本サイトは主に法人のお客様向けの情報を掲載しています。個人のお客様は「日本の新元号対応に向けて Windows と Office を準備する方法」をご覧ください。

新元号対応へのマイクロソフトの取り組み

マイクロソフトは、Windows オペレーティング システム向けに、Windows の日付機能を使用するアプリケーションが新元号名を適切に扱えるようにするための更新プログラムの正式な提供を開始しました。弊社のエンジニアリング チームは、今後数週間かけて、様々なバージョン向けに更新プログラムの段階的リリースを継続していきます。お客様は、Windows Update、Microsoft Update カタログ、また WSUS を通して、これらの更新プログラムを展開できます。更新プログラムとそのガイダンスに関する最新情報は弊社のウェブサイト「2019 年 5 月の新元号への変更に関する更新」を参照ください。

補足事項:

  • 今回提供された Windows の更新プログラムには、4 月 1 日に発表された新元号名に対応した合字デザイン、フォント、レジストリ、IME の更新コンポーネントが含まれます。
  • この更新プログラムは、検証済の正式リリースです。
  • 更新プログラム適用に関する個人のお客様向けガイダンスはこちらをご参照ください。
  • .NET Framework および Office の新元号対応のための正式な更新プログラムは既に提供されております。これらの更新プログラムの他、今回提供を開始した Windows オペレーティング システムの更新プログラムの適用も必要です。

経済産業省主催 改元に伴う情報システム改修等への対応についての全国説明会

改元に伴う情報システム改修等への対応について (別ウィンドウで開きます)

特にご注意いただきたいこと

新元号対応においては、マイクロソフトからの更新プログラムを適用するだけでは不十分なケースがあります。お客様のシステム環境を十分に調査し、必要な検討、対応をお願いいたします。

(1) 相互運用における留意点

データ交換で用いられることの多い XLSX、CSV、JSON、XML (拡張子) などでは和暦 (われき) を文字列として使用されている場合があります。このような場合、データの送信元、送信先の間における相互運用、データ交換における処理の方法について慎重に調査・検討する必要があります。平成初期に作られたソリューションの中には、2 桁を平成の和暦 (われき)、4 桁を西暦と判断する実装も確認しております。また、データの送信側、受信側の関係を明らかにしたうえで、更新順番を慎重に計画する必要があります。送信先よりも送信元が先に新元号に対応した場合、受信したデータに含まれる日付を認識できないなど相互運用の問題が生じる可能性があります。

(2) 考慮が必要な項目の例

新元号使用にあたって、事前に考慮が必要となる項目の例をまとめました。新元号適用準備において、ご参照ください。

  • 日付フォーマット変換  (例: 平成 31 年 10 月 1 日を許容するか否か)
  • 新元号を一文字で記した合字 (例: ㍽ ㍼ ㍻) の追加 (新フォントの展開、新合字の文字コード、正規化のルール 例: 平成は㍻と同じ など)
  • 合字を含めた元号の並べ替えロジックの見直し
  • 元年という表記とそのデータが及ぼす影響

お客様への推奨事項

(1) まず最初にご確認いただきたいこと

システムを常に最新環境に保つことで、セキュリティ上の脅威に対しても、安心かつ安全な環境が整います。また、システムのアップデートを長期間行っていない場合、あらためてアップデートを行う際に時間がかかったり、インストールが途中で失敗するなどのトラブルが発生する可能性があります。こうしたトラブルを回避するためにも、以下の手順に沿って、準備をお願いします。

  1. システムが破損していないかどうかの確認
    Windows の健全性確認、および修正方法

    以下サイトの手順に沿って、システムが破損していないかどうか確認いただき、破損している場合はツールを使用して問題を解決してください。
    Windows 破損エラーを解決する方法

  2. Windows 向け更新プログラムのインストール
    新元号対応は毎月の更新プログラムにて行っていきます。現在更新プログラムを適用していない場合は、早急に適用を開始するとともに、今後も継続して適用することを強くお勧めします。

    更新プログラムの適用方法はこちらをご覧ください。
    Windows 更新プログラム適用方法 

最新のサービス スタック更新に関する詳細はこちらをご覧ください。
最新のサービス スタック更新プログラム

複数のベンダーのソリューションを導入している場合、更新作業のスケジュールが複雑になることが予想されます。各社の新元号への対応情報を確認し、マイクロソフトの更新プログラムの適用に加えて、オペレーティング システム、アプリケーション、サーバー等にインストールされているサービスなどの依存関係を明らかにした上で、新元号対応に向けた作業スケジュールを調整することをお勧めします。以下の「特にご注意いただきたいこと」もあわせて必ずご確認ください。

