電力小売事業によって、全国 4,000 以上に上る顧客施設にコスト メリットのある電力を提供している株式会社グローバルエンジニアリング。この事業で極めて重要な役割を担っているのが、日々の電力需要を予測する業務です。従来は人手でデータを集めて計算が行われていましたが、予測に時間がかかることと、属人性が高いことが大きな課題になっていました。需要予測は会社の収益を大きく左右するため、安定的な予測を短時間で行うことが求められました。
需要予測システムの基盤として採用されたのが Microsoft Fabric です。データの取り込み・変換・蓄積・可視化をひとつのプラットフォームで実現し、機械学習モデルの更新、推論・予測・データ加工などのパイプラインを構築。予測モデルの作成・検証には Azure Machine Learning を組み合わせ、専門家不在の環境でもわずか 2 か月で 400 ~ 500 モデルを検証。Power BI による可視化までを Fabric 内で完結させ、データ活用基盤の内製化を実現しています。
この需要予測システムの提供によって、日々の予測業務に要する時間が半減。予測を間違えれば会社の収益に影響を与えてしまうという心理的な負担も軽減されました。予測精度も向上しており、平常時の予測誤差は以前に比べて 30 ~ 40% 低減しています。また Fabric でデータ基盤を構築したことで、データ活用も活発化。今後はさまざまなシステムのデータを Fabric の OneLake に集約していく計画です。
Microsoft をフォロー