![Group of coworkers collaborating in modern hybrid work space.](https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/blog/wp-content/uploads/sites/41/2022/05/156826_MS_BUILD_THEME_5_BlogHeader_2_1200x800-1.png)
![Group of coworkers collaborating in modern hybrid work space.](https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/blog/wp-content/uploads/sites/41/2022/05/156826_MS_BUILD_THEME_5_BlogHeader_2_1200x800-1.png)
![A woman interacting with Microsoft Teams collaborating with a loop component.](https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/blog/wp-content/uploads/sites/41/2022/05/CLO22_HotDesking_016.jpg)
インクルーシブ性を高めるインテリジェントなツールから Windows の最新ニュースまで――Microsoft 365 の最新情報をご紹介します
先日リリースされた Microsoft の 2022 Work Trend Index1 でもハイライトされているように、世界中の組織が新しい働き方に適応しつつありますが、新しい課題にも直面しています。それは、いかに文化、テクノロジ、スペースを組み合わせてハイブリッド ワークを文字どおり work させる (効果を発揮させる) かです。私たちが毎日使うツールは、柔軟かつインクルーシブであることが必要です。それぞれ異なるニーズを持つ人々全員をエンパワーメントし、いつでも、どこにいるときでも生産性を発揮できるようにするためです。今月 Microsoft 365 に追加される多数の機能は、アクセシビリティを高め、柔軟なワークスタイルをサポートし、定型的タスクを効率化し、一人一人の意見を確実に伝える方法を増やします。また、Windows 11 と Windows 365 に、ハイブリッド ワークを少し楽にする新しい機能も追加されます。では、新しい機能を詳しく見ていきましょう。さらにインクルーシブでシームレスな仕事環境ハイブリッド ワークプレイスにおけるニューロダイバーシティをサポート過剰な通知で気が散ってしまうことがあります。特に、自閉症や ADHD などの障碍のある人の場合です。邪魔になるものを減らすために、Microsoft Teams での通知をカスタマイズする方法を増やし、どの通知をいつ表示するかを指定できるようにしました。Microsoft Viva インサイトでは、自分の時間を確保するための新しい方法が追加されます。また、効率的な読み書きをサポートする新しい機能も追加しています。たとえば、テキスト予測のオプション、音声コントロール ツール、アクセシブルなオーサリング機能です。すべての人にとって有益ですが、ディスレクシア (読字障碍) などの学習障碍のある人々にとっては真のゲーム チェンジャーとなります。ハイブリッド ワークプレイスにおけるニューロダイバーシティをサポートする、これらの機能とその他のインテリジェントなツールについて Microsoft アクセシビリティの 2022 年春の新機能のブログで説明しています。自然な言語でタスクを作成するTo Do Windows アプリで期限、リマインダー、繰り返し情報をタスクのタイトルからスマートに認識する機能がサポートされるようになりました2。これで、「プロジェクトのレポートを金曜日に提出」あるいは「クライアントのフォローアップを木曜日午後 1 時に」のような自然な言語を To Do が自動的に認識して、日付、時刻、繰り返し情報をハイライトし、タスクに追加します。お使いの Windows To Do アプリをバージョン 2.![People in the conference room joining on a laptop via Companion Mode while a remote participant presents during a Microsoft Teams Room (M T R) meeting.](https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/blog/wp-content/uploads/sites/41/2022/03/CLO22_Conference_013.jpg)
ハイブリッド ワークへの新たな期待に Microsoft Teams と Microsoft 365 で応える 3 つの方法
