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特別支援教育におけるプログラミング活用

特別支援教育でのプログラミング教育

◼日本におけるプログラミング教育の状況

昨今、プログラミング教育に関わる学習指導要領の改訂が行われました。

•小学校: 必修科目
(特別な教科等を設定することなく、既存の教科等の範囲内での実施が求められる)
•中学校: 情報の内容がさらに充実し、現在の技術の時間が拡充
•高等学校: 必修の「情報Ⅰ」と選択科目の「情報Ⅱ」に再編され、どちらにもプログラミングが含まれるようになり高校生全員がプログラミングを学ぶ
•大学: 大学入試共通テストに情報科目が導入

◼特別支援教育におけるプログラミング教育

特別支援教育の教育課程は、知的障碍のある児童生徒以外は通常の教育課程と同じであるため、プログラミング教育の導入は特別支援教育においても適用されます。さらに特別支援教育においては、児童生徒の障碍の状態や特性に応じた適切な教材や指導が求められます。


しかしながら、プログラミングを通して得られる「物事を順序立てて考える」「空間認知能力を養う」「コミュニケーションを円滑に行う」能力は、特別支援教育においても重要な学びとなるでしょう。

micro:bit について

micro:bit はイギリスで開発された教育向けの小さなコンピュータです。マイクロソフトが開発した「MakeCode」を使ってプログラミングし、様々な動作をさせることができます。micro:bit の中には CPU や LED ライトだけでなく、温度、向き、そして動きを感知するセンサーもついています。外部と連動するセンサーにより、現実世界の物理的な現象に紐づけることができます。自分が組み立てたプログラムの効果を体感しながら学ぶことができます。

マイクロビット本体の図。表面の中央には光センサーと25個のLEDが並んでいます。また両脇にAボタンとBボタンが配置されています。下部には外部接続用のコネクタが並んでいます。中央上部にはmicro-USBを接続するポートがあります。裏面の左側には上からBluetoothの送受信無線アンテナ、CPUと温度センサー、コンパス、加速度センサーが配置されており、右上には電池ボックスコネクタがあります。

◼ 環境:

micro:bit をプログラムするには「MakeCode for micro:bit」という開発環境を使います。

Web ブラウザ版
‣ Microsoft Store アプリ版「MakeCode for micro:bit
‣ iOS アプリ 版「micro:bit

◼ 参照

‣ micro:bit 財団「micro:bit
マイクロソフト MakeCode

特別支援教育におけるプログラミング活用プロジェクト

日本マイクロソフトでは、授業へのプログラミングの導入において不安を感じる自治体や学校、学校教員に向けて、特別支援教育での学習指導要領に沿った教案の作成、授業でのプログラミング活用を促進するための支援活動「特別支援教育におけるプログラミング活用プロジェクト」を行っています。

上記 micro:bit の機材貸し出しをはじめ、学習サンプルの提供、プロ講師による講演や教員向けのプログラミング講習会などを無償で実施しています。オンライン・オフライン問わず、また遠方にも伺います。

詳しくは jpable@outlook.jp までお気軽にお問い合わせください。

日本マイクロソフトは、特別支援教育におけるプログラミング学習に本気で取り組まれる皆さまのお力になりたいと考えています。

※随時の活動報告やお知らせについては下記 URL を参照してください:

https://mskk.azurewebsites.net