女子高生がクリエイター女子を目指す！ 「プロデュース マイセルフ ラボ」プロジェクト

2021 年 3 月に実施されたシンデレラフェス。そのオンラインでの開催を支えているのが、チーム・シンデレラに所属するメンバーで構成された「Produce myself Lab.（プロデュース マイセルフ ラボ）」です。プロデュース マイセルフ ラボが目指すのは、「ICT をフル活用し、なりたい自分を探してクリエイティブな未来を拓く」こと。 Instagram Spark AR studio を使ってエフェクト制作や「Adobe Premier」を使って会場で流す映像をつくるほか、ブログ ツール「WordPress」での記事作成にも挑んでいます。

インタビューに参加してくれたのは、高校 2 年生で『EMMARY』編集長も務める小浜桃奈さんはじめ、ひなこさん（高 3）、moe さん（高 3）、はなさん（高 1）、あずさん（高 1）の 5 人。毎日「Microsoft Teams」での綿密なオンライン ミーティングを重ねながら、シンデレラフェスに向けて準備を積み重ねてきました。

それぞれ得意とする領域で、自分自身のやりたいこととスキルを追求する各メンバーの手元にあるのは、最新の Surface シリーズの PC 。動作の速さと持ち運びにもいい軽さを兼ね備えた Surface の機能のなかでも、彼女たちの心に響いたもののひとつが、タッチパネル / Surface ペンの操作でした。

一方で、マウス派のメンバーも。

「マウスの方が細かい作業はしやすいから、スマホではなく PC で作業したい」と言うのは、高校 3 年生の moe さん。彼女は Surface Book 3 を使ってさまざまな映像編集を担当しています。

すでに数年前から映像制作に興味があったという moe さんは、学校生活を送るなかで、体育祭や文化祭などの行事で撮影し、編集してきたと言います。その彼女がチーム・シンデレラへの参加を決めたきっかけには、新型コロナの影響がありました。

「やれることが制限されるなか、何かあたらしいことをやろうと思って」参加して、1 年。本格的に活動を続けるなかで、『EMMARY』の記事作成のための取材に同行してつくる VLOG において、 Surface Book 3 を活用しています。

Surface Laptop Go を使っている高校 1 年生のあずさんは、「JK ライター」として、『EMMARY』に掲載する記事作成を担当しています。PC 上で主に使うのはブラウザ上で動くコンテンツ編集ツールの「WordPress」です。

「記事をつくるときは、スマートフォンのメモ帳アプリで原稿のベースをつくることが多いです。そのあとで PC をつかって WordPress 上で写真を入れたりするのですが、WordPress での作業ができるようになったのは、Surface を手に入れてからのこと。自分で WordPress を使えるようになると、文字の色や大きさを自分で考えられます。自分の伝えたいことを見た目にも工夫して表現できるようになったのが、うれしいです」

プログラミングを担当している高校 3 年生のひなこさんは、プロデュース マイセルフ ラボきってのパソコン経験者。幼稚園のころからパソコンでゲームを楽しみ、小学生のときも Microsoft Word を駆使して創作小説を書いていたと言います。

プログラミング同様に、彼女はフェスに向けて、衣装の製作にも取り組んでいました。プログラムの目玉であるランウェイショーで実際にランウェイを歩くメンバーが着用するコーディネイトを、仲間数人とともに作成していた彼女。毎晩のようにメンバー同士をリモートでつなぎながらミシンを動かし、「フェスまで徹夜でがんばろう」と声を掛け合っていたと言います。