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2026 年 6 月のセキュリティ更新プログラム (月例)

2026 年 6 月 9 日 (米国時間) 、マイクロソフトは、マイクロソフト製品に影響する脆弱性を修正するために、セキュリティ更新プログラムを公開しました。影響を受ける製品をご利用のお客様は、できるだけ早期にセキュリティ更新プログラムを適用してください。なお、マイクロソフト製品では、一部の例外を除き既定で自動更新が有効になっており、自動的にセキュリティ更新プログラムが適用されます。最新の情報は、セキュリティ更新プログラム ガイド を確認してください。

 

なお、今月の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」では、このツールで削除できる悪意のあるソフトウェアが追加されています。詳細は、対象のマルウェアファミリ を参照してください。


■ セキュリティ更新プログラム、セキュリティ アドバイザリに関する主な注意点

  • 今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、以下の脆弱性は更新プログラムが公開されるよりも前に悪用が行われていることや脆弱性の詳細が一般へ公開されていることを確認しています。お客様においては、更新プログラムの適用を早急に行ってください。脆弱性の詳細は、各 CVE のページを参照してください。
    • CVE-2026-49160 HTTP.sys のサービス拒否の脆弱性
    • CVE-2026-45586 Windows Collaborative Translation Framework (CTFMON) の特権昇格の脆弱性
    • CVE-2026-50507 Windows BitLocker セキュリティ機能バイパスの脆弱性
    • CVE-2026-45585 Windows BitLocker セキュリティ機能バイパスの脆弱性
    • CVE-2026-42897 Microsoft Exchange Server のなりすましの脆弱性
    • CVE-2026-41091 Microsoft Defender の特権の昇格の脆弱性
    • CVE-2026-45498 Microsoft Defender のサービス拒否の脆弱性
       
  • 今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、以下の脆弱性は CVSS 基本値が9.8 と高いスコアで、認証やユーザーの操作なしで悪用が可能な脆弱性です。これらの脆弱性が存在する製品、および悪用が可能となる条件については、各CVEのページの「よく寄せられる質問」 を参照してください。セキュリティ更新プログラムが公開されるよりも前に、脆弱性の情報の一般への公開、脆弱性の悪用はありませんが、脆弱性の特性を鑑み、企業組織では早急なリスク評価とセキュリティ更新プログラムの適用を推奨しています。
    • CVE-2026-47291 HTTP.sys のリモートでコードが実行される脆弱性
    • CVE-2026-45657 Windows カーネルのリモートでコードが実行される脆弱性
    • CVE-2026-44815 DHCP クライアント サービスのリモートでコードが実行される脆弱性
    • CVE-2026-26142 Nuance PowerScribe のリモートでコードが実行される脆弱性
    • CVE-2026-47643 Azure Stack Edge のリモートでコードが実行される脆弱性
  • Microsoft Exchange の更新プログラムを展開する際のガイダンスは、Microsoft Exchange チームブログ Released: June 2026 Exchange Server Security Updates も併せてご参照ください。
  • セキュリティ更新プログラムにおける既知の問題は、各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報を参照してください。既知の問題が確認されている各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報一覧は、2026 年 6 月セキュリティ更新プログラム リリースノートに掲載されています。

 

■ 2026 年6 月のセキュリティ更新プログラムを公開した製品、コンポーネント一覧
2026 年 6 月 9 日 (米国時間) にセキュリティ更新プログラムを公開した製品およびコンポーネントの一覧は、2026 年 6 月セキュリティ更新プログラム リリースノートをご確認ください。

 

■ 2026 年 6 月のセキュリティ更新プログラム一覧
2026 年6 月9 日 (米国時間) に公開したセキュリティ更新プログラムの一覧は次の通りです。
最新の情報は、セキュリティ更新プログラム ガイド を確認してください。

 

製品ファミリ

最大深刻度

最も大きな影響

関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ

Windows 11 v26H1, v25H2, v24H2, v23H2

緊急

リモートでコードの実行が可能

v26H1 5095051

v25H2, v24H2 5094126

v23H2 5093998

Windows Server 2025
(including Server Core installations)

緊急

リモートでコードの実行が可能

5094125

Windows Server 2022

(including Server Core installations)

緊急

リモートでコードの実行が可能

5094128

Windows Server 2019 , Windows Server 2016 (including Server Core installations)

緊急

リモートでコードの実行が可能

Windows Server 2019, 5094123

Windows Server 2016, 5094122

Remote Desktop client for Windows Desktop

重要

リモートでコードの実行が可能

https://docs.microsoft.com/en-us/windows-server/remote/remote-desktop-services/clients/windowsdesktop-whatsnew

 

Microsoft Office

緊急

リモートでコードの実行が可能

https://learn.microsoft.com/officeupdates

Microsoft SharePoint

緊急

リモートでコードの実行が可能

https://learn.microsoft.com/officeupdates/sharepoint-updates

Microsoft Exchange Server

重要

リモートでコードの実行が可能

https://learn.microsoft.com/exchange
Exchange Team Blog:
Released: June 2026 Exchange Server Security Updates

