厚生労働省が 2022 年より推進している「医療DX令和ビジョン2030」。ここには「2030 年までに電子カルテ普及率 100%」という目標が盛り込まれています。これを実現するには、電子カルテ未導入の医療機関やこれから開業するクリニックでも、手軽に導入および運用できる電子カルテが不可欠。そのためにウィーメックスは、完全クラウド型のクリニック用レセコン一体型クラウドカルテ「Medicom クラウドカルテ」を開発しました。
クラウド基盤には Azure を採用。その理由は、社内の開発エンジニアが .NET や C# での開発に慣れておりスキルセットにマッチしたことと、他のサービスでも Azure を利用しておりそれらとの連携が容易になると考えられたからでした。また Azure には必要な機能が揃っているためセキュリティを担保したサービスの実現が容易なことや、柔軟性や拡張性が高く、プロジェクトの規模や要件の変化にスムーズに対応できる点も評価されています。
Azure のさまざまな機能を活用し、高いセキュリティを担保したサービスとして、直感的に使える画面設計、AI 自動算定機能搭載によるレセプト算定/会計の効率化、確実な医療 DX 対応・サポートという、3 つの特長を備えた電子カルテを実現しています。ユーザー数の増大に対して段階的にスケールし、リソースの柔軟性や拡張性も高いため、プロジェクトの規模や要件の変化にスムーズに対応。さらに強力な認証基盤によりユーザー管理の効率化と運用負荷を軽減し、医療体験を向上させる DX の実現を目指しています。
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