Windows 7 のサポートを本日終了、Windows 10 の進化はこれまで以上に

本日、Windows 7 はサポート終了となります。10 年前、Windows 7 と Office 2010 を発表したとき、私たちが主眼を置いていたのはその時代の最高の生産性向上エクスペリエンスを実現することでした。しかし、それ以来、人工知能 (AI) をはじめとするテクノロジが飛躍的に進歩したおかげで、私たちが開発してきたツールはまったく新しい形の生産性を活用するようになっています。また、サイバーセキュリティの状況が日々劇的に進化し続ける中で、10 年が経過したテクノロジはもはや太刀打ちできません。Windows 10 ではクラウドの力が、働く人々とその組織の生産性とセキュリティをこれまで以上に高めます。Windows 7 のサポート終了を迎えて、皆様には今すぐこれらの新しい選択肢に移行することをおすすめします。

Windows 10 に移行する

現在、9 億台を超えるデバイスで Windows 10 が使用されています。Microsoft 365 の一部として、Windows 10 はクラウドのパワーとインサイトを利用してセキュリティと生産性の面で史上最高のエクスペリエンスを実現しています。また、Windows 10 のバージョン 1909 がリリースされ、多数の新しい機能と改善が反映されています。たとえば、Windows Hello によるインテリジェントなセキュリティ、シンプルになった更新作業、柔軟な管理、そして生産性のさらなる向上です。バージョン 1909 のハイライトとしては、エクスプローラー アプリでの新しい Windows Search エクスペリエンス、履歴を見ることができる新しいクラウド クリップボード、サードパーティのデジタル アシスタントのサポート、Microsoft BitLocker のキー ローリング、キオスク モードでの追加のカスタマイズなどがあります。

どの企業も、今日直面する巧妙化したセキュリティ脅威に対しては用心が必要ですが、中小企業 (SMB) が最も脆弱であることに変わりはありません。私の同僚、Brad Anderson が最近のブログ投稿で詳しく説明していますが、Microsoft は中小企業のセキュリティの維持に役立つ包括的なアプローチを開発しました。その要点は、Windows 10 への移行は重要な最初のステップであるということです。

企業の規模を問わず、まだ Windows 10 に移行する機会が得られていないお客様のために、移行が完了するまでの間もセキュリティを維持する方法をご用意しています。具体的には、Windows 7 延長セキュリティ更新プログラム (ESU) を提供しており、クラウド ソリューション プロバイダー パートナーとボリューム ライセンスを通じてご利用いただけます。この ESU プログラムの下で提供されるセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Security Response Center (MSRC) によって重大または重要と定義された問題を解決するものです。ただし、この選択肢は応急処置にすぎません。Windows Defender ウイルス対策による最高の保護とセキュリティの機能に加えて、Microsoft Defender Advanced Threat Protection (ATP) の可能性を最大限に活用するために、可能な限り早く Windows 10 に移行することを強くおすすめします。

仮想化という選択肢を取る場合は、Windows Virtual Desktop を利用すると、Windows 7 仮想デスクトップのための延長セキュリティ更新プログラムを追加費用なしで入手できるので、Windows 10 への移行が完了するまでの間、レガシ アプリを確実にサポートすることができます。アプリケーションが対応するかどうかについて不安がある場合は、Desktop App Assure サービスをご利用ください。Windows 10、Office 365、Microsoft Edge、Windows Virtual Desktop への適応性の問題を修復するのに役立つリソースを提供しています。実際には、Windows 7 で動作していたアプリの 99% 以上が Windows 10 と Office 365 ProPlus でも動作します。

Windows 7 のサポートは終了しましたが、Windows 7 デバイスで実行される Office 365 ProPlus のセキュリティ更新プログラムの提供は 2023 年 1 月まで継続します。ただし、そのデバイスが Windows 7 のままの間は、Office 365 ProPlus の新機能の更新プログラムを受け取ることはできません。Windows 7 での、他のバージョンの Office のサポート期間については、Office システム要件マトリックスをご覧ください。