5 年前、私たちは Microsoft Teams という胸躍る旅に出発しました。目指していたのは、コラボレーションとチームワークのためのハブを作ることです。職場でのビデオ会議は当たり前のものではありませんでしたが、当初から明らかだったのは、非同期と同期的のコラボレーションを 1 つの製品で組み合わせることによって他にはない機会、つまり他の人々と一緒に働き、学び、つながる方法を再考する機会が生まれることでした。この節目を迎えるにあたり、これまで私たちに、最高の仕事をしようという意欲を与えてくださったお客様とパートナーの皆さまにお礼を申し上げます。病院から学校、非営利団体、そして民間大企業に至るまで、これほどまでに多くの方がそれぞれの目標達成に Teams をお使いになっていることに恐縮しています。今日では、2.7 億人を超える人々が Teams をハイブリッド ワークに使用しています。組織の 50% 以上が Teams を標準としていることが、最近の Morgan Stanley による CIO (最高情報責任者) 対象の調査で判明しています1。リモート ワークからハイブリッド ワークへの移行に伴い、Teams Rooms のアクティブ デバイス数は前年比 2 倍以上に増加し、Teams 電話のアクティブ ユーザー数は 8,000 万近くに達しています。オフィスから現場担当者まで、Teams は働く人々すべてをサポートします。実際に、現場担当者による Teams の使用量は前年比で 2 倍となっています。私たちの取り組みは、まだ終わることはありません。すべての組織が新しい働き方の世界で躍進していけるように、私たちはこれからもご意見を聞き、学び、イノベーションを続けていきます。本日公開する 2022 Work Trend Index での知見によれば、働き方と仕事への期待がたった 2 年でこれほど劇的に変化したことはかつてなく、したがって私たちのソリューションも進化が必要となっています。本日発表する新しい製品イノベーションは、ハイブリッド ワークを work させる (効果を発揮させる) ことを目的とするものです。たとえば、より積極的に参加できる会議エクスペリエンス作りや、外部のパートナーや顧客とのコラボレーションの実現、働く人々が柔軟に思いどおりに働ける仕組み作りまで、これらの新しい機能とソリューションは、職場への人々の新たな期待に応えるものです。詳しく見ていきましょう。1.![A person holding a child in their lap, looking at the computer which has a doctor on the screen.](https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/blog/wp-content/uploads/sites/41/2022/03/147990_IND_HIMSS_Social_BLOG2_MW_featured.png)
医療の最前線で働く人々の力となる Microsoft Teams
医療の世界では変革が続いています。前例のない難題に直面し、新たな期待はどれも複雑ですが、イノベーションと成長のまたとない機会を迎えています。この変革の中心にあるのは、現場の最前線の医療従事者、つまり医師、看護師、ケア チーム メンバーです。これらの人々の働きのおかげで、私たちは安全で健康な生活を送ることができるのです。患者がたどるプロセス (ペイシェント ジャーニー) のほぼすべてのステップに関与するとともに、私たちの医療システムの基盤を維持している医療従事者が可能な限り最高のケアを提供できるようにするには、エンゲージメント、つながり、エンパワーメントを保つための最新のツールが必要です。現場の最前線の医療従事者をサポートするテクノロジの導入が増加しており、この業種における Microsoft Teams の月間使用量は 2020 年 3 月から 2021 年 11 月までの間に 560% を超える成長を見せています。 Microsoft は、医療従事者を全力でサポートします。そのために設計する製品は、医療の最前線で働く人々と、そのケアの対象である患者の皆さまの生活をより良いものにすることを目指しています。具体的には、ケア チームをさらにシームレスにつなぐ製品を開発し、ケア チームの管理と動機付けを効率的に行うソリューションを提供し、動的で急速に変化する医療環境に組織が適応していけるようエンパワーメントします。本日は、Microsoft Teams での医療従事者のエクスペリエンスをさらに容易にする新製品をいくつか発表します。バーチャル アポイントメントをシームレスにするエクスペリエンス今週の HIMSS ヘルスケア カンファレンスで、Microsoft Teams でのバーチャル アポイントメントに関する新しい機能を発表します。医療分野でのバーチャル アポイントメント導入はこのパンデミック (感染症の世界的大流行) が始まってから急上昇しており、この目覚ましい成長は続いています。この領域は定着しようとしており、そのユース ケースは医療とその他多数の主要産業の未来にとって中核となるものです。Teams では、患者と医療提供者双方が遠隔医療のワークフローをシンプルかつ手軽に進めることができます。この基盤となるのは Microsoft Cloud for Healthcare であり、次のような新機能が追加されています。オンデマンド アポイントメントをスケジューリング (プレビュー、2022 年 4 月)患者が医療提供者とのオンデマンド アポイントメントをリクエストできます。