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2025/10/22

セガサミーグループが進めるグローバル展開において、Microsoft 365 E5が提供する安全と安心

デジタル戦略の推進には、海外拠点を含め企業ごとに行う IT 施策や DX 施策を重視しながら、全体の IT 戦略や共通施策を統括する体制が重要です。また、システムを安全安心に利用でき、さらに生成 AI などの新しい技術を活用することも必要になっていました。

Microsoft 365 は、グローバル規模での社内コミュニケーションを円滑に行うための重要なツール。Microsoft 365 は利便性とセキュリティのバランスを高い水準で実現し、安心して利用可能な環境を整備できる点が大きな利点です。

全拠点において同一のテクノロジーと共通言語による業務遂行が可能になりました。また、社内向け生成 AI サービスにより、Teams 上から容易に生成 AI を利用できる仕組みが整えられ、さらに基盤の統合により、セキュリティリスクへの対応速度が向上しました。

SEGA Sammy

世界中へ展開されるデジタルコンテンツ、安全安心なシステム基盤の提供が重要に

セガサミーグループは「感動体験を創造し続ける ~社会をもっと元気に、カラフルに。〜」をGroup Mission/Purposeに掲げ、エンタテインメントコンテンツ事業、遊技機事業、ゲーミング事業をしています。グループは国内43社、海外87社で構成されており、2025年3月期における連結売上高は4,289億円、連結従業員数は8,147人に達しており、日本を代表する総合エンタテインメント企業グループです。

エンタテインメントコンテンツ事業では、ゲームコンテンツから映像、トイに至るまで多種多様な “ 遊び ” を提供し、多方面のメディア展開を通じてIPの価値を高めながら、世界中のユーザーに感動体験を提供しています。遊技機事業では、パチンコ・パチスロの開発から販売までを手がけ、既成概念を覆す数々の “ 業界初 ” を生み出しています。ゲーミング事業では、統合型リゾートの運営とカジノ機器の開発により “ 非日常 ” の感動体験を創造しています。

そんなセガサミーグループの全社的ITガバナンスおよびデジタル戦略立案・実行を管掌するのがITソリューション本部です。当部門は、国内外全グループ会社に対してネットワーク設計・運用管理、セキュリティポリシー策定・適用、ユーザー教育及びクライアントサポート、業務系・基幹系情報システムの開発など、統合的なITサービスを提供し、さらには各グループ会社によるIT施策の全社調整・統括も担っています。

上席執行役員 ITソリューション本部長 加藤 貴治 氏は次のように述べています。

「当社は、さまざまな事業体が集合しているコングロマリット企業です。デジタル戦略を推進するうえでは、海外拠点を含め企業ごとに行う IT 施策や DX 施策を重視しながら、全体の IT 戦略や共通施策を ITソリューション本部が統括するという体制が重要だと考えています。
特に近年は、スマートデバイスの普及もあり、アニメーションやゲーム等のデジタルコンテンツは海外市場を中心に著しく拡大しています。

グローバル規模でのコンテンツ配信には、高度な情報セキュリティと可用性を確保したシステム基盤が必要不可欠です。また、生成AI等の先端技術活用もデジタルコンテンツ品質向上に寄与しています。
グループのITエンジニアは日本国内のみならず北米・欧州にも在籍しておりますが、全事業所へのITリソース配置は現実的ではないため、ITソリューション本部がリモートによるセキュアなIT環境を包括的に提供しています」(加藤氏)。

こうしたグローバルコミュニケーションおよびデジタル利活用、セキュリティ高度化の基盤として、Microsoft 365 E5 の積極的な導入・活用を進めています。

“グローバル規模でのコンテンツ配信には、高度な情報セキュリティと可用性を確保したシステム基盤が必要不可欠です。また、生成AI等の先端技術活用もデジタルコンテンツ品質向上に寄与しています。”

加藤 貴治 氏, 上席執行役員 ITソリューション本部長, セガサミーホールディングス株式会社

Microsoft 365の継続的活用による、コミュニケーション最適化とセキュリティ強化の実現

セガサミーでは、以前からMicrosoft 365 をコミュニケーション基盤として活用してきました。2000 年代には Microsoft Office スイートおよび Active Directory ( AD ) を導入し、2010 年代においては、Office 365 E3 および Skype for Business (旧称: Microsoft Lync) を採用するなど、段階的なシステム刷新を実施しています。

Microsoft 365 がリリースされると Microsoft E3および Microsoft Teams へ移行し、ID 管理基盤も Azure AD (現 Entra ID)へ統合。オンプレミス環境からクラウドへの円滑な移行を推進していきました。
加藤氏は、Microsoft 365採用の背景について、次のように述べています。

「Microsoft 365 は、グローバル規模での社内コミュニケーションを円滑に行うための重要なツールです。その一方で、安全性の担保は必須要件です。
利便性とセキュリティは相反する要素もありますが、Microsoft 365 は両者のバランスを高い水準で実現し、安心して利用可能な環境を整備できる点が大きな利点です。こうした理由から、契約更新時に Microsoft 365 E5 へのアップグレードを決めました」( 加藤 氏 ) 。

