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Windows 10: Windows Update の主な変更点

先日、Windows 10: 問題を起こした更新プログラムやドライバーを Windows Update で一時的にインストールされないようにするツールの紹介のブログでもご案内したとおり、Windows 10 では、これまでのバージョンの Windows のように更新プログラムをインストールしないオプションがなくなり、最新の更新プログラムやドライバーが Windows Update により自動で提供・インストールされることで、お使いの PC やデバイスを常に最新に保つようになっています (図 1)。

](https://msdnshared.blob.core.windows.net/media/TNBlogsFS/prod.evol.blogs.technet.com/CommunityServer.Blogs.Components.WeblogFiles/00/00/00/61/20/3513.Win10_2.png)
図 1: Windows 10 の Windows Update の設定画面 ([スタート] メニューから [設定] - [更新とセキュリティ] をクリック)

Windows 10 上の Windows Update では、他にもいくつか変更点がありますので、今日は改めて、Windows 10 上の Windows Update における主な変更点をご案内したいと思います。

再起動をスケジュールする

Windows 10 では、更新プログラムのインストールについて再起動のタイミングを設定できます。図 2 のように、[詳細オプション] 画面では、再起動のタイミングについて、[自動 (推奨)] か [再起動の日時を設定するように通知する] を選択でき、後者を選択すると、再起動の日時を最大 7 日後までの間で設定することができます (図 3)。

図 3: 図 2 で [再起動の日時を設定するように通知する] を選択した場合、日時を設定できる

アップグレードを延期する

[詳細オプション] 画面で、[アップグレードを延期する] のチェックをオンにすると、Windows Update のブランチが CB (Current Branch) から CBB (Current Branch for Business) へ変更されます。これにより、Windows の新機能がリリースされて最大 8 か月間ダウンロードまたはインストールが行われなくなります。セキュリティ更新プログラムはこの影響を受けません。このオプションは企業向けに想定されており、Home Edition では利用できません。直ちに新機能などを自社環境で検証できない場合のための猶予期間となります。

関連情報: Windows 10 でのアップグレード延期
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-10/defer-upgrades-in-windows-10

配信の最適化

[詳細オプション] 画面で、[更新プログラムの提供方法を選ぶ] をクリックすると、複数の他のマシンから更新プログラムやアプリをダウンロードするための設定が行えます (図 4)。自身の PC からローカル ネットワーク上の PC またはインターネット上の PC に送信することもできます。この機能は、インターネット接続が不安定な環境でのダウンロード時間を短縮したり、複数 PC を所有する場合などにネットワークの帯域を最適化するために提供された機能です。

関連情報: Windows Update の配信の最適化に関する FAQ
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-10/windows-update-delivery-optimization-faq

この機能がオンの場合、ローカル ネットワーク上の PC もしくはインターネット上の PC から更新プログラムやアプリを取得したり送信したりできます。[ローカル ネットワーク上の PC とインターネット上の PC] を選択した場合は、ローカル ネットワークがインターネットより優先されます。利用可能な PC がない場合は Microsoft のサーバーからダウンロードします。

配信の最適化はローカル キャッシュを作成し、ダウンロード済みのファイルをそのキャッシュに短期間保存します。それらのファイルを細かく分割したものを、Windows がユーザーの設定に応じて、ローカル ネットワーク上またはインターネット上の、同じファイルをダウンロードする他の PC に送信します。Windows Update と同様、他の PC からダウンロードされる更新プログラムやアプリの分割後の個々のデータは、Microsoft から安全に取得される情報を使ってインストール前に信頼性がチェックされます。また、配信の最適化を使用して個人用コンテンツをダウンロードしたり送信したりすることはできません。

なお、IT 管理者は、管理用テンプレート (.admx) を用いてグループ ポリシーで設定することもできます。

参考情報: グループ ポリシーを使用して Windows 10 で Windows Update の配信の最適化を構成する方法
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3088114
※現時点では本設定の表記は英語のみとなります。

グループ ポリシーで利用可能なオプションは、一般ユーザーで可能な設定より詳細です。

HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\DeliveryOptimization!DODownloadMode
_0= オフ
1= 同一 NAT 内の PC のみ
2= ローカル ネットワーク / プライベート ピアリング (既定では同じドメイン内の PC 間)
3= インターネット ピアリング_

最後に、上記変更点に加え、Windows 10 の Windows Update では [オプション] 分類の更新プログラムがなくなっていることも補記しておきます。

こちらのブログと併せて Windows Update の変更点をご確認いただき、ご自身の PC の利用方法に合わせて、最適な方法を選択してご利用ください。

Windows 10 関連ブログ

Windows 10: 問題を起こした更新プログラムやドライバーを Windows Update で一時的にインストールされないようにするツールの紹介 (2015/07/31)

Windows 10、Microsoft Edge、初めての月例セキュリティ リリース – 読み解き (2015/08/12)

Windows 10: Wi-Fi センサー (Wi-Fi Sense) とは? 正しく理解して使用してみよう (2015/08/21)

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