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上級編: 中小企業のリモートワーク お悩み Q&A

上級編

Q.1 BCP (事業継続) 対策としてリモートワーク体制を構築したいのですが、セキュリティ対策に不安があります。

クラウドバックアップと復元、データセキュリティ、アクセス制御、BCPプロセスアイコン

A. 高セキュリティのクラウドサービスを利用することをお勧めします。

リモートワークの課題として挙げられることが多いのがセキュリティ対策です。サイバー攻撃や情報漏洩を防ぐには、高セキュリティのクラウドサービスを利用することが大切です。また、情報を紙で持ち歩くこともリスクになるため、すべての業務をデジタル化し、セキュリティの担保されたクラウドサービスで管理することをお薦めします。

コンビネーションロック、南京錠、セキュリティシールドを備えたクラウドを特徴とするクラウドセキュリティのイラスト。

Q.2 リモートワークの対象範囲を広げるにあたり、情報漏洩が心配です。

クラウドバックアップと復元、アクセス制御アイコン

A. マルウェア対策、盗難時対策などに加えて、IT 管理が鍵になります。

マルウェア対策、デバイス紛失盗難時の対策などの基本的な対策はもちろん、リモートワークではなにを可能にして、なにを不可能にするのかを設定し、管理できるようにしておくことが重要です。「誰に」「どの ID で」「どのデバイスから」「どのような情報に」アクセスをすることを許可するのか。ダウンロードはできるのかできなのかといった設定・管理を厳重に行いましょう。

ラップトップ、ユーザー プロファイル、およびロックで保護されたパスワードを使用したユーザー認証を示す図。

Q.3 リモートワークに社員が所有するスマートフォンや PC などを転用してもよいのでしょうか?

クラウドバックアップと復元、データセキュリティ、BCPプロセスアイコン

A. 必要なセキュリティ対策をすれば、問題ありません。

Q.2 リモートワークの対象範囲を広げるにあたり、情報漏洩が心配です。 でお答えしたセキュリティ対策をしておけば問題ありません。むしろ、大規模災害や感染症の流行といった不測の事態で急遽出社できなくなった場合に、BYOD (Bring Your Own Device) と呼ばれる個人所有のデバイスを利用することで事業を継続できるケースも考えられます。また、複数台のデバイスを持ち歩く手間が省けたり、社外でのすきま時間を有効に使えたりと、生産性の向上も期待できます。BYOD をリモートワークに採用する場合は、費用負担や使用ルールなどを規定しておくことも大切です。

ノートパソコンを使用する人

Q.4 BCP (事業継続) 対策に効果的なサービスには、どんなものがありますか?

A. クラウドボイスサービスの利用が有効です。

緊急事態で全社員が会社に出勤できない状態でも社用電話に応対できるクラウドボイスサービスが便利です。お客様からの電話による問い合わせにもリモートで対応できるため、BCP対策としてとても有効です。

クラウドベースの通話を表す雲を背景にした「音声通話」画面が表示されているスマートフォンのイラスト。

おすすめのソリューション

こんな課題の解決に役立ちます

高いセキュリティ環境でビジネスを守る Microsoft 365 Business Premium

すべての業務をリモートで行える規模の改革を目指す企業には、Microsoft 365 Business Premium がお薦めです。

建物を含む雲のアイコンには、セキュリティを象徴する鍵と盾が表示されます。

Microsoft 365 Business Premium なら、ひとりあたり 1 日約 73 円 (月額 2,180 円) から導入でき、1 ライセンスにつきひとりあたり最大 5 台の PC、5 台のタブレット、5 台のスマートフォンに Office アプリケーションをダウンロード可能で、常に最新版の Office デスクトップ アプリケーションを利用することができます。そして一番の特長は、リモートワークに欠かせない高度なセキュリティ機能です。

Microsoft 365 Business Premium には、Microsoft 365 Business Standard のフル機能にプラスして、マルウェアやウイルス感染を未然に防ぐ削除、フィルタリングサービス、デバイス盗難・紛失時の情報漏えい防止などのセキュリティ機能が搭載されているので、サイバー攻撃からデバイスやアプリを保護し、機密情報の漏洩を防ぐことができます。

Microsoft 365 Business Premium は国内にあるデータセンターで運用されるクラウドサービスのため、BCP 対策にも有効です。安心・安全なリモートワーク環境をオールイン機能で導入されたい場合には、この Microsoft 365 Business Premium が最適です。 

クラウドボイスサービス Microsoft 365 Business Voice

Microsoft 365 Business Voice は、既存の社内電話設備を維持しながら、Microsoft Teams で会社の電話同様に公衆電話網からの着信呼を受けることができる機能です。社員全員がリモートワークしているような状況でも、既存のグループ代表番号への着信を一元的に受けることができるので、着信時に対応可能な人が応対し、保留・転送などの操作も行うことができます。

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ビジネス VoIP ソリューションを使用して電話会議を行っている 3 人。

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リモートワーク移行後のセキュリティが心配な方に対策とポイントを紹介します。

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