Microsoft .NET

重要

特権の昇格

https://learn.microsoft.com/dotnet

Microsoft Visual Studio

重要

特権の昇格

https://learn.microsoft.com/visualstudio

Microsoft Dynamics 365

重要

特権の昇格

https://learn.microsoft.com/dynamics365

Microsoft Azure

緊急

リモートでコードの実行が可能

https://learn.microsoft.com/azure

Microsoft Defender for Endpoint for Mac
Microsoft Malware Protection Engine

重要

リモートでコードの実行が可能

Deploy updates for Microsoft Defender for Endpoint on macOS
Microsoft Defender Antivirus security intelligence and product updates and support - Microsoft Defender for Endpoint

 

 

■ 既存の脆弱性情報の更新
2026 年6 月9 日 (米国時間) に、既存の脆弱性 7 件を更新しました。

  • CVE-2026-42897 Microsoft Exchange Server のなりすましの脆弱性
    2026 年 6 月の Exchange Server の更新プログラムへのリンクを追記しました。
    マイクロソフトは、可能か限り早くこのアップデートをインストールすることを推奨しています。

 

  • CVE-2026-21530 Windows リッチ テキスト エディットの特権昇格の脆弱性
    表セキュリティアップデートに Office ソフトウェアを追加しました。
    サポートされているバージョンの Office を使用しているお客様は、本脆弱性に対する保護が含まれるバージョンへアップデートすることを推奨します

 

  • CVE-2026-41100 Android 用の Microsoft 365 Copilot のスプーフィングの脆弱性
    表セキュリティアップデート に Microsoft Excel for Android, Microsoft Word for Android, Microsoft Loop for Android, Microsoft PowerPoint for Android、Microsoft OneNote for Androidを追記しました。これらの製品を使用しているお客様は、本脆弱性に対する保護が含まれるバージョンへアップデートすることを推奨します。

 

  • CVE-2024-43582 リモート デスクトップ プロトコル サーバーのリモートでコードが実行される脆弱性
  • CVE-2024-49123 Windows リモート デスクトップ サービスのリモートでコードが実行される脆弱性
  • CVE-2024-49075 Windows リモート デスクトップ サービスのサービス拒否の脆弱性
  • CVE-2025-21330 Windows リモート デスクトップ サービスのサービス拒否の脆弱性
    本脆弱性を包括的に解決するため、Windows 11 Version 26H1 for ARM64-based Systems および Windows 11 Version 26H1 for64-based Systemsを表セキュリティアップデートに追記しました。
    マイクロソフトは、Windows OS に対し、2026 年 6 月の更新プログラムを適用することを推奨しています。

 

 

■ 新規セキュリティ アドバイザリの公開
今月、新たに公開したセキュリティ アドバイザリはありません。

 

■ 既存のセキュリティ アドバイザリの更新
2026 年 6 月9 日 (米国時間) に、既存のアドバイザリ 1 件を更新しました。

  • ADV990001 最新のサービス スタック更新プログラム
    新しいバージョンのサービス スタック更新プログラムが入手可能であることをお知らせするために、アドバイザリが更新されました。詳細については、FAQ を参照してください。

 

■ 補足情報

  • 最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) は、アドバイザリ ADV990001 を確認してください。 
  • Microsoft Edge (Chromium-based) のセキュリティ情報は、公開のスケジュールが月例のリリースとは異なりますので、セキュリティ更新プログラム ガイド上で製品にて Microsoft Edge (Chromium-based) を選択し、確認してください。または、Edge のセキュリティ リリース情報にてご確認ください。 
  • 各脆弱性情報 (CVE) のページには、緩和策、回避策、注意事項やよく寄せられる質問など、追加の情報が掲載されている場合があります。セキュリティ更新プログラムの適用の前に、併せてご確認ください。 
  • 最新の情報は、セキュリティ更新プログラム ガイド を確認してください。セキュリティ更新プログラムガイドでは、セキュリティの脆弱性および更新プログラムの情報を、CVE、KB 番号、製品、またはリリース日別に並べ替えたりフィルターをかけたりすることができます。各月のセキュリティ更新プログラムを絞り込むには、日付範囲に絞り込む月の第 2 火曜日を指定して検索してください。なお、セキュリティ更新プログラム ガイド API を活用して、自社に特化したカスタム レポートを作成することができます。API の活用方法を紹介する 6 つのビデオ (API の情報 (GitHub)API へのアクセスHTML ファイルの出力Excel へのエクスポートCVE リストの取得KB リストの取得) を公開していますので、是非ご活用ください。 
  • マイクロソフトでは、セキュリティ更新プログラムの新着情報及び更新情報を、お客様がタイムリーに受け取れるように、通知方法法をリニューアルしました。まだ購読されていない方、これまでのメールでの通知のみ受信している方は、この機会にどちらかの方法で、是非ご登録ください。 
  • 通知方法1 プロファイルを作成する方法 : セキュリティ更新プログラム ガイドの通知システム : 今すぐプロファイルを作成しましょう
  • 通知方法2  RSS フィードで購読する方法 : セキュリティ更新プログラムの通知・配信の改善 – 新しい配信方法について

 

次回のセキュリティ更新プログラムのリリースは、2026 年 7 月 14 日 (米国時間) を予定しています。詳しくは、年間スケジュール を参照してください。

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