
社員インタビュー

自分のさらなる進化を
人事本部所属 ITラーニングプログラム修了者
M.O.さん 上下肢機能障碍
プログラミングに興味関心が高かった大学生の私が出会ったのがITラーニングプログラム(ITL)でした。求職の際、高校生の時に印象的だったマイクロソフトでの職場見学会を思い出し、マイクロソフトの採用情報を調べました。そこでITラーニングプログラムを発見し、プログラミングを含む様々なIT分野を学習できる場所だと知りました。まさに私が探していた内容であったため、募集が開始されたとともに応募をしました。
私たち14期はコロナ禍であったため、2年間フルリモートでトレーニングを受けました。ExcelやWordなど身近なアプリケーションからプログラミングやAccessなど一般的には馴染みのない分野まで幅広く学習しました。また、英語ワークショップやアプリ開発などのグループワークトレーニング、お互いの障碍を理解するワークなどもあります。同期と協力し工夫しながらITに限らず様々なプログラムに取り組んだことでリモートならではコミュニケーションの障壁乗り越え、知識やスキルを習得し「仲間」という関係を築くことができました。
現在はマイクロソフトの人事本部で社員の方の入社に関わる業務を行っています。ITLに新卒で入社し、大学生の頃は障碍上の理由で業務経験が少なかったため、初めは人事業務に就くことに不安がありました。しかし、ITL2年目より3か月間インターンとして業務に取り組んだことで、現在も順調に業務を遂行できています。また障碍にも考慮された職場環境のため、体調と相談しながら自分のペースで働けています。
ITLは自分のペースで学習に打ち込め、経験豊富なメンバーと関わることができる場です。この充実した環境で、新卒の方も中途の方も安心してスキルや知識を身に着け、新たな自分の一面を見つけることができます。2年間を通じて、さらなる進化をぜひ目指してみてください。

自分自身を再構築しているような、 貴重な時間
ITラーニングプログラム16期生
M.O.さん 発達障碍
家族のことや今後の働き方を考えた時に、ITラーニングプログラム(ITL)に参加しITスキルを身に着け、キャリアの選択肢を増やしたい。そう思い応募したのがITLに参加することとなったきっかけでした。
実際に参加してみて、クラスマネージャーや講師の皆様から丁寧なサポートを頂き、多様な特性を持つ仲間たちと互いに尊重し、励まし合いながらプログラムに参加できるこの時間がとても貴重であると感じています。
ITに関する資格取得のための講義だけではなく、お互いの障碍の理解を深めるためのセッションやロジカルシンキング、ビジネス英会話等、各分野の講師の方から素晴らしい講習が受けられるのもITLの魅力です。また、特別支援学校の生徒様向けに実施しているイベント運営もプログラムの一環として行います。直近も複数の学校様合同の職場見学会があったのですが、生徒の皆さんの楽しそうな様子を見て、スタッフとして関われたことを誇らしく思いました。
また、トレーニングを通じて、マイクロソフトが提供する様々なツールにアクセスできることも魅力のひとつです。私は特性上、耳からの情報を処理することに仕事の上で特に困難を感じていたのですが、Microsoft Teamsの字幕機能(トランスクリプション)は私にとって正にGame Changerで、この機能と出会えたことで、初めてオンラインミーティングで相手の話を最初から最後まで“聞き”、きちんと理解できるようになったと感じています。
これらのITLの中で受ける様々なプログラムやツールを通して、まさに今、自分自身を再構築している感覚です。この2年間でどこまで成長できるのか、これからも前向きにトライしていきたいと思っています。