技術ライセンス プログラム

モバイル時代では、消費者向けデバイスやビジネス向けデバイスは、ユーザーのジェスチャーやリクエスト、さらにはユーザーの声にさえも即座に応答します。ユーザーは、主要なコミュニケーションおよび生産性アプリケーションも同様に応答し、最新の状態に保たれ、リアルタイムで整理されることを期待しています。

Microsoft Exchange ActiveSync (EAS) は、タブレットや携帯電話上で電子メール、カレンダー、連絡先、タスクを同期させ、正確で信頼性の高いデータを送信することができる強力な通信プロトコルです。

Exchange ActiveSync のしくみ

Exchange ActiveSync プロトコルは、モバイル デバイスまたはタブレットとメッセージング サーバーの間で話される言語であり、事前定義されたオブジェクトの同期を可能にします。EAS プロトコルを使用すると、デバイスは、電子メール、カレンダー、連絡先、およびタスクを、プロトコルを実装する Microsoft Exchange、Outlook.com、およびその他のサーバーと無線で同期できます。

 

同期とは、デバイスと Exchange Server に保存されているデータの違いを調整するプロセスです。モバイル デバイスまたはタブレットには、独自の電子メール、連絡先、カレンダー、およびタスク アプリケーションが入っており、独自のオブジェクトのコレクションと、Exchange Server と最後に同期してから行われた変更を管理します。

 

デバイスは、一連の更新を Exchange Server に送信し、Exchange Server が自身の更新で応答するようにリクエストすることにより、新しい同期を開始できます。Exchange Server は、受信した更新を処理し、競合を解決して、変更をモバイル デバイスに送り返します。

 

OEM、アプリケーション開発者、およびサービス プロバイダーは、Exchange ActiveSync のライセンスを取得して、自社のデバイス、ソフトウェア、またはサーバーで使用できます。

EAS のメリット

 

 

完全な同期ソリューション

EAS では、電子メール以外の同期もシームレスに実行できます。EAS を使用すると、すべてのタイプのデバイスで、新しい連絡先、カレンダーの予定、およびタスクを即座に更新できます。EAS には、多くビジネスにとって魅力的なモバイル デバイス ポリシーも含まれています。

プッシュ機能

EAS は、一定の間隔でサーバーからメッセージや予定をフェッチするのではなく、メッセージやカレンダーの予定が入るとモバイル デバイスやタブレットにすぐにプッシュで配信します。その結果、EAS はリアルタイムで動作し、消費者が求めるスピードで最新情報を提供できます。

広くライセンスされたプロトコル

多くの OEM およびソフトウェア開発者が EAS のライセンスを取得しています。世界で最も広く使用されている電子メール クライアントの多くは、EAS を採用して電子メールやその他のデータを上位のメッセージング サーバーと同期しています。

 

一緒に歩きながら話している 2 人のビジネス パーソン。

知的財産

イノベーションは、企業としてのマイクロソフトの中核にあります。