オンデマンド スケジューリング機能を使用する組織は、オンデマンド アポイントメントを順番待ちリスト形式で Microsoft Bookings (Teams の中のアプリ) で見ることができます。これは、既に一般提供を開始しているスケジュール済みアポイントメントの待合室と順番待ちの機能を発展させたものです。バーチャル アポイントメントのための重要情報を![A man collaborating during a Microsoft Teams meeting while working in an open office setting on dual monitors.](https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/blog/wp-content/uploads/sites/41/2022/03/CLO22_Collaboration_010-EJ-1200x600-1.jpg)
会議での自分の映像非表示から Yammer コミュニティのおすすめまで――Microsoft 365 の最新情報をご紹介します
このパンデミック (感染症の世界的な大流行) も 3 年目に入りましたが、多くの組織で従業員がオフィスに復帰しており、リモート ワークからハイブリッド ワークへの移行が明らかになっています。この転換は新しい種類の常態への回帰ですが、これによって今までにない課題が生じています。本日は、この移行を少し容易にするのに役立つ製品イノベーションのいくつかをご紹介します。この他にも、多数の製品と調査のニュースを来月の第 2 回年次 Work Trend Index のリリースに合わせてお届けしますので、ご期待ください。ハイブリッド ワークを文字どおり work させる (効果を発揮させる) ことを目的とした一連のイノベーションもご紹介する予定です。詳しく見ていきましょう。重要なことに集中し、境界を越えてコラボレーションする今月は、多くのご要望をいただいていた Microsoft Teams、Viva、Yammer の機能のいくつかをリリースすることができました。Microsoft Teams 会議中に自分の映像をピン留めまたは非表示にする会議の画面に自分自身のビデオ フィードが表示されることには利点もありますが、これが集中の妨げになることもあります。Microsoft Teams での会議中にユーザーが自分自身の映像を非表示にできるようになりました。このようにした場合も、他の参加者に対しては引き続き表示されます。また、ユーザーが自分自身の映像を会議ステージにピン留めすることもできるようになりました。必須のトレーニングを常に把握するMicrosoft Viva ラーニングが SAP SuccessFactors、Cornerstone OnDemand、Saba Cloud などのラーニング管理システム (LMS) と同期できるようになりました。この新しい統合は既に一般提供を開始しており、これで従業員は自分に割り当てられた LMS からの必須の学習コンテンツを Viva ラーニングの "マイ ラーニング" ビューで見ることができ、さらにそのコースを直接起動することもできます。新しい割り当てが追加されると従業員に Teams での通知が届き、その割り当ての期限になるとリマインダーが届きます。Yammer でのフォローをおすすめするコミュニティと人を表示私たちは、より良い仕事をするのに役立つコミュニティと会話を皆さまが発見できるようにしたいと考えています。そこで、Yammer におすすめのコミュニティとフォロワーを表示する機能を追加します。この提案は、その人の過去のやり取りに基づくものです。新しいコミュニティを見つけて参加し、他の人をフォローすることが、フィードから直接できます。 アクティブな Yammer コミュニティを自動更新ビューやエンゲージメントのあるコミュニティについては、コミュニティ管理者が手作業で確認する必要はなくなりました。現在では、Yammer のコミュニティ内で誰かが投稿または反応したときや、何らかのファイル アクティビティが発生したときに (これには、Yammer の投稿をアクション可能メールを通して見ることも含まれます) コミュニティを自動更新するように設定できます。他地域の人々とコラボレーションするときもコンプライアンス ポリシーを遵守EU (欧州連合)![Retail store manager working with a customer, showing merchandise and providing customer service on-the-go using a tablet to locate inventory and place orders.](https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/blog/wp-content/uploads/sites/41/2022/02/CLO22_Retail_024-1200x600-1.jpg)
現場担当者のエンパワーメントからアクセシビリティの向上まで――Microsoft 365 の最新情報をご紹介します
