Microsoft Sync Framework 2.1 ソフトウェア開発キット (SDK)
Microsoft Sync Framework は、アプリケーション、サービス、およびデバイスに対してコラボレーションやオフラインのシナリオを可能にする包括的な同期プラットフォームです。Microsoft Sync Framework を使用することで、ネットワーク上で任意のプロトコルを使用してあらゆるソースのデータを同期できるアプリケーションを構築できます。
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バージョン :
V2.1RTM
Date Published:
2024/6/13
File Name:
SyncSDK-v2.1-x64-JPN.msi
SyncSDK-v2.1-x86-JPN.msi
TraceFormat.zip
SyncFramework_2.1_ReleaseNotes.htm
File Size:
23.1 MB
22.6 MB
37.4 KB
28.5 KB
Sync Framework 2.1 では、コンピューター上の SQL Server データベースや SQL Server Compact データベースを SQL Azure データベースと同期するための新しい機能が導入されています。このリリースではさらに、パラメーターベースのフィルター選択、およびデータベースから同期スコープとテンプレートを削除する機能が導入されたほか、同期をすばやく簡単に行えるようにパフォーマンスの強化も行われています。
SQL Azure の同期
Sync Framework 2.1 では、Windows Azure Platform と SQL Azure データベースを利用することで、データの範囲を Web に拡大することが可能です。社内の SQL Server データベースを SQL Azure に同期することによって、社内の SQL Server データベースへの接続を顧客に提供しなくても、一部またはすべてのデータを Web 経由で提供できます。同期用に SQL Azure データベースを構成すると、データをオフラインで取得してクライアント データベース (SQL Server Compact や SQL Server Express など) に格納することが可能になります。これにより、接続していない状態でもアプリケーションが動作するため、顧客は信頼性のあるネットワーク接続がなくても生産性を維持することができます。現場で行われたデータへの変更は、SQL Server データベースに同期し、最終的に社内の SQL Azure データベースに同期できます。Sync Framework 2.1 には、Windows Azure および SQL Azure の共有環境と適切にやり取りするための機能もあります。これらの機能には、パフォーマンスの強化、スロットルを回避するためにトランザクションの最大サイズを定義する機能、および Windows Azure でスロットルが行われた場合にトランザクションを自動的に再試行する機能が含まれます。
Sync Framework では、柔軟に同期コミュニティを構築できますが、2 層アーキテクチャまたは N 層アーキテクチャを使用する 2 つの方法が一般的です。
- 2 層アーキテクチャ: Sync Framework をローカル コンピューターで実行し、インターネット インフォメーション サービス (IIS) などの中間層や Web サーバーを経由せずに、SqlSyncProvider オブジェクトを使用して SQL Azure データベースに直接接続します。
- N 層アーキテクチャ: Sync Framework データベース プロバイダーを Windows Azure でホストされたサービスで実行し、ローカル コンピューターで実行されるプロキシ プロバイダーと通信します。
変更の一括適用
Sync Framework 2.1 では、SQL Server 2008 および SQL Azure のテーブル値パラメーター機能を使用して、1 回のストアド プロシージャの呼び出しで複数の挿入、更新、および削除を適用できます。各変更を適用するためにそれぞれストアド プロシージャを呼び出す必要はありません。これにより、それらの操作のパフォーマンスが大幅に向上し、変更適用中のクライアントとサーバー間のラウンド トリップの回数を減らすことができます。一括プロシージャは、SQL Server 2008 または SQL Azure のデータベースを準備するときに既定で作成されます。
パラメーターベースのフィルター選択
Sync Framework 2.1 を使用すると、どのデータを同期するかを制御するパラメーターベースのフィルターを作成できます。パラメーターベースのフィルターは、多様な値を格納するフィールド (ユーザー ID や地域など) や複数のフィールドの組み合わせに基づいてデータをフィルター選択する場合に特に役立ちます。パラメーターベースのフィルターは 2 つの手順で作成します。最初にフィルターとスコープ テンプレートを定義します。次に、フィルター パラメーターに対する特定値を指定するフィルター選択されたスコープを作成します。2 つの手順から成るこのプロセスには、次の利点があります。
- 設定のしやすさ。フィルター テンプレートは一度に定義します。フィルター テンプレートの作成が、データベース サーバーにストアド プロシージャを作成する権限が必要になる唯一のアクションになります。通常、この手順は、データベース管理者が実行します。