2025 年 4 月に Microsoft E3 から Microsoft E5 へのアップグレードを実施。これにより、E5 が提供する多彩なセキュリティ機能が活用できるようになり、グローバルなコミュニケーションのさらなる活性化や、生成AIなどの最新技術の活用を加速できる体制が整いました。

“Microsoft 365 は、グローバル規模での社内コミュニケーションを円滑に行うための重要なツールです。その一方で、安全性の担保は必須要件です。利便性とセキュリティは相反する要素もありますが、Microsoft 365 は両者のバランスを高い水準で実現し、安心して利用可能な環境を整備できる点が大きな利点です。”

加藤 貴治 氏, 上席執行役員 ITソリューション本部長, セガサミーホールディングス株式会社

Entra ID × Microsoft 365 によるセキュアで統一されたグローバル業務基盤の実現

近年、利便性とセキュリティ双方の観点から、極めて重要な基盤となっているのが、Microsoft Entra ID です。
セガサミーでは 2023 年にオンプレミスの AD と Azure AD(現 Entra ID) を組み合わせた構成から Entra ID に統合する構成に移行し、さらに 2025 年にはグローバルの統合認証基盤として本格展開しました。

「日本本社をヘッドクォーターとし、各拠点で個別に構築した Azure テナントを包括的に管理する体制を整備しました。グローバルに統一されたセキュリティおよび運用標準を策定し、それぞれのテナント単位で展開・適用することで、確実なガバナンスを実現しています。こうしたマルチテナント環境における一元的な管理の実現こそが、Entra ID の最大の強みと言えるでしょう。
Entra ID を基盤とした Microsoft 365 のグローバル展開により、全拠点において同一のテクノロジーと共通言語による業務遂行が可能となっています。Microsoft 365 および Entra ID の活用を通じ、グローバル規模でのマイクロソフトの卓越した技術力と展開力を改めて実感しています。
( 加藤 氏 )。

“Entra ID を基盤とした Microsoft 365 のグローバル展開により、全拠点において同一のテクノロジーと共通言語による業務遂行が可能となっています。Microsoft 365 および Entra ID の活用を通じ、グローバル規模でのマイクロソフトの卓越した技術力と展開力を改めて実感しています。”

加藤 貴治 氏, 上席執行役員 ITソリューション本部長, セガサミーホールディングス株式会社

社内の生成AI活用の加速とPurview活用によるデータ保護の強化

セガサミーではグローバルなコミュニケーション基盤の整備と先端技術導入が進められています。ITコミュニケーション部 石森 拓郎 氏は、次のように述べています。

「海外マーケットにおけるデジタルコンテンツの広がりとともに、社内でのデータ利活用も増加しています。社内では、これまでPower BI を広く活用していましたが、E5 へのアップグレードにより Power BI Pro が利用可能となり、データ活用の幅が拡大しました。
また、コロナ禍以降の働き方の変化に伴い、Teams の利用者も増加しており、現在は、全社員がTeamsを利用可能です。これによって生成AIとの連携による新しい業務支援サービスも可能になっています」( 石森 氏 )。

現在、国内約8,000アカウントのMicrosoft 365ライセンスのうち、およそ6,000アカウントがすでにE5へアップグレード済みです。AI分野ではAzure OpenAI Servicesを活用したTeams上の生成AIチャットボットを開発・社内展開し、さらに800ライセンスのMicrosoft 365 Copilotも運用しています。

「社内向け生成 AI サービスは「SS-GPT(セガサミーGPT)」と呼ばれ、知財を含む社内情報を収集・ベクトル化し、Teams 上から容易に生成 AI を利用できる仕組みが整えられています。Azure OpenAI と Teams との連携も円滑であり、Entra ID を活用して AI モデルへのセキュアなアクセスと認証体制の構築を行っています。Copilot は希望者に提供しており、複数部署から利用申請が寄せられています」( 石森氏 )。

 こうしたデジタル活用に欠かせないのがデータセキュリティです。E5への移行によって各種セキュリティ機能が強化され、安全なデータ活用や生成AIの利用が広がっています。

「例えば、E5 にアップグレードしたことで、 Purview による高度なデータガバナンス・保護が実現しました。重要情報の利用状況把握や秘密度ラベルを使った多層的なデータ保護施策も推進しています。さらにチャットボットにはハルシネーション防止や不適切情報検出のため、Azure AI Content Safetyも導入し始めました」( 石森 氏 )。

“例えば、E5 にアップグレードしたことで、 Purview による高度なデータガバナンス・保護が実現しました。重要情報の利用状況把握や秘密度ラベルを使った多層的なデータ保護施策も推進しています。さらにチャットボットにはハルシネーション防止や不適切情報検出のため、Azure AI Content Safetyも導入し始めました。”