テクノロジには、コラボレーションを実現してプロセスを効率化する力があります。そして正しく使用されれば、全世界の特に重要な働き手のウェルビーイングと成長を高めることができます。現場担当者のコミュニケーション、学習、顧客サービスに役立つテクノロジから、Microsoft 365 全体でコンテンツのアクセシビリティをさらに高める機能向上に至るまで、私たちのイノベーションは、組織がすべての人のためにより良い成果を達成することを手助けします。最新の製品ニュースに進む前に、このたびリリースした新しい働き方のリソースをご紹介したいと思います。デザインを一新したハイブリッド ワークのページで、Microsoft のソリューションがどのように組織全体の柔軟性を高めるとともに、この新しい働き方の世界での従業員の皆さまの成功をお手伝いできるかをご覧いただけます。ぜひ、これらの新しいリソースのご感想をお聞かせください。では、ニュースに進みましょう。現場担当者のエンパワーメントこの 2 年間、全世界で 20 億人近くの現場担当者が、私たちの社会と経済を支えるうえで重要な役割を果たしてきました。健康のリスク、サプライ チェーンの問題、労働力不足という困難に直面しながらもです。すべての組織のうち 90% 近くが、現場担当者を雇用しています。つまり、すべての業種にわたって、ほぼすべての組織が同じ課題に直面しています。それは、この必要不可欠な働き手のニーズを満たすことと、ビジネス成果の達成のバランスを取ることです。私たちの最新の調査から明らかになったのは、ビジネス リーダーにとっては従業員、顧客、最終的な業績のためのポジティブな成果を推進する多大な機会があるということです。そのためには、文化とコミュニケーションの優先度を上げると同時に、テクノロジへの投資によって現場担当者の発展を可能にします。1 今月多数の新機能を発表しましたが、そのねらいは現場の最前線における苦痛となっている問題に対処することと、ウェルビーイング、成長、生産性、エンゲージメントを手助けすることです。Microsoft Teams の中の Microsoft Viva コネクションのようなテクノロジは、経営陣とフロントライン ワーカーとの間に横たわる文化とコミュニケーションのギャップを橋渡しするうえで効果的な役割を果たせる可能性があります。今月、Viva コネクション アプリでの戦略的パートナー Workday および Espressive との新しい統合を追加しました。これで、働く人々が重要な会社リソースとアクション (たとえば給与や人事のリソース) に 1 つの場所で簡単にアクセスできるようになります。従業員の成功のために準備を整えるには、適切なリソースとトレーニングを用意する必要があります。トレーニングにさらに簡単にアクセスできるように、Viva ラーニング アプリが更新され、SAP SuccessFactors、Cornerstone OnDemand、Saba Cloud などのパートナーのソリューションからの学習割り当てのワークフローが効率化されました。また、EdCast や OpenSesame などのラーニング プロバイダーとの新しいパートナーシップで、働く人々を広大なコンテンツ ライブラリにつなぎます。これは、アップスキルとトレーニングをすべて仕事の流れの中で行うのに役立ちます。 現場の最前線でのコミュニケーションをさらに簡単にするために、Zebra Technologies との戦略的パートナーシップをさらに強化しています。同社は現場担当者向けのソフトウェアとハードウェアにおける世界的リーダーです。今月既に、Microsoft Teams の中のトランシーバー アプリの一般提供開始を発表しました。Zebra 社製モバイル デバイスでは専用ボタンを押してこのアプリで話すことができます。また、iOS モバイル デバイスでの一般提供も開始しました。面会予約を円滑に管理できるようにするために、Microsoft Teams の中の Bookings アプリを更新しました。包括的なビューでバーチャル面会をまとめて 1![](https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/blog/wp-content/uploads/sites/41/2022/03/HRC20_hybridWorkplace_080-1200x600-1.png)
テクノロジを現場の最前線の立て直しに役立てる 3 つの方法
フロントライン ワーカーの数は 20 億人、全世界の労働者の 80% を占めています。これらの人々は感染症の世界的な大流行の中でリスク、疲弊、継続的な混乱に耐えてきました。操業停止から新たな安全プロトコル、増えた作業負荷と先細りする在庫量に至るまで、現場の最前線は常に課題に直面しています。この数週間は、特に状況が厳しいものとなっています。医療従事者には感染症大流行の新たな波が押し寄せ、航空会社が人員不足のため欠航を決めたフライトの数は過去最多となっています。そして残念ながら、見通しはあまり明るくないようです。最新の Work Trend Index スペシャル レポートによれば、フロントライン ワーカーの 58% は、次の 1 年も仕事のストレスは変わらないか悪化すると考えています。しかし、悲観と落胆ばかりではありません。今ほど、現場の最前線を長期的な成功に向けて立て直す新しい戦略とソリューションを取り入れるのに適した、あるいはそれが求められている時はないでしょう。その戦略とは、働く人々のウェルビーイングを最優先すると同時に生産性を最大化するというものです。成功を収めている企業は、現場の最前線をエンパワーメントすることが自社の業績向上への鍵であることを理解しています。