- サブスクライブのしやすさ。クライアントは、必要に応じてパラメーター値を指定して、フィルター選択されたスコープを作成し、サブスクライブします。この手順には、データベース サーバーの同期テーブルに行を挿入する権限のみが必要になります。この手順は、ユーザーが実行できます。
- メンテナンスのしやすさ。いくつかのパラメーターを組み合わせて数多くのフィルター選択されたスコープを作成した場合でも、1 つのパラメーターベースのプロシージャを使用して変更を列挙できるため、メンテナンスが簡単です。
スコープとテンプレートの削除
Sync Framework 2.1 では、同期用に準備されたデータベースから同期要素を簡単に削除できるように、SqlSyncScopeDeprovisioning クラスと SqlCeSyncScopeDeprovisioning クラスが追加されています。これらのクラスを使用することによって、データベースからスコープとフィルター テンプレートに加え、関連付けられたメタデータ テーブル、トリガー、およびストアド プロシージャも削除することができます。
メタデータ形式のアップグレード
Sync Framework 2.1 では、データベース プロバイダーのメタデータ形式が変更されています。新しいメタデータ形式は、以前のバージョンのデータベース プロバイダーとは互換性がありません。新しいメタデータ形式にアップグレードすると、元に戻すことはできません。また、以前のバージョンのデータベース プロバイダーを使用して 2.1 形式のデータベースを同期しようとすると、Sync Framework により例外がスローされます。ただし、Sync Framework 2.1 の SqlSyncProvider クラスは、メタデータが 2.0 または 2.1 のどちらの形式であるかを検出し、下位互換性モードで動作して、2.0 形式のメタデータを含むデータベースを同期します。Sync Framework では、2.0 形式のデータベースを 2.0 形式または 2.1 形式のデータベースと同期することができます。したがって、同期コミュニティ内のすべてのデータベースを同時にアップグレードする必要はありません。たとえば、N 層アーキテクチャでは、サーバーの Sync Framework コンポーネントとデータベース メタデータ形式をアップグレードした後も、引き続き Sync Framework 2.0 を使用するクライアントと同期できます。クライアントは、その後、都合のよいときにアップグレードできます。
SQL Server Compact 3.5 SP2 との互換性
Sync Framework 2.1 SqlCeSyncProvider データベース プロバイダー オブジェクトは、SQL Server Compact 3.5 SP2 を使用します。既存の SQL Server Compact データベースは、Sync Framework から接続すると自動的にアップグレードされます。新しい機能の 1 つとして、SQL Server Compact 3.5 SP2 では変更追跡 API を使用できます。この API を使用すると、テーブルの変更の追跡を構成、有効化、および無効化したり、テーブルの変更追跡データにアクセスしたりできるようになります。SQL Server Compact 3.5 SP2 は、ここからダウンロードできます。
Sync Framework 2.1 再頒布可能パッケージ
SDK パッケージではなく Microsoft Sync Framework 2.1 再頒布可能ファイルをダウンロードするには、次のリンクをクリックしてください。 Microsoft Sync Framework 2.1 再頒布可能パッケージ
対応オペレーティング システム
Windows Server 2003, Windows Server 2008, Windows Vista, Windows XP
- サポートされているオペレーティング システム: Windows 7、Windows Server 2003 および R2、Windows Server 2008 および R2、Windows Vista、Windows XP SP3
- .NET Framework: マネージ コンポーネントを使用するには、.NET Framework 2.0 SP1 または .NET Framework 3.x が必要です。
- Sync Framework データベース プロバイダーを使用するには、SQL Server 2005 SP2 以降が必要です。
- 重要: このリリース バージョンをインストールする前に、Sync Framework のプレリリース版をすべてアンインストールしてください。これには、Sync Framework 2.0 CTP1 および Sync Framework 2.0 CTP2 も含まれます。Sync Framework 2.1 は、Sync Framework 1.0 および Sync Framework 2.0 とサイド バイ サイドでインストールし、操作することができます。SDK は、使用しているシステムに適したものをダウンロードし、インストールしてください。たとえば、x86 コンピューターを対象にした Sync Framework コンポーネントは、SyncSDK-v2.1-x86-JPN.msi に含まれています。
- 使用している Windows に、そのバージョンの最新の Service Pack および重要な更新プログラムが適用されていることを確認してください。最新のセキュリティ更新プログラムを確認するには、Windows Update にアクセスしてください。
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