ワード プロセッサとは
ワープロ ソフトのさまざまな機能と、ワード プロセッサがビジネスにおいて、どれほど必要不可欠な技術、ツールとなっているかについて、ご紹介します。
Microsoft Word による簡単な文書作成について知る
オンラインでも、オフラインでも利用できる世界的なコラボレーション ツールなので、いつでもチーム内で同期されてお使いいただけます。
ワード プロセッサとは
ワード プロセッサは、テキスト ドキュメントの作成、保存、印刷の機能を備えたデバイスまたはソフトウェア プログラムです。ユーザーは、テキストの記述と変更、画面での表示、電子的な保存、印刷出力を実行できます。
ワープロ ソフトは、世界でも最もよく使われるテクノロジ ツールのひとつであり、履歴書やカバー レターの作成、ビジネスの書簡、ブログ記事、小説などを作成できます。
従来、ワード プロセッサは、特定の台数のコンピューターにダウンロードされたコンピューター アプリケーションでした。しかし、クラウド コンピューティングが普及する中で、ブラウザーベースのワード プロセッサも一般的になっています。これらは通常、従来のプログラムが備えていた高度な機能には対応していませんが、リアルタイムでの共同作業については、より高い柔軟性と機能を備えています。
ワープロ ソフトのさまざまな機能について、続けて詳細をお読みください。
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テキストの操作
あらゆるワード プロセッサのメインとなるのは、挿入、切り取りと貼り付け、コピーなど、ドキュメント内のテキストを操作する機能です。より高度な機能として、入力中の行がテキストで一杯になるとプログラムが自動的に次の行に移動させる、単語の折り返しなどがあります。テキストをすばやく入力、編集、移動できる機能こそが、あらゆるコンピューター ユーザーにとって文書作成プログラムが貴重なツールとなっている理由です。
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フォントの指定
ワード プロセッサのもう 1 つの標準機能は、ドキュメント内のフォントの見た目を変更できる機能です。ほとんどのプログラムでは、テキストに太字や斜体、下線を適用したり、フォント サイズを変更したりできます。通常はさまざまな書体を利用できるため、手書きの文章よりも統一感があり読みやすいドキュメントを作成するのに役立ちます。
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ページ レイアウト
ほとんどのワープロ ソフトでは、作成中のドキュメントのレイアウトを変更できます。これには、ページ サーズ、余白、インデントの変更や、列の追加が含まれます。ヘッダーとフッター、ページ番号を作成するオプションが用意されている場合もあります。
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グラフィックス
基本的なワード プロセッサでは、単純な表、グラフ、番号付きリストを追加する機能が用意されている場合がありますが、より高度な機能を備えたプロセッサでは、視覚的要素の追加という点で、より幅広いオプションが提供されます。イラストや、より複雑なグラフ、さらには動画を埋め込めるものもあります。これらのグラフィックスは、ワープロ ソフト内で作成できる場合と、別のプログラムで作成してからコピーする場合があります。
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共同作業のツール
ブラウザーベースのワード プロセッサでは、複数のユーザーが同じドキュメントで簡単に共同作業を行えます。たとえば、Office.com の Word では、変更のトラッキング、コメントの入力、他のユーザーに対するタグ付けやタスクの割り当て、ドキュメントの以前のバージョンの確認を行えます。複数の大陸にまたがってユーザーが共同作業する必要がある場合には、こうした共同作業のツールは重要です。
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スペルと文法のアシスタント
ほとんどの文書作成プログラムは、組み込みのスペル チェック、基本的な文法チェックの機能を備えています。検索可能なシソーラスが搭載されている場合もあり、言葉の選択を提案させることができます。しかし、さらに堅牢な編集機能を備えているプロセッサもあります。たとえば、Microsoft エディターは、スペルや文法の誤りをチェックするだけでなく、より明確な表現にできる領域の提案、類義語に関するオンライン ソースのチェック、ドキュメントの読みやすさの評価も行います。
ワープロ ソフトの利点
ワープロ ソフトは、必須のテクノロジとなっています。ワード プロセッサは、自宅か職場かにかかわらず、文書作成にかかる時間を節約し、読みやすいテキストを書くのに役立ちます。さらに、クラウド同期によって、世界各地のユーザーがリアルタイムに共同でドキュメントを作成できます。
テキスト エディター、ワード プロセッサ、DTP ツールの比較
ワード プロセッサとは
ご説明したように、ワード プロセッサは、テキスト ドキュメントの作成、保存、印刷の機能を備えたデバイスまたはソフトウェア プログラムです。ユーザーは、テキストの記述と変更、画面での表示、電子的な保存、印刷出力を実行できます。これらのプログラムは、テキストに重きを置いたドキュメントを作成する必要がある、平均的なユーザーに適したツールです。テキスト エディターや DTP ツールと比べると、ほとんどのユーザーは、ワード プロセッサの機能は日常的なニーズに適していると感じるでしょう。
テキスト エディターとは
テキスト エディターは、ワード プロセッサの簡易版であり、プレーン テキスト形式のファイルを開き、表示、編集することができます。テキストの書式設定ではなく、編集だけに重点を置いています。Microsoft メモ帳のようなテキスト エディターは主に、ソフトウェア プログラマーや Web 開発者に使用されています。これらのプログラムは、プログラミング言語やマークアップ言語での記述と編集を行いやすく、ソース コードをすばやくシンプルに記述したり、ソース コードを簡単に読んだりする必要があるユーザーに最適です。
DTP ツールとは
その対極にあるのが DTP ツールです。これらのシステムは、多くの点でワード プロセッサよりも高度なレイアウト機能を持ち、ドキュメントの視覚的なレイアウトに重点が置かれています。DTP ツールでは、プロフェッショナルなデザイナーが、レイアウトや色などを細部にわたってデザインすることで、テキストとグラフィックスを含めた商用印刷を前提とした高品質なドキュメントを作成できます。
適切なワード プロセッサの選択
- プログラミング言語で作業することが多いですか?
- グラフィック要素を多く扱いますか?
- 他の執筆者と共同作業する必要がありますか?
もちろん、Windows、macOS、Android、またはそれ以外の場合でも、使用するオペレーティング システムに対応したワード プロセッサを選択してください。
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