石森 拓郎 氏, ITソリューション本部 ITコミュニケーション部 次長, セガサミーホールディングス株式会社

Microsoft Sentinel を活用したデータ利活用および生成 AI 脅威検出への取り組み

セガサミーにおけるグローバルセキュリティの取り組み状況について、グローバルセキュリティ推進室 宮地雅人氏は、次のように述べています。

「これまでは事業会社ごとにテナントが分かれていたため、セキュリティ面でさまざまな課題に直面していました。例えば、多要素認証 ( MFA ) の導入を全社標準としたい場合、SaaS での認証連携が単一テナントに限定されるケースがあり、事業会社によっては導入が困難となる状況が見受けられました。このような状況を受け、グループ全体での統合認証基盤を構築する取り組みがスタートし、最終的に Entra ID を採用するに至りました。他製品も比較検討しましたが、サービス間連携や Microsoft 365 との高い親和性、および海外拠点における実績を総合的に評価し、選定しました。加えて、Microsoft 365 E5 に Entra ID Plan 2 が含まれることにより、コスト効率にも優れています。Entra ID はハブ&スポーク構成にて展開し、各テナントの中核として機能しています」( 宮地 氏 )。

Entra ID および Microsoft 365 の導入・展開プロセスは、ITコミュニケーション部(AI 活用・コミュニケーション担当 石森氏)と グローバルセキュリティ推進室(セキュリティ担当 宮地氏)が連携して推進しています。

「グローバルセキュリティ推進室では、 ITコミュニケーション部が開発・導入したサービスのセキュリティ運用も担当しています。例えば、Microsoft 365 E5 では、セキュリティログの収集や脅威検出、インシデント分析などを行う Microsoft Sentinel の機能を利用できます。その Microsoft Sentinel の運用を当室が担当しています。海外からの Microsoft 365 へのアクセスに対し、Entra ID のリスクベース条件付きアクセスポリシーで検知し、Microsoft Sentinel で解析・アラート情報を ITコミュニケーション部と共有しています。また、Azure OpenAI Service 等のインフラ管理も当室が対応し、製品間・サービス間の高い親和性により、組織内の情報共有も円滑に実現しています」( 宮地 氏 )。

このような密接な社内連携は、海外拠点とのコミュニケーション強化にも寄与しています。Entra ID を活用した統合認証基盤の整備や Microsoft 365 のグローバル展開とともに、海外拠点との人材交流の活性化も進んでいます。

「統合基盤の構築により、セキュリティリスクへの迅速な対応が可能となりました。今後は、Microsoft Defender for Endpoint、Microsoft Defender for Identity、Microsoft Defender for Office 365 の導入も視野に入れ、更なるセキュリティ強化を図ります」( 宮地 氏 )

“統合基盤の構築により、セキュリティリスクへの迅速な対応が可能となりました。今後は、Microsoft Defender for Endpoint、Microsoft Defender for Identity、Microsoft Defender for Office 365 の導入も視野に入れ、更なるセキュリティ強化を図ります”

宮地 雅人 氏, ITソリューション本部 グローバルセキュリティ推進室 グローバルセキュリティ企画課 課長, セガサミーホールディングス株式会社

ネットワークセキュリティとデータセキュリティの強化施策

加藤 氏は、今後の施策について、次のように述べています。

「今後は、Entra ID を活用したクラウド ID 管理およびネットワークセキュリティの整備を推進し、E5ソリューションによる内部情報管理およびグローバル規模での情報流通を中心としたデータセキュリティの強化に取り組みます。また、Teams や Copilot を活用した生成 AI の導入にも挑戦する予定です。堅牢な E5 セキュリティ基盤があることで、新規プロジェクトにも積極的に着手できます。コミュニケーションとセキュリティは相補的な関係にあり、今後も両者を一体的に運用する方針です」( 加藤 氏 )。

さらに加藤 氏は、マイクロソフトの製品とサービスについて次のように評価しています。

「当社は多様な職種・職能を有し、パブリッククラウドやセキュリティ等、幅広いソリューションを活用しています。マイクロソフト製品の特長は、オープンテクノロジーを活用した高いソリューション連携性・接続性にあります。現状、クラウドやセキュリティ市場には多数の製品・サービスが存在しているため、単一技術やプラットフォームへ集約することは現実的ではありません。排他ではなく、多様なサービスとの連携を重視する姿勢は、当社の方針と一致します。」
( 加藤 氏 )。

加えて、サポート体制についても、最後にこのように話してくれました。

「マイクロソフトのエキスパートから親身なコンサルテーションを受け、課題解決に多大な支援を得ています。米国本社のナレッジを直接共有いただけること、日本国内でこの水準のサポートが受けられる点は非常に信頼性が高いです。クラウドやセキュリティ分野では頻繁なアップデートが発生し、対応難易度も増していますが、今後のアップデート方針や具体的な対応策に関するアドバイスが得られる点もマイクロソフトの優位性です。特に認証・アカウント管理・セキュリティ・コンプライアンス領域においては他社を凌駕しており、今後もビジネスに不可欠なパートナーとして継続して支援を期待しています」( 加藤 氏 ) 。

“クラウドやセキュリティ分野では頻繁なアップデートが発生し、対応難易度も増していますが、今後のアップデート方針や具体的な対応策に関するアドバイスが得られる点もマイクロソフトの優位性です。”

加藤 貴治 氏, 上席執行役員 ITソリューション本部長, セガサミーホールディングス株式会社

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