パフォーマンス集中型で、待機時間の影響を受けやすいファイル ワークロードをクラウドで実行するのは、困難を伴う場合があります。Azure NetApp Files を使用すると、企業の基幹業務 (LOB) およびストレージの担当者は、高パフォーマンスが要求されるファイルベースのアプリケーションを安心してクラウド上でホストすることができます。Azure NetApp Files は、さまざまなシナリオで、基盤の共有ファイル ストレージ サービスとして広く使用されています。これには、POSIX 準拠の Linux および Windows アプリケーション、SAP HANA、データベース、ハイパフォーマンス コンピューティング (HPC) インフラストラクチャとアプリ、エンタープライズ Web アプリケーションの移行 (リフトアンドシフト) が含まれます。
Azure NetApp Files の特長
圧倒的に高いファイル パフォーマンス
NetApp の業界トップレベルのテクノロジを活用して、Azure で最も要求の厳しい Linux および Windows ファイル ワークロードを実行できます。SAP HANA、HPC、LOB アプリケーション、ハイパフォーマンスのファイル共有、仮想デスクトップ インフラストラクチャ (VDI) などの複雑なエンタープライズ ワークロードに対して、ベアメタルのパフォーマンス、ミリ秒の待機時間、統合データ管理を実現します。
ストレージ管理を簡素化
使い慣れた Azure portal エクスペリエンス、CLI、PowerShell、または REST API を使用して、他の Azure サービスと同様に数分で設定し、シームレスに管理できます。NFSv3、NFSv 4.1、SMB 3.1.x など、1 つのサービスで複数のファイル ストレージ プロトコルがサポートされており、さまざまなアプリケーションのリフトアンドシフトのシナリオが実現します。コードを変更する必要はありません。
確実な移行を実現
業界トップレベルのセキュリティとコンプライアンスのポートフォリオを安心してご利用いただけます。この領域での重要な機能としては、保存時の FIPS 140-2 準拠のデータ暗号化、ロールベースのアクセス制御 (RBAC)、Active Directory 認証、ネットワークベースのアクセス制御リスト (ACL) のエクスポート ポリシーなどがあります。
Azure NetApp Files ウェビナー シリーズに参加すると
Azure の利用がさまざまなワークロードへ広がる中、ストレージに対してもより高機能、高性能なものが強く求められるようになりました。このニーズに対応するため、Azure では NetApp 社の技術をネイティブ サービスとして取り入れた Azure NetApp Files というサービスを展開しています。このサービスにより、25 年以上にわたり 30 万を超えるユーザーで使われているという NetApp 社 ONTAP の機能を、Azure の中で完全にマネージド サービスとして利用いただくことができます。その代表的な利用シーンの情報を技術的な視点から学ぶことができるのが、本ウェビナー シリーズです。