そしてバランスの取れたアプローチでビジネスに臨み、より良い成果を達成しています。Work Trend Index スペシャル レポートによれば、企業が注力すべき領域は次の 3 つです。従業員のために、ストレスとシステムの摩擦を減らすテクノロジを用意する。 トレーニングを優先事項とし、モダン化する。 現場の最前線を排除しない企業文化を作る。Microsoft は、フロントライン ワーカーの力となるソリューションを構築しています。最前線で働く人々が互いにコミュニケーションを取り、シフトのスケジュールを組み、タスクを実行するために、およびその他多数の場面に活用されています。このようなソリューションの提供は、長年にわたり私たちの使命の一部となっています。たとえば、Kendra Scott のようなお客様の本社と現場の最前線をしっかりとつなぐことをお手伝いし、Blum のようなお客様のためにシンプルな統合型の従業員エクスペリエンスを作っています。本日、Work Trend Index の調査結果公開に合わせて発表する新たなテクノロジ イノベーションとパートナーシップの強化は、ストレスを軽減し、トレーニングをモダン化し、現場の最前線における文化を再構築することを目的としています。 1.![Windows contextual imagery of Gen Z female inside on Subway on PC](https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/blog/wp-content/uploads/sites/41/2021/11/WIN22_Contextual_GenZ_0376_RGB.jpg)
ハイブリッド ワーク エクスペリエンスの変革を手助けする Microsoft Viva の一般提供を開始
今年、Microsoft はデジタル時代のための初の従業員エクスペリエンス プラットフォーム (EXP) 作りの道のりをスタートしました。そのプラットフォームが Microsoft Viva です。私たちのビジョンは、人のつながり、目的、成長、ウェルビーイング、および成果を重視する文化を醸成することでした。Viva の発表時にご紹介した 4 つのモジュール (Viva コネクション、Viva インサイト、Viva トピック、Viva ラーニング) のすべてについて、本日一般提供を開始したことをお知らせします。新しい Viva Suite という 1 つのプランを購入するだけで、このすべてのモジュールにアクセスすることができます。また、各モジュールの新機能と新たなパートナーシップ、および中央集中型の IT 管理エクスペリエンスも発表します。さらに来年には、Viva Suite の新しいモジュールにアクセスできるようになります。最近買収が完了した、OKR (Objectives and Key Results: 目標と成果指標) 分野をリードする企業 Ally.io から提供されるこのモジュールは、人とチームが方向性をそろえて、より良いビジネス成果を達成するのに役立ちます。これらのイノベーションは、"ハイブリッド ワークのパラドックス"1 についての私たちの考えから直接生まれたものです (このパラドックスゆえに、どの組織もオペレーティング モデルの再考を余儀なくされます)。また、Viva を早期導入された Unilever、Humana、REI をはじめとするお客様各社から学んだことも反映されています。1 Viva は組織の従業員エクスペリエンスを、つまりその企業のために働く人のデジタル エクスペリエンスの変革を手助けするものであり、その目的は "グレート リシャッフル"2 の時代に人材を引きつけ、定着させることです。Viva という単一のソリューションで、どの従業員も所属組織の文化、個人の生産性に関するインサイト、エキスパートの知識、そして鍵となる学習リソースに確実にアクセスできるようになります。さらに Ally.![Coworkers with masks setting up a Microsoft Teams meeting in a conference room with their HP Elite Folio Notebooks.](https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/blog/wp-content/uploads/sites/41/2021/11/WIN22_HybridWork_010.jpg)
Microsoft 365 の新機能 - ハイブリッド ワークの新しい世界に向けて、Microsoft がすべての人をどのように支援するか
