショナル Web サーバー”を実現しました。さらに、ディジタル証明書を発行する認証局を設置したり、Web サイトの利用状況をグラフィカルに分析するツールも備えています。
リモート アクセス サービス (RAS) の管理機能の強化
Internet Connection Services for Microsoft RAS は、ダイアルアップによるリモート アクセスの管理機能を向上し、リモート アクセスにかかる費用を削減します。
PC サーバーと Windows NT Server の進化
企業の業務をシステム化する方々にとって、業務の効率化、サービスの迅速な提供、既存資産の再利用、インターネットのような新しい利用形態への対応などの企業競争力を強化するための課題を解決するには、アプリケーションのコンポーネント化が最も有効なことが認識されつつあります。しかし、アプリケーションのコンポーネント化を進めるためには、アプリケーション開発モデルの簡易化、企業レベルで実行するための強固なインフラストラクチャが提供されなければなりません。Windows NT Server 4.0 は出荷時より、COM (Component Object Model)/DCOM (Distributed COM) に基づく分散オブジェクト ベースの実行環境を提供してきました。Transaction Server によりアプリケーションをCOM/DCOMコンポーネント化して開発、管理することが容易となり、それらオブジェクトのトランザクション処理が可能となります。これにより、今後は Transaction Server の基盤の上に分散コンポーネント ベースのアプリケーションが構築されていくようになります。
PC サーバーの性能向上と企業への浸透に伴い、PC サーバー上で基幹システムを構築したいというニーズが高まってきています。基幹システムにはトランザクション処理と高可用性(システムがダウンせず常に使用可能であること)が不可欠ですが、Transaction Server を Windows NT Server 4.0 の標準搭載機能とすることにより、標準的な PC サーバーでトランザクション処理が可能となります。また、Transaction Server と IIS が統合した”トランザクショナル Webサ ーバー”により、Web 型のアプリケーションでもマルチユーザーからのデータベースやメッセージキュー等複数リソースへの更新が可能となるため、基幹システムをイントラネットで構築することも可能となります。さらに、1997 年 11 月 2 8日に発売した Windows NT Server, Enterprise Edition 4.0 は、2 ノードのクラスタリングにより、サーバーに障害が発生した場合でもシステムを 24 時間 × 365 日稼動させることができます。
PC サーバーの利用形態が多様になるに伴い、WAN (Wide Area Network) 環境やリモート アクセスでの利用が増えてきています。時差のある支社との間や外回りの営業マンと本社システムとの間のデータ転送など、常時ネットワークが接続しているとは限らない環境でも、Message Queue Server の提供する非同期のメッセージ キューイングにより、信頼性の高い通信が可能となります。また、Internet Connection Services for Microsoft RAS はリモート アクセス サービスの設定を用意にすることにより、リモート アクセスにかかる費用を削減します。
Windows NT Server 4.0 の標準搭載機能
Option Pack は Windows NT Server 4.0 および Windows NT Server, Enterprise Edition 4.0 の標準搭載機能として位置づられけており、無償ダウンロードなどで入手可能です。入手方法については、こちらをご覧ください。
Option Pack により強化された Windows NT Server の機能については、こちらをご覧ください。
Option Pack の機能概要
基幹業務も構築できる分散オブジェクト環境を提供する Microsoft
Transaction Server 2.0
真のオブジェクト トランザクション モニターへと進化した Microsoft Transaction Server(MTS) が、業務アプリケーション開発に革新をもたらします。アプリケーションはすべて再利用可能なコンポーネントとして開発され、実行時には、基幹業務では必須のトランザクション処理が自動実行されます。従来のトランザクション製品のような複雑なAPIは一切不要で、開発者はビジネスロジックに集中できます。このメリットは Web アプリケーションの開発、実行で生かされます。MTS 2.0 は、IIS 4.0 との連携により、従来の情報共有型Webサーバーを業務システムが稼動できるプラットフォームに進化させます。多数ユーザーによるデータの同時更新がWebアプリケーションでも可能になり、インターネットによる受発注、チケット予約、株式取引、企業間取引などが安心して行えます。一度作成されたサーバーのアプリケーションは、ビジネス オブジェクトとして、クライアント/サーバーでもインターネット/イントラネットでも再利用できます。コンポーネント開発には、Visual Studio などの使い慣れたツールが使用できますから、開発の生産性を損ないません。
非同期通信による安全確実なデータ送受信をサポートするMSMQ
メッセージ キューイング機能をサポートする Microsoft Message Queue
Server(MSMQ) も追加。多様なネットワーク環境において、非同期通信による安全確実なデータ送受信を可能にします。MSMQ は、送られてきたデータを一時的にボックス(メッセージ
キュー)に保存し、受け手のプログラムがデータを処理できるタイミングで受け渡し処理を行います。これにより、モバイル環境や常に接続されているとは限らない WAN
(Wide Area Network) 環境でも確実なデータ送信が行えるようになります。
大幅に機能強化された IIS 4.0
IIS(Internet Information Server) も大幅に機能強化。MTS や MSMQ をサポートし、Active
Server Pages(ASP) から直接呼び出すことができるようになりました。トランザクション処理を含むアプリケーションも Visual
Basic や VB Script などで、容易に構築できます。Web サーバーとしての基本機能も充実し、We bページの表示、転送も HTTP
1.1 プロトコルによりさらに高速化されました。サーバープロセスの独立化によって、Webサーバーの安定性も飛躍的に向上しています。なお、ASP プログラムのデバッグ機能も追加されています。
IIS に付属するツール群も充実。ディジタル証明書を発行する認証局を作成できる Certificate
Server に加え、Site Server 2.0 の簡易版である Site Server Express も搭載。Web サイトの利用状況分析機能、ページ間のリンク解析やレポートを行う機能、およびコンテンツ
パブリッシング機能を提供します。
リモートアクセスの費用を削減する Internet Connection Services for
Microsoft RAS
Option Pack に含まれる Internet Connection Services for Microsoft RAS によって Windows NT Server の RAS(Remote Access Service) 機能も拡張されます。カスタマイズ可能なクライアントソフトウェア、集中管理の電話帳サービス、統合認証サービス、簡単な管理ツールを通じて、さらにリモートアクセスの費用を削減できます。
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