家庭でお使いの Windows 7 のサポート終了に関する詳細情報については、よく寄せられる質問のページをご覧ください。

Office 365 ProPlus でさらに生産性を向上

クラウドを活用した Office 365 ProPlus は、Office の未来です。昨年 10 月の投稿でお伝えしましたが、移行がまだの場合は、現在のマーケットプレースでの競争に欠かせない、重要な生産性向上機能を逃していることになります。今すぐ最新の Office 365 ProPlus に移行することをおすすめします。時とともに、さらに良くなっていくように、私たちはエクスペリエンスのイノベーションとそのための投資を続けていきます。

Office 365 ProPlus のセールス ポイントをまとめると、3 つあります。1 つは、AI と機械学習によって創造性とイノベーションが、PowerPoint のデザインから Excel での分析に至るまで、あらゆる部分で前進していることです。2 つめは、クラウドによってさまざまなアプリでのリアルタイムのコラボレーションが可能になり、Microsoft Teams がチームワークのハブとなることです。最後は、組み込みの、クラウドを活用したセキュリティが組織のデータを守ることです。つまり、ビジネスの生産性が向上するだけではなく、セキュリティも維持されることを知って安心していただけます。

Office 2010 のサポートは今年終了しますが (正確には 2020 年 10 月 13 日に)、それ以降は Office 2010 についてセキュリティ更新プログラムもテクニカル サポートも提供されません。そのため、組織のユーザーが Office を安全に利用できるように Office 365 ProPlus に移行しましょう。

Office 365 ProPlus への移行に役立つように、次のようなリソースを用意しています。

  • Readiness Toolkit for Office は、Office とともに使用される Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) のマクロやアドインの互換性の問題を特定するのに役立ちます。これに含まれている Readiness Report Creator を利用すると、VBA のマクロの互換性とアドインの準備状況情報の Excel レポートが作成されるので、組織の Office 365 ProPlus 移行準備状況を評価するのに役立ちます。
  • Office クラウド ポリシー サービスは、Office 365 ProPlus のすべてのユーザーとそのデバイスを対象とするポリシーを管理するのに役立ちます。デバイスがドメインに参加していないなど、管理対象外であってもかまいません。Office クラウド ポリシー サービスは、管理者のためのクラウドベースのポータルです。ここで Office 365 ProPlus のポリシーを定義し、そのポリシーをユーザーに、Azure Active Directory のセキュリティ グループ経由で割り当てます。定義が完了すると、この Office ポリシー設定は、Office 365 ProPlus ユーザーがサインインして使用するすべてのデバイスに適用されます。
  • Microsoft 365 展開センターでは、Windows 10 と Office 365 ProPlus へのアップグレードのための、展開とサービシングの最新ガイダンスを提供しています。

クラウドの Office への移行にはもう少し時間が必要という場合は、オンプレミス バージョンである Office 2019 をお選びください。こちらのマトリックスでは、Office 2010 以降、どれだけ機能の革新が進んでいるかをご覧いただけます。

絶え間なく変化が起こる時代に、新しいツールへの移行には気後れすることがあるかもしれません。しかし、皆様がその変化を取り入れるのに役立ちたいと思い、私たちは時とともに進化を続けるツールを提供しています。Microsoft 365 には Windows 10 と Office 365 ProPlus が含まれており、組織のユーザーはデバイスをオンにするたびに、高い生産性とセキュリティを体験することになります。一方、IT 担当者にとっては、これらのツールの展開と管理がきわめて簡単になっています。Windows 7 と Office 2010 のサポート終了は、現代の働き方に合わせて設計されたツールに切り替える機会であると私は考えています。まだの場合は、今すぐ移行を開始しましょう。私たちは、そのすべての歩みをサポートします。

なお本日は、Windows Server 2008 と Windows Server 2008 R2 のサポート終了日でもあります。お客様が取ることのできる選択肢については、Windows Server ブログをご覧ください。

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