私たちが知っていることは、ハイブリッド ワークはこれからも続くということです。しかし問題は、次の 10 年の仕事はどのようなものになるのか、そしてどのような準備をすればよいのか、ということです。私たちが長年頼りにしてきた仕事のパターンは、大きな変化を迎えています。非同期のコミュニケーションが新たな標準となります。会議は時間と空間を超えて行われます。また、人間の創意工夫を魔法のように増幅させるという、AI への期待が現実のものとなりつつあります。この新しい世界で成功するために、あらゆる組織が、安全なコミュニケーション、コラボレーション、創造によって組織を結びつけるデジタル ファブリックを必要としています。このデジタル ファブリックにより、柔軟性が実現し、人々やチーム間のつながりが強化されます。また、データ、自動化、AI が、シームレスに仕事の流れの中に織り交ぜられます。そしてこれを、組織の境界を越えて顧客やパートナーにまで拡大する必要があります。さらに、情報、現場、フレックス制の従業員など、あらゆる種類の従業員に参加してもらう必要があります。Microsoft は、このデジタル ファブリックを提供して、この新しい時代のすべての人に力を与えるために、Microsoft Cloud 全体で革新を進めています。そして、その中心となるのが Microsoft Teams です。Ignite では、現在の Teams と同様に、1 年後にはお客様の日々のワークフローに組み込まれているであろう、魅力的な新しいアプリや機能を紹介します。詳しく見ていきましょう。境界を越え、仕事の流れに沿ったコラボレーションコンピューティングが現実世界に埋め込まれると同時に、現実世界もコンピューティングに埋め込まれています。それがメタバース プラットフォーム、Microsoft Mesh です。Microsoft はこの経験を活かし、Teams に Mesh を組み込んでいます。これにより、一緒にいることの大切さを再現し、生産性をこれまで以上に向上させています。Mesh for Microsoft Teams は、新世代の 2 次元 (2D) および 3 次元 (3D) の会議を実現します。没入感のある空間でどのように自分自身を投影するかは、非常に重要なことです。パーソナライズされたアバターにより、ご自分のアバターをカスタマイズして制御したり、AI を使用して動きやジェスチャを模倣したりすることができるため、自分のカメラがオフの状態でも、自分の物理的な存在感を会話に反映させることができます。また組織は、会議室やデザイン センター、ネットワーキング ラウンジなど、物理的な空間に似た没入型のスペースを作ることができ、仲間意識を高めたり、創造性を発揮したり、休憩所での予想外な貴重なつながりを育んだりすることができるようになります。Mesh for Microsoft Teams の詳細はこちらをご覧ください。Teams 会議エクスペリエンスの新情報インクルーシブをさらに促進し、生産性の高いハイブリッド会議を実現するために、Teams 会議エクスペリエンスに新たな更新プログラムが導入されました。ユーザーは、スケジュール フォームから役割を割り当てたり、全ての人の意見を確実に聞けるように挙手の順番を確認したりすることができるようになりました。また、モバイルのオーバーフロー メニューを刷新し、チャットの閲覧などの重要なアクションに優先順位をつけられるようにしたほか、会議中のシステム メッセージ用に通知ドロワーを追加し、ユーザーがワンタップですべての通知をプレビュー、折りたたんだり消去したりできるようになりました。より良いハイブリッド会議エクスペリエンスの実現世界有数のハードウェア パートナーとの連携により、Microsoft は、人々がどこから会議に参加するかに関わらず常に接続された状態で会議に十分に参加できるような Teams エクスペリエンスの、デバイス上での提供を目指しています。新しい 24![Contextual photography of adult female using Surface Pro 8 docked with Surface Headphones.](https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/blog/wp-content/uploads/sites/41/2021/11/SUR22_Pro8_Contextual_1071_RGB.jpg)
Microsoft Office―ハイブリッドな世界に向けた変革
長年にわたり、確立された働き方のパターンは明確でした。コミュニケーションは電子メールで行われ、コンテンツ作成はほとんどがドキュメントやスプレッドシート、プレゼンテーションで行われていました。この 18 か月間の間に世界は変化し、私たちは新しい働き方の環境に順応しました。従来のコミュニケーション ツールや対面での共同作業を補完する代替ソリューションが必要となり、生活のあらゆる面でデジタル化が急速に進みました。学校は完全オンライン授業に移行し、ビジネスでは e コマースが活発になり、企業が新たに採用した新卒学生は画面を通してしか同僚に会ったことがないというケースもあります。さらに、コミュニケーションはオンライン会議とチャットへと移行し、デジタル コンテンツは従来型のドキュメント タイプに留まらず、より流動的でダイナミックなスペースへとあふれ出しています。新しい種類のコンテンツ、形式、チャネルが求めているのは、より柔軟で、パワフルで、流動的なツールです。それは、誰もがより印象的なメッセージを届けることと、コラボレーションを自分のペースで進めることができるようにするためです。Microsoft Office も、時代とともに変化しています。Word、Excel、PowerPoint、Microsoft Outlook はこれまで以上に進化しています。Microsoft Teams と統合され、クラウドを活用した AI を Web、デスクトップ、モバイルで利用できます。しかし、私たちはさらなる前進を必要としていました。