2026 年 2 月のセキュリティ更新プログラム (月例)
2026 年 2 月 10 日 (米国時間) 、マイクロソフトは、マイクロソフト製品に影響する脆弱性を修正するために、セキュリティ更新プログラムを公開しました。影響を受ける製品をご利用のお客様は、できるだけ早期にセキュリティ更新プログラムを適用してください。なお、マイクロソフト製品では、一部の例外を除き既定で自動更新が有効になっており、自動的にセキュリティ更新プログラムが適用されます。最新の情報は、セキュリティ更新プログラム ガイド を確認してください。
なお、今月の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」では、このツールで削除できる悪意のあるソフトウェアが追加されています。詳細は、対象のマルウェアファミリ を参照してください。
■ セキュリティ更新プログラム、セキュリティ アドバイザリに関する主な注意点
- 今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、以下の脆弱性は更新プログラムが公開されるよりも前に悪用が行われていることや脆弱性の詳細が一般へ公開されていることを確認しています。お客様においては、更新プログラムの適用を早急に行ってください。脆弱性の詳細は、各 CVE のページを参照してください。
- CVE-2026-21513 MSHTML Framework のセキュリティ機能のバイパスの脆弱性
- CVE-2026-21510 Windows シェル セキュリティ機能のバイパスの脆弱性
- CVE-2026-21533 Windows リモート デスクトップ サービスの特権昇格の脆弱性
- CVE-2026-21525 Windows リモート アクセス接続マネージャーのサービス拒否の脆弱性
- CVE-2026-21519 デスクトップ ウィンドウ マネージャーの特権の昇格の脆弱性
- CVE-2026-21514 Microsoft Word のセキュリティ機能のバイパスの脆弱性
- CVE-2025-2884 Cert CC: CVE-2025-2884 TPM2.0 リファレンス実装における境界外読み取りの脆弱性
- 今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、CVE-2026-21531 Azure SDK for Python のリモートでコードが実行される脆弱性は、CVSS 基本値が9.8 と高いスコアで、認証やユーザーの操作なしで悪用が可能な脆弱性です。これらの脆弱性が存在する製品、および悪用が可能となる条件については、各CVEのページの「よく寄せられる質問」 を参照してください。セキュリティ更新プログラムが公開されるよりも前に、脆弱性の情報の一般への公開、脆弱性の悪用はありませんが、脆弱性の特性を鑑み、企業組織では早急なリスク評価とセキュリティ更新プログラムの適用を推奨しています。
- Microsoft Exchange の更新プログラムを展開する際のガイダンスは、Microsoft Exchange チームブログReleased: February 2026 Exchange Server Security Updates も併せてご参照ください。
- セキュリティ更新プログラムにおける既知の問題は、各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報を参照してください。既知の問題が確認されている各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報一覧は、2026 年 2 月セキュリティ更新プログラム リリースノートに掲載されています。
■ 2026 年2 月のセキュリティ更新プログラムを公開した製品、コンポーネント一覧
2026 年 2 月 10 日 (米国時間) にセキュリティ更新プログラムを公開した製品およびコンポーネントの一覧は、2026 年 2 月セキュリティ更新プログラム リリースノートをご確認ください。
■ 2026 年 2 月のセキュリティ更新プログラム一覧
2026 年2 月10 日 (米国時間) に公開したセキュリティ更新プログラムの一覧は次の通りです。
最新の情報は、セキュリティ更新プログラム ガイド を確認してください。
製品ファミリ | 最大深刻度 | 最も大きな影響 | 関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ |
Windows 11 v25H2, v24H2, v23H2 | 重要 | リモートでコードの実行が可能 | v25H2, v24H2 5077181
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Windows Server 2025 (Server Core installationを含む) | 重要 | リモートでコードの実行が可能 |
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Windows Server 2022,23H2 (Server Core installationを含む) | 重要 | リモートでコードの実行が可能 | Windows Server 2022 5075906
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Windows Server 2019, 2016 (Server Core installation を含む) | 重要 | リモートでコードの実行が可能 | |
Microsoft Office | 重要 | 特権の昇格 | |
Microsoft SharePoint | 重要 | なりすまし | https://learn.microsoft.com/officeupdates/sharepoint-updates |
Microsoft Exchange Server | 重要 | なりすまし | https://learn.microsoft.com/exchange |
Microsoft SQL Server | 重要 | リモートでコードの実行が可能 | |
Microsoft .NET | 重要 | なりすまし | |
Microsoft Visual Studio | 重要 | リモートでコードの実行が可能 | |
Microsoft Azure | 緊急 | リモートでコードの実行が可能 | |
Microsoft Defender for Endpoint for Linux | 重要 | リモートでコードの実行が可能 | Linux 用 Microsoft Defender for Endpoint - Microsoft Defender for Endpoint |
■ 既存の脆弱性情報の更新
2026 年2 月10 日 (米国時間) に、既存の脆弱性 2 件を更新しました。
- CVE-2016-9535 MITRE CVE-2016-9535: LibTIFF ヒープ バッファ オーバーフローの脆弱性
- CVE-2025-2884 Cert CC: CVE-2025-2884 TPM2.0 リファレンス実装における境界外読み取りの脆弱性
影響を受ける製品に Windows パッケージを追加しました。
■ 新規セキュリティ アドバイザリの公開
今月、新たに公開したセキュリティ アドバイザリはありません。
■ 既存のセキュリティ アドバイザリの更新
今月、更新した既存のセキュリティ アドバイザリはありません。
■ 補足情報
- 最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) は、アドバイザリ ADV990001 を確認してください。
- Microsoft Edge (Chromium-based) のセキュリティ情報は、公開のスケジュールが月例のリリースとは異なりますので、セキュリティ更新プログラム ガイド上で製品にて Microsoft Edge (Chromium-based) を選択し、確認してください。または、Edge のセキュリティ リリース情報にてご確認ください。
- 各脆弱性情報 (CVE) のページには、緩和策、回避策、注意事項やよく寄せられる質問など、追加の情報が掲載されている場合があります。セキュリティ更新プログラムの適用の前に、併せてご確認ください。
- 最新の情報は、セキュリティ更新プログラム ガイド を確認してください。セキュリティ更新プログラムガイドでは、セキュリティの脆弱性および更新プログラムの情報を、CVE、KB 番号、製品、またはリリース日別に並べ替えたりフィルターをかけたりすることができます。各月のセキュリティ更新プログラムを絞り込むには、日付範囲に絞り込む月の第 2 火曜日を指定して検索してください。なお、セキュリティ更新プログラム ガイド API を活用して、自社に特化したカスタム レポートを作成することができます。API の活用方法を紹介する 6 つのビデオ (API の情報 (GitHub)、API へのアクセス、HTML ファイルの出力、Excel へのエクスポート、CVE リストの取得、KB リストの取得) を公開していますので、是非ご活用ください。
- マイクロソフトでは、セキュリティ更新プログラムの新着情報及び更新情報を、お客様がタイムリーに受け取れるように、通知方法法をリニューアルしました。まだ購読されていない方、これまでのメールでの通知のみ受信している方は、この機会にどちらかの方法で、是非ご登録ください。
- 通知方法1 プロファイルを作成する方法 : セキュリティ更新プログラム ガイドの通知システム : 今すぐプロファイルを作成しましょう
- 通知方法2 RSS フィードで購読する方法 : セキュリティ更新プログラムの通知・配信の改善 – 新しい配信方法について
次回のセキュリティ更新プログラムのリリースは、2026 年 3 月10 日 (米国時間) を予定しています。詳しくは、年間スケジュール を参照してください。