決済環境が変化する中、さらなる飛躍に向けて変革を進める JCB。生成 AI 活用では、レベル 1: 日常業務の効率化、レベル 2: 組織内の個別業務への適用、レベル 3: お客様向けサービスへの適用に分けて取り組みを進めている。レベル 1 の実現では、日常業務の効率化・生産性向上のための生成 AI を必要とした。
同社の従業員は日常業務で Word、Excel、PowerPoint などを利用。Microsoft 365 Copilot (以下、Copilot) は、使い慣れたタスクバーに Copilot アイコンが表示され、それをクリックするだけで利用できる。Copilot の導入時には、Microsoft 365 の製品条項やデータ保護規約を同様に参照することができ、スムーズにリスクアセスメントを終わらせることができた。
2024 年 6 月に Copilot 本格導入後、直近 (2025 年 3 月現在) で半年間平均 83% という高い月間利用率 を実現。また 2025 年 1 月に、ユーザーに実施したアンケートの結果、よく使用されるケーストップ 5 のユースケース合計で 1 人当たり平均約 6 時間 / 月の時間削減等による業務効率化が図れたことがわかった。2025 年度全社員(時給制契約社員を除く) に対し、Copilot ライセンス配布を計画中。
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