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Microsoft .NET Framework 4 の Web インストーラー パッケージでは、対象のコンピューターのアーキテクチャおよび OS 上で実行する場合に必要となる .NET Framework コンポーネントがダウンロードされ、インストールされます。 インストールにはインターネット接続が必要です。 Client Profile を使用して、.NET Framework 4 を対象とするほとんどのクライアント アプリケーションを実行します。
dotNetFx40_Client_setup.exe
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Microsoft .NET Framework 4 Client Profile には、.NET Framework 4 の機能のサブセットが用意されています。また、Client Profile は、クライアント アプリケーションを実行することを目的として、Windows Presentation Foundation (WPF) および Windows フォーム テクノロジを可能な限り高速に展開できるように設計されています。 Client Profile に含まれていない機能を必要とするアプリケーション開発者は、Client Profile ではなく、フルセットの .NET Framework 4 を対象にする必要があります。
以前のバージョンの .NET Client Profile は、.NET Framework をインストールしていない場合、XP x86 コンピューターでなければ使用できませんでした。 .NET Framework 4 を使用すると、以前のバージョンの Framework を備えているかいないかにかかわらず、サポート対象の OS やコンピューターのアーキテクチャで、Client Profile をインストールして .NET Framework 4 の高速な展開機能や改善された機能を活用できます。
Microsoft .NET Framework 4 Client Profile が提供する新機能と強化された機能は次のとおりです。
- 共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) および基本クラス ライブラリ (BCL) の機能強化
- パフォーマンスの改善。マルチコアのサポートの改善、バックグラウンドのガベージ コレクション、サーバーへのプロファイラーのアタッチなどが取り入れられています。
- 新しいメモリ マップト ファイルおよび数値型。
- より簡単なデバッグ。ダンプのデバッグ、ワトソン博士のミニダンプ、64 ビットでの混合モードのデバッグ、コードのコントラクトなどが取り入れられています。
- CLR および BCL の強化された機能の完全な一覧については、こちらをご覧ください。
- Visual Basic 言語および Visual C# 言語の刷新。ステートメント形式のラムダ、暗黙の行連結、動的ディスパッチ、省略可能な名前付きパラメーターなどが取り入れられています。
- データ アクセスおよびモデリングの機能強化
- 開発者は Entity Framework を使用することで、.NET オブジェクトおよび統合言語クエリ (LINQ: Language-Integrated Query) を使用してリレーショナル データベースを開発できます。 Persistence Ignorance と POCO のサポート、外部キーの関連付け、遅延読み込み、テスト駆動開発のサポート、モデル内の関数、新しい LINQ 演算子など、Entity Framework には多くの新機能があります。 このほかにも、自己追跡型エンティティによる n 層サポートの強化、T4 テンプレートを使用したカスタマイズ可能なコード生成、モデル優先の開発、デザイナーの操作性の向上、パフォーマンスの向上、エンティティ セットの複数形化などの機能があります。 詳細については、こちらを参照してください。
- WCF Data Services は、Web 上でデータを公開および使用するための Open Data Protocol (OData) を利用して、REST ベースのサービスおよびアプリケーションの作成を可能にする .NET Framework のコンポーネントです。 WCF Data Services には、強化された BLOB のサポート、データ バインディング、行数、フィードのカスタマイズ、プロジェクション、要求パイプラインの改善など、多くの新機能があります。 Microsoft Office 2010 との組み込み統合により、WCF Data Services クライアント ライブラリを使用して、Microsoft Office SharePoint Server データを OData フィードとして公開し、そのデータ フィードにアクセスすることができるようになります。 詳細については、こちらを参照してください。
- Windows Presentation Foundation (WPF) の機能強化
- Windows 7 のマルチタッチ機能、リボン コントロール、およびタスク バー拡張機能のサポートの追加。
- Surface 2.0 SDK のサポートの追加。
- グラフ コントロール、スマート編集、データ グリッドなどの新しい基幹業務コントロール。これにより、データ中心のアプリケーションを作成する開発者のエクスペリエンスが向上します。
- パフォーマンスとスケーラビリティの向上。
- テキストの可読性、ピクセル単位のレイアウトのスナップ、ローカライズ、および相互運用性における視覚的な改良。
- WPF の強化された機能の完全な一覧については、こちらをご覧ください。
- Windows Workflow (WF) の改良。開発者によるワークフローのホストと操作を支援します。 これには、アクティビティ プログラミング モデルの改良、デザイナーの操作性の向上、新しいフローチャート モデリング スタイル、アクティビティ パレットの拡張、ワークフローとルールの統合、新しいメッセージ関連付け機能などが含まれます。 .NET Framework 4 における WF ベースのワークフローのパフォーマンスも大幅に向上しています。 WF の強化された機能の完全な一覧については、こちらをご覧ください。
- Windows Communication Foundation (WCF) の改良。これには、メッセージング アクティビティを持つワークフロー プログラムに対応する WCF ワークフロー サービスのサポート、関連付けのサポートなどがあります。 また、.NET Framework 4 に新しい WCF 機能が追加され、サービス検索、ルーティング サービス、REST のサポート、診断機能、強化されたパフォーマンスなどが提供されます。 WCF の強化された機能の完全な一覧については、こちらをご覧ください。
- 革新的な新しい並列プログラミング機能。並列ループのサポート、Task Parallel Library (TPL)、並列 LINQ (PLINQ)、Coordination Data Structures など、開発者がマルチコア プロセッサの性能を活用できる機能が用意されています。
サポートされるオペレーティング システム
Windows 7, Windows 7 Service Pack 1, Windows Server 2003 Service Pack 2, Windows Server 2008, Windows Server 2008 R2, Windows Server 2008 R2 SP1, Windows Vista Service Pack 1, Windows XP Service Pack 3
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- Windows XP SP3
- Windows Server 2003 SP2
- Windows Vista SP1 以降
- Windows Server 2008 (Server Core の役割ではサポートされません)
- Windows 7
- Windows Server 2008 R2 (Server Core の役割ではサポートされません)
- Windows 7 SP1
- Windows Server 2008 R2 SP1
- サポートされるアーキテクチャ:
- ハードウェア要件:
- 最小限の推奨要件: Pentium 1 GHz 以上、512 MB 以上の RAM
- ディスクの最小空き容量:
- x86 – 600 MB
- x64 – 1.5 GB
- 必要条件 :
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- 重要: ご使用のコンピューターに Windows の最新のサービス パックおよび重要な更新プログラムがインストールされているかどうかを確認してください。 セキュリティ更新プログラムを検索するには、Windows Update にアクセスしてください。 64 ビット版の XP または Windows 2003 にインストールする場合は、Windows Imaging Component のインストールが必要になる場合があります。 32 ビット版の Windows Imaging Component は、ここからダウンロードできます。 64 ビット版の Windows Imaging Component は、ここからダウンロードできます。
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