これが理由で私たちは Office を再想像し、新しい機会に対応するための新しいアプリを追加するとともに、Office を普遍的な対話型キャンバスに仕立てて、あらゆる種類の創造の場にしようとしています。では、私たちがどのようにコラボレーションを拡大し、創造のためのツールを拡張し、AI の力を皆様にお届けしているかをご紹介しましょう。Microsoft Loop のご紹介: 思考、計画、創造を一緒に本日発表する新しいアプリ Microsoft Loop は、強力かつ柔軟なキャンバスにポータブルなコンポーネントを組み合わせるものです。このコンポーネントはアプリ間を自由に移動し、アプリ間で同期されるので、チームが共に思考し、計画し、創造することを可能にします。 Microsoft Loop は 3 つの要素で構成されます。Loop コンポーネント、Loop ページ、Loop ワークスペースです。 Loop コンポーネント: 流動コンポーネントの進化版であり、生産性の最小単位となります。ユーザーがコラボレーションして作業を完了することを仕事の流れの中で、つまりチャット、メール、会議、ドキュメント、Loop ページの中で手助けします。 Loop コンポーネントは、リスト、テーブル、メモ、タスクなどのシンプルなものもあれば、Microsoft Dynamics 365 からの顧客営業案件のような複雑なものもあります。コンポーネントは常に同期されるので、そのコンポーネントがどれだけ多くの場所に存在していても、ユーザーとそのチームは常に最新の情報で仕事を進めることができます。 本日、コラボレーションのための次のような新しいコンポーネントを発表します。投票テーブルを使用すると、チームでアイデアを出し合って合意を形成し、最終的な意思決定を一緒に行うことが簡単になります。図 1. 新しい投票テーブルで、チームでの意思決定が簡単になります。ステータス トラッカーは、チームから情報を収集し、プロジェクトのすべての面での進捗状況を把握するとともに、チーム全体のステータスを常に最新に維持するのに役立ちます。図 2.![Adult male sitting at conference table looking at screen projected on wall.](https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/blog/wp-content/uploads/sites/41/2021/10/HERO_New-to-M365_October-2021_Focus-Room.jpg)
ライブ キャプションと文字起こしの拡張から Windows 11 への準備まで――Microsoft 365 の最新情報をご紹介します
今月は、Microsoft Teams 会議でのキャプション機能の拡張、暗号化ドキュメントの共同編集、Microsoft エンドポイント マネージャーの機能の拡大などを発表します。ハイブリッド ワークが "新しい" から "新常態" へと移ろうとしていますが、私たちは今も、この遷移をうまく乗り切る方法を学び続けています。そのなかでも依然として明らかであるのは、ハイブリッド ワークの要点が柔軟性の実現であることです。万能のアプローチはありません。Microsoft の Work Trend Index1 からの最新の知見の 1 つが、このことを完璧に例示しています。Microsoft 自身の従業員に対する調査によれば、オフィスで過ごす予定の時間の長さが最大の従業員も最小の従業員も、そうする理由はまったく同じ、「集中を要する仕事」でした。新しいテクノロジ、たとえば 2021 年 10 月 5 日にリリースされる Windows 11 を通して、私たちは働く人々がいつでも、どこでも、どのデバイスでも貢献して生産性を発揮するための力となります。今月は、Microsoft Teams でのライブ キャプションと文字起こしを利用できる音声言語をさらに追加します。また、Windows 11 だけでなく Apple iOS と macOS などの新しいオペレーティング システム発表の季節を前に、Microsoft エンドポイント マネージャーに新機能を追加します。組織で働く人々が、優れたエクスペリエンスを初日から得られるようにするためです。さっそく、これらとその他の発表について詳しく見ていきましょう。全員が参加できるインクルーシブな会議を実施する今月初めに、Teams の多数の新機能を発表しました。これらは組織の物理的オフィス スペースをハイブリッド ワーク用に準備し、リモート会議を対面と同じように効果的にするとともに、働く人々の仕事の流れを保つことに役立ちます。本日お知らせするのは、ライブ キャプションと文字起こしのサポート拡張と、Microsoft Viva トピックでの Microsoft Yammer と Microsoft Viva の統合です。ライブ キャプションと文字起こしを利用できる言語を追加: 会議で使われている言語がサポート対象言語ならば、その言語がリアルタイム![](https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/blog/wp-content/uploads/sites/41/2021/09/HERO_One-On-One-On-Patio_Surface-Pro-and-Duo_Victor-and-Kyann_IMG0550.jpg)