DX が進むことで医療機関が持つ電子健康記録 (EHR) の活用は進みつつあるものの、日常における個人健康記録 (PHR) が得られていないことに課題を感じていた。PHR を活用できれば、より包括的な医療体制が整えられ、患者さまに利便性のある医療サービスを提供できると考えた。
Microsoft Azure 上に構築された PHR プラットフォームをベースとした PHR 活用アプリ「HOSPA」を開発。院内の各部門が協力して機能や使用法をブラッシュアップし、健康手帳、受診履歴、来院予約の確認、各種呼び出し機能などを提供できるようになった。
高齢者や子ども世代を含む約 4100 名 (2025 年 2 月現在) のユーザーを獲得。呼び出し機能の活用による待ち時間の有効利用や、次回予約の確認を実現。ユーザーの反応もよく、院内業務の効率化にもつながると期待されている。今後は健康情報の取得・活用を進めていく。
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