Windows Server
Windows Server は、オンプレミス環境と Azure を橋渡しするオペレーティング システムであり、アプリケーションとインフラストラクチャの最新化を支援しながら、セキュリティをさらに強化します。
エディションのライセンス
- Datacenter エディションは、高度に仮想化された環境、および Software Defined Datacenter 環境に最適です。
- Standard エディションは、ほとんど仮想化されていない、あるいは、まったく仮想化されていない環境に最適です。
- Essentials エディションは、クラウドに接続する最初のサーバーとして、ユーザー数が 25 名以内で、デバイスが 50 台以内の小規模組織のお客様に最適です。Essentials は、Windows Server では提供されない Foundation エディションをご使用のお客様に最適です。
エディションの概要
| エディション | 最適な環境 | ライセンスモデル | CAL 要件 |
|---|---|---|---|
| Datacenter |
高度に仮想化された環境、および Software Defined Datacenter 環境
|
コア/CAL 単位 *
(コア ベース) |
Windows Server CAL**
|
| Standard |
ほとんど仮想化されていない、あるいは、まったく仮想化されていない環境
|
コア/CAL 単位 *
(コア ベース) |
Windows Server CAL**
|
| Essentials |
ユーザー数が 25 名以内で、デバイスが 50 台以内の小規模組織
|
特殊サーバー
(サーバー ライセンス) |
CAL 不要
|
*サーバー上のすべての物理コアに対してライセンスを取得する必要があり、物理プロセッサごとに最低 8 個のコア ライセンスおよびサーバーごとに最低 16 個のコア ライセンスが必要です。
**サーバーにアクセスするすべてのユーザーまたはデバイスに対して CAL が必要になります。詳細については、製品条項を参照してください。
Windows Server の Standard エディションと Datacenter エディションでは、追加機能が提供されます。Windows Server Datacenter エディション固有の機能には、シールドされた仮想マシン、ソフトウェア定義のネットワーク、記憶域スペース ダイレクト、記憶域レプリカがあります。
Windows Server には、無制限の Windows Server コンテナーなどの機能も含まれています。
機能
| Datacenter | Standard | |
|---|---|---|
| Windows Server の基本機能 |
✓
|
✓
|
| オペレーティング システム環境 (OSE/Hyper-V コンテナー) |
無制限
|
2*
|
| Windows Server コンテナー |
無制限
|
無制限
|
| ホスト ガーディアン サービス |
✓
|
✓
|
| ストレージ レプリカ |
✓
|
✓
|
| シールドされた仮想マシン |
✓
|
|
| ネットワーク スタック |
✓
|
*Standard エディションでは、物理 OSE を仮想 OSE のホストと管理だけに使用する場合、(2 つの仮想 OSE に加え) ライセンス サーバー上で物理 OSE 内のサーバー ソフトウェアの実行インスタンスを 1 つ使用する権利が提供されます。
よく寄せられるご質問
-
コア ライセンスは、2 パック (つまり、2 パック コア ライセンス) と16 パック (16 パック コア ライセンス) で提供されます。各プロセッサは、最低 8 個のコア ライセンス (つまり、4 個の 2 パック コア ライセンス) が必要になります。各物理サーバー (単一プロセッサ サーバーを含む) は、16 個のコア ライセンス (8 個の 2 パック コア ライセンスまたは1 個の 16 パック コア ライセンス) が必要になります。追加のコアについては、2 コア (1 個の 2 パック コア ライセンス) ずつライセンスを増やしてコア密度を徐々に上げていくことができます。
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Windows Server Standard エディションおよび Datacenter エディションは、引き続き、サーバーにアクセスするすべてのユーザーまたはデバイスに対して Windows Server CAL が必要になります (例外については、製品条項を参照)。外部ユーザーがアクセスするサーバーに対しては Windows Server エクスターナル コネクタ ライセンスが引き続き必要です。Windows Server CAL 以外にも、一部の機能には引き続き追加のアクセス ライセンスの購入が必要になります。これらは、CAL またはエクスターナル コネクタ ライセンスであり、リモート デスクトップ サービスや Active Directory Rights Management サービスなどの追加機能または拡張機能にアクセスする権利を提供します。
-
Azure ハイブリッド使用特典では、自社のオンプレミスのソフトウェア アシュアランス付き Windows Server ライセンスを Azure へ移行できます。新しい Windows Server 仮想マシンの正規の価格ではなく、基本コンピューティング料金のみお支払いいただくことになります。
Azure ハイブリッド使用特典のお客様は、Azure Virtual Machines ("基本インスタンス") を通じて Microsoft Azure で Windows Server を使用することができます。Azure ハイブリッド使用特典には基本インスタンスのコストは含まれず、基本インスタンスには Windows Server は含まれません。ソフトウェア アシュアランス付きの Windows Server の 16 個のコア ライセンスごと (およびソフトウェア アシュアランス付きの Windows Server のプロセッサ ライセンスごと) に、お客様には、Microsoft Azure で 2 つ以下の Azure 基本インスタンスにわたって割り当てられる最大 16 個の仮想コアに対して Windows Server を使用する権利が提供されます。また、ソフトウェア アシュアランス付きの 8 個のコア ライセンスの追加セットごとに、最大 8 個の仮想コアと 1 つの基本インスタンスに対して使用できます。
Azure ハイブリッド使用特典では、お客様は、Azure に増分ワークロードを移動または追加し、Windows 以外 (Linux) の料金を支払うことができます。Datacenter エディションでは、Azure 上でコストの低いインスタンスを取得しつつ、既存のオンプレミスの展開を保持する権利を取得します。Standard エディションでは、Azure 上でコストの低いインスタンスを取得しますが、そのライセンスを Azure に割り当て、対応するオンプレミスのワークロードを使用停止にする必要があります。 -
Windows Server のライセンスを取得するためのさまざまなオプションをお客様に提供するために、マイクロソフトは Windows Server のライセンスをサービス プロバイダーがサービス プロバイダー ソリューションの一部としてお客様に販売できるようにしています。 これは、マイクロソフトとサービス プロバイダー間の合意によって行われます。 サービス プロバイダーによって提供されるこれらの Windows Server のライセンス価格は、サービス プロバイダーによって設定されます。
プロセッサ ベースからコア ベースへのライセンス体系の移行の詳細については、Windows Server 2019 ライセンス データシート (PDF、0.79 MB) をご覧ください。
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関連リソース
Windows Server 製品ページ
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Windows Server 2019 ライセンス データシート (PDF、0.79 MB)
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Azure ハイブリット特典
Windows Server 仮想マシンを Azure で節約する方法をご確認いただけます。
Windows Server ライセンス ガイド (PDF、2.96 MB)
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