Trace Id is missing
メイン コンテンツへスキップ
障碍者採用
『PCを操作する車椅子の男性』

社員インタビュー

私の未来へ繋ぐ、
学生時代に次ぐ学びと成長

NTO Accessibility
ITラーニングプログラム修了者 
Y.O.さん  ろう(聴覚障碍)
プロフィール写真、 赤いTシャツに黒いジャケットを着た男性がラップトップパソコンを持って自信に満ちた表情で佇んでいる

前職は、通信企業にて障碍コンサルや研修の講師を担当していました。当時ICTからDXという多岐にわたる案件に携わる機会があり、自分の経験や知識では限界を感じていたところ、ITラーニングプログラム(ITL)の存在を知りました。

ITLのカリキュラムはマイクロソフトの契約社員として採用され、マイクロソフトの認定資格試験を受験することができ、ビジネスに活用できる英会話やビジネスジネススキルを学べます。当時の私は40歳を前にして、前職では手話通訳を通じたコミュニケーション環境があったため、マイクロソフトへの入社後、しっかり資格を習得していけるかどうか、不安がありました。しかし、私がマイクロソフトに入社したタイミングでTeamsの文字起こし機能が始まり、配布されたテキストを見ながら自分のペースで学習できる環境が整っていたため、比較的に分かりやすくカリキュラムを消化することができました。この他にも、Hackathonという1週間限定でチームを結成し、新しいアイデアのプロトタイプを開発するイベントに参加し、世界のマイクロソフト社員と交流する貴重な経験をしました。また、あらかじめカリキュラムに設定された資格とは別に、自分自身の今後を見据えてろう教育現場により寄り添えるために、ICTやAIに関する複数の資格も取得し時間を有効に使うことができました。ITLの魅力は、マイクロソフトのトップであるサティア・ナデラCEOが経営哲学として取り入れた、個々の成長を尊重する「グロースマインドセット」が根付いていることです。異なる背景や障碍特性がある社員同士で手話を学ぶ人もおり、多様な価値観を受け入れ合うインクルーシブな環境が整っています。

現在、私はマイクロソフトのアクセシビリティ担当として、全てのサービスやプロダクトのアクセシビリティに関する調査や、障碍のある方々がCopilotなどのAIをより使いやすくするためのプロンプトの開発を行っています。今後の展望としてマイクロソフトのサービスをより使いやすくできるようアクセシビリティを強化していき、将来的には障碍の有無に関わらず全ての人が暮らしやすい世の中を実現できるよう、サポートに努めて参ります。

1日のスケジュール例
時間 -
8:00
子ども達が登校する時間に合わせて出社(リモート)
OutlookスケジュールやTeamsのチャットをチェック
10:00
他部門連携の打ち合わせ
アクセシビリティ担当として参加し、アクセシビリティを意識したフィードバックを実施
11:00
上司との1on1
2週に1度、案件の進捗確認や自分のキャリアデザインについて相談
12:00
ランチタイムに手話クラブ
コアメンバーとして各イベントを計画
14:00
子ども達が下校する時間
子ども達の世話をしながら、抱えている案件の作業を実施
16:00
退社
子ども達の習い事の送迎、息子のトレーニングの付き添いなど、家族のための時間を有効に活用
プロフィール写真、緑のあるオフィス内でラップトップパソコンを前に青色のTシャツを着て笑顔でインタビューに答えている

可能性が広がる2年間。
ステップアップの第一歩!

ITラーニングプログラム18期生
H.A.さん 上肢欠損、下肢障碍

前職でもPCを使って業務を行っており、よりITに関わる仕事に挑戦してみたいと思っておりました。なぜなら転職活動中に実務経験があるにもかかわらず、自分の障碍の状況を見てどの程度PC作業が出来るのかを問われることが多かったからです。

それならばマイクロソフトの資格を取得してみようと考えていた時にITLのことを知りました。ITLでは2年間で多くの資格取得の機会があります。IT技術だけではなく、英語やビジネススキルの研修も充実しています。私自身これからのキャリアを考えるのにとても良い機会だと思い、志望しました。入社後は、講師の方々のサポートも手厚く、同期メンバー、先輩達、皆で協力しあいながら資格取得に向け、トレーニングをすすめています。最近注目のAI技術にも触れる機会があり、とても刺激的です。マイクロソフトではグロースマインドセットという会社も社員自身も一緒に成長していく考え方が重要視されています。ITLのメンバーもこの考え方を共有しており、皆が積極的に興味をもって新しい技術を学び続ける姿勢があり、質問もしやすく、様々な意見をかわし、切磋琢磨出来る環境です。また、様々な特性を持つメンバーがいますが、各々がオープンマインドでお互いを尊重しあっています。相手を理解しようとすることで、自分自身を見つめなおすことにもなり、必要な配慮も伝えやすくなりました。入社前より自分らしく、過ごすことが出来ていると感じています。 特別支援学校様に向けた他社合同のイベントでは、「ITは夢を実現できる」というテーマのもと、皆で協力し、イベントを無事に終えることができました。リモートでのイベント開催を通じて、自身もITで夢を実現できるという実感を得ることができました

また、1つ上の先輩たちのアプリ発表会を見て、1年後の自分がとても楽しみになりました。先輩たちがどのようにしてアイデアを形にし、実際に動くアプリを作り上げたのかを目の当たりにし、自分も同じように成長したいと強く感じました。1年後、2年後の自分がどうありたいかを思い浮かべながら、毎日を大切に過ごし、努力を続けたいと思います。皆さまも可能性が広がる2年間を一緒に過ごしてみませんか?ステップアップの第一歩になるかもしれません。