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Microsoft 365
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さまざまなアプリでのコラボレーションを向上し、エクスペリエンスをカスタマイズ—Microsoft 365 の 2 月の新機能のご紹介

私たちが暮らしているのは、エキサイティングながらも忙しい時代です。急激に変化する、複雑な職場環境に適応しようとする中で、小さなことがエクスペリエンスを左右します。頼りにしているツールでさえ、例外ではありません。Microsoft は、このことを踏まえつつ、お客様の声に耳を傾けています。お客様からのフィードバックやリクエストは、小さな変更もあれば新しいツールの追加もありますが、できるだけ Microsoft 365 のエクスペリエンスに反映させるよう取り組んでいます。目指しているのは、お客様の組織がより多くを達成するのに役立つ最高の生産性向上サービスを構築することであり、私たちはお客様に届けるエクスペリエンスを日々向上させていくことをお約束します。

今月ご紹介する機能で、外出先でも仕事をしやすくなり、コンテンツの共同作業がより簡単になり、アプリとの相互作用の方法が増え、生産性向上エクスペリエンスをカスタマイズできるようになります。新しい Office アプリは、Android と iOS での一般提供が始まりました。PowerPoint のコメントにコラボレーション機能を追加し、共同編集機能と Microsoft Teams 統合を Visio に導入しました。Word では音声テキスト変換機能が向上して対応言語が増え、OneNote for Android では手描き入力機能やダーク モードが追加されてノートの記録と読み取りが簡単になりました。さらに、組織の従業員の生産性エクスペリエンスをカスタマイズできるようになりました。たとえば、検索結果ページと Yammer の [会社全体] フィードや、新しい Microsoft Fluid Framework のプライベート プレビューなどがあります。

今月の Microsoft 365 の更新について、以下で詳しく説明していきます。ニュースのさらに詳しい説明については、Modern Workplace ポッドキャストの 2 つめのエピソードをお聞きください。今月は、ホストの Alex Bradley と私がチームワークについて、そして新しい Microsoft Fluid Framework について語っています。

生産性を外出先でも発揮

仕事をどこでもできる、新しい Office アプリ: まったく新しい設計の Office アプリが、場所を問わず生産性を向上するのに役立ちます。Word、Excel、PowerPoint を 1 つのアプリにまとめて新しい機能を追加したこのアプリでは、モバイルならではの方法でコンテンツを作成することができ、統合されている “アクション” がモバイルでの一般的なタスクの実行に役立ちます。その結果、シンプルながらもパワフルな、モバイル デバイスのための Office エクスペリエンスが完成しました。こちらのブログ投稿で、新しい Office アプリについて詳しく説明しています。このアプリは既に、全世界で Android と iOS での一般提供を開始しています。

新しい Office アプリのホーム画面。

お気に入りのアプリでのコラボレーションを向上

PowerPoint と Visio の新しいツールで、チームの共同作業がさらに簡単になります。

PowerPoint でのコラボレーションをより円滑に: 来月から、PowerPoint の新しいコメント機能のロールアウトを開始します。チーム メンバーは、コメントをオブジェクトに関連付けることや、@メンション通知を使用することができ、コメントの検出と追加もさらに簡単にできるようになりました。この新しいコメント エクスペリエンスは、最新の更新プログラムですべての Office 365 ユーザーが利用可能になります。

Visio 図面をさまざまな方法で共同編集: Visio for the web で複数の人が図面の作成、編集、コメントを同時にできるようになりました。ライブ共同編集機能やシンプルなプレゼンス インジケーターを利用して、チームがシームレスに共同作業しながらブレーンストーミングし、アイデアを発展させることができます。Visio Plan 1 と Plan 2 のユーザーは、visio.office.com にアクセスすると、Visio ファイルの作成と共有を今すぐ行うことができます。

Visio on the web のホーム画面。

チーム メンバーは、これらの機能を Teams で直接使用することもできます。自分の Visio 図面を同僚と共有できるようになりました。Teams のファイル ライブラリに保存されたファイルにはメンバー全員がアクセスできるので、自分の作業の成果を同僚が編集したりコメントを付けたりするのも簡単です。開始するには、Teams チャネルの会話ウィンドウの上にある [ファイル] タブをクリックして、[新規] > [Visio 図面] を選択します。

作業方法をパーソナライズ

Word と OneNote が更新されて、ユーザーは好みの方法で作業できるようになりました。

時間を節約して作業をシンプルにする、向上した音声テキスト変換: Word で自分の声を使ってコンテンツを簡単に作成できるようになりました。新しいディクテーション ツールバーが追加され、提案を利用でき、自動句読点もサポートされています。また、新たに 6 つの言語でのプレビューを開始しました。デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、スウェーデン語、ノルウェー語、日本語です。Word for the web の新しい音声ディクテーション機能は、現在すべての Office 365 ユーザーを対象としてロールアウト中です。