(2) 新元号が公表された後に行っていただきたいこと

マイクロソフトが毎月提供する更新プログラムを適用してください。

もし、Windows製品の更新プログラム適用時に問題が発生した場合は、「Windows Update FAQ」、「Windows 10 の更新に関する問題のトラブル シューティング」、「Windows Update 問題を修正する」または「Windows 製品の更新プログラムのインストールの失敗に対する一般的な対処策」をご覧ください。

更新プログラムの問題が解決しない場合は、Microsoft サポートにお問い合わせください。 

詳細かつ最新の情報は 「2019 年 5 月の新元号への変更に関する更新」にて公開しておりますのでご確認ください。

新元号に関するマイクロソフト製品別対応

前述の通り、新元号への対応は、各マイクロソフト製品の毎月の更新プログラムにて行っていきます。
製品ごとの最新情報は以下のサイトをご覧ください。

各製品の最新情報

Azure の新元号対応に関する情報

Dynamics の新元号対応に関する情報

.NET の新元号対応に関する情報

Office の新元号対応に関する情報

Windows の新元号対応に関する情報

また、マイクロソフト製品では、新元号使用に向けて以下のような段階的な対応を開始しております。

Windows

  • 和暦 (われき) がハードコードされたモジュールを修正しレジストリで管理
  • 日付フォーマット変更 (例: 平成 02 年 (成と 0 の間に半角スペース) → 平成 2 年)
  • 元年表記も選択できるよう変更

.NET Framework

  • .NET Framework 3.5 でも元号情報をレジストリから取得し新元号に対応できるよう変更
  • 平成 32 年等の許容可否をデフォルトでは Windows レジストリで判断するよう変更
  • 元年表記も選択できるよう変更

Office

  • 日付挿入機能や日付計算機能などの新元号対応

新元号検証ラボ

マイクロソフトでは、アプリケーション、サービスの新元号対応に関する検証を支援するプログラム「新元号検証ラボ」を設置しております。

本プログラムでは、「㍻」に代表される合字への対応をはじめ、通常の環境では検証が難しい、フォント、日付変換、IME 辞書などの新元号検証専用の環境をご用意いたします。これにより、パートナー様、自社ソリューションをお持ちのお客様のアプリケーションの新元号対応環境における動作検証を実施いただけます。

また、本プログラムでは、新元号対応に関する技術説明、および検証期間中の技術サポートを無償でご提供いたします。
是非、「新元号検証ラボ」をご利用いただき、新元号への対応準備にお役立てください。

検証ラボ 概要

  • 実施期間: 2019 年 5 月 31 日まで
  • 実施日時: 平日 (月曜~金曜) 10:00 ~ 17:00
         (ただし、マイクロソフト指定休業日は除く)
  • 検証期間: 最大 5 営業日/回 (複数回利用可能)
  • 検証場所: 日本マイクロソフト株式会社 品川本社内 (地図)
          〒108-0075 東京都港区港南 2-16-3 品川グランドセントラルタワー
  • 定員: 4 名/社/回
  • 主催: 日本マイクロソフト株式会社
  • 参加費: 無料 (事前登録制)
  • 対象: 新元号対応で求められる機能検証、相互運用性検証、展開手順の確認をされるお客様、パートナー様
      (使用する機器、OS 環境を事前に確認いたします)
  • お申し込み・お問い合わせ先: 「マイクロソフト 新元号検証ラボ事務局」 E-mail: jperalab@microsoft.com

新元号関連セミナー一覧

今後開催する新元号関連セミナーの情報は、詳細が決定次第、このサイトでご案内いたします。

【日本マイクロソフト主催セミナー】

日程

場所

タイトル

2018 年

4 月 20 日

日本マイクロソフト品川本社

新元号とマイクロソフト製品における対応

6 月 12 日

日本マイクロソフト品川本社

【再開催】新元号とマイクロソフト製品における対応

9 月 26 日

日本マイクロソフト品川本社

改元により想定される課題と新元号対応

9 月 27 日

品川イーストワンタワー1

マイクロソフト発 新元号を取り巻く日本語環境への影響

11 月 28 日

ステーションコンファレンス東京

新元号対応で求められる開発、展開と運用における対応

2019 年

2 月 15 日

ステーションコンファレンス東京

新元号対応で求められる開発、展開と運用における対応【経済産業省共催】

4 月 5 日

ステーションコンファレンス東京

改元を目前に今すぐ実施するべき準備、対応とは

【文字情報技術促進協議会 (CITPC) 主催、マイクロソフトが講師を派遣しているセミナー】

年 

日程

場所

タイトル

2018 年

12 月 6 日

TKP日本橋カンファレンスセンター

新元号対応の最新動向

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