Word の音声ディクテーション機能のアニメーション画像。

 

ノートへの書き込みを簡単に: Android スマートフォン/タブレット用 OneNote でダーク モードがサポートされるようになりました。明るい白から、淡い黒、濃い灰色までの間で、読み取りやすい配色に切り替えることができます。また、手描き入力機能を一新して、新しい明るい色をサポートするようになりました。各種ペン、蛍光ペン、消しゴムも引き続き利用できます。なげなわツールを使って、ページ上のオブジェクトのサイズや位置を変更することもできます。これらの更新は、OneNote を Android スマートフォンやタブレットで使用しているすべてのユーザーを対象としてロールアウト中です。

Android での手描き入力を表すアニメーション画像。

ユーザーのコラボレーション エクスペリエンスをカスタマイズ

社内で使う生産性向上ツールを、企業ブランドや環境に合わせてカスタマイズするのに役立つ新しい機能が追加されました。

Microsoft Search の独自の検索結果ページを作成: 独自の検索結果ページを SharePoint Online で作成できるようになりました。この新しい機能を使って、検索結果のレイアウトやデザインをコントロールし、SharePoint Online エクスペリエンスを自社の環境に合わせて調整します。この新しい機能は、すべての SharePoint Online サブスクリプションで利用できます。使用を開始するには、どのサイト領域で独自の結果ページを構成するかを選択し、[サイト コレクションの設定] > [検索の設定] を選択します。

SharePoint の検索機能を使用して「ノルウェー」を調べています。

“新機能” のどの機能をユーザーに表示するかを管理者が選択: Office デスクトップ アプリの “新機能” のどの機能をユーザーに表示するかを管理できるようになりました。このコンテンツは、新しい機能の一覧をまとめたものであり、その機能の使用に役立つように説明やガイダンスも付属しています。この管理ツールには、Microsoft 365 管理センターOffice 365 クライアント構成サービスを使用してアクセスできます。

Microsoft 365 管理センター内のサービス。

円滑な共同作業エクスペリエンスの作成を今すぐ開始: Microsoft Fluid Framework は、コンポーネントベースの新しいドキュメント モデルであり、コンテンツ作成における新しいコラボレーションの方法を可能にするように設計されています。Office 365 Enterprise サブスクリプションをご利用中のお客様は、早期プレビューを利用できます。使用を開始するには、組織のアカウント ID で fluidpreview.com にサインインしてください。

Microsoft Fluid Framework のアニメーション画像。

Yammer でのエンタープライズ ブランディングを強化: 最新の Yammer エクスペリエンスの新しい機能によって、[会社全体] フィード名のカスタマイズ、コミュニティ カバー写真のアップロード、主要メッセージの掲載、新メンバーの歓迎、組織的な取り組みの促進、会社価値の強調を行うことができます。これにカスタム アバターを組み合わせると、会社のブランディングと文化を [会社全体] フィードに取り入れることができます。これらの管理者向けの新しい機能は、まもなく利用可能となります。

Yammer 電子情報開示を Microsoft 365 管理センターの中で管理する: Yammer で、ネイティブ モードのネットワークに対する電子情報開示がサポートされるようになりました。管理者は、Yammer ネットワークに投稿されたすべてのメッセージとファイルにアクセスできるようになりました。これに使用するのは、Office 365 スイートのその他の製品でのデータ管理に使用されているのと同じ電子情報開示ツールです。これにより、電子情報開示のタスクがシンプルになり、コンプライアンス義務が合理化されます。開始するには、Yammer ネットワークがネイティブ モードで稼働していることを確認してから、セキュリティ/コンプライアンス センターの電子情報開示モジュールに移動してください。

Yammer で有効化された Microsoft 365 ネイティブ モードの画像。

加えて、Office 365 に接続された Yammer コミュニティにアップロードされたすべての新しいファイルは、SharePoint に保存されることになりました。この変更によって、ファイルは、SharePoint に対して実施されているセキュリティとコンプライアンスの機能のポリシーに準拠することになります。たとえば、電子情報開示、データ損失保護、指定した地域へのファイルの保管などです。

今月のその他の新機能

  • 新しい Microsoft Edge を社内に導入するときのサポートを、新しい FastTrack と App Assure サポートで受けることができます。
  • Office 365 をドイツの新しい地域データセンターから利用できるようになりました。

現代社会で仕事と生活をうまくこなすためには、進化と向上を続ける優れたツールが必要です。私たちの目標は、お客様の組織を成功に導く生産性向上エクスペリエンスを構築することです。これは、お客様の存在なくして達成することはできません。ぜひこちらからフィードバック、リクエスト、ご質問をお寄せください。お待ちしています。