分散型 ID (アイデンティティ)

検証済みデジタル アイデンティティを実現するための、このオープン標準ベースのソリューションでは、本人がコントロールできる範囲が広がり、利便性も高まります。

A person smiling at their mobile phone.

分散型 ID (アイデンティティ) が重要である理由

誰にも、自分のデジタル アイデンティティを所有する権利があります。分散型 ID (アイデンティティ) は、プライバシーを守るとともに個人データのセキュリティを強化するのに役立ちます。

個人にとって

自分のデジタル アイデンティティを自分で所有してコントロールすることは、プライバシーの強化と安心につながります。

組織にとって

リスクを抑え、監査を容易にします。資格情報の確認がクリック 1 回で完了するので、リモート雇用に要する時間を短縮できます。

開発者にとって

ユーザー中心のサーバーレス アプリを作成して、データを会社ではなく人と共に保管します。

分散型 ID (アイデンティティ) とは何ですか?

分散型 ID (アイデンティティ) というアプローチは、人、組織、物が相互に、透明性とセキュリティを維持しながらアイデンティティ トラスト ファブリックの中でやり取りするのに役立ちます。人々は自分自身のデジタル アイデンティティと資格情報を自分でコントロールします。

アイデンティティの未来をご紹介します

オープン標準のコミュニティ、お客様、パートナー各社とともに、Microsoft はセキュリティ、プライバシー、インクルーシブ性を念頭に置いた分散型アイデンティティ システム作りに協力しています。

A person smiling.

Microsoft Entra 確認済み ID (プレビュー中)

業界をリードする Microsoft の分散型 ID (アイデンティティ) プラットフォームで、資格情報と属性の発行と検証を安全に行います。

A desktop displaying the screen to create a new credential and a mobile phone displaying a new permission request.
A desktop displaying the screen to create a new credential and a mobile phone displaying a new permission request.

個人が自分のデジタル アイデンティティについて真の所有者となることができる分散型アイデンティティ アーキテクチャは、個人のプライバシーの懸念と企業のセキュリティの課題を緩和します。

Gartner® Emerging Technologies: Critical Insights on Decentralized Identity (2021 年 11 月 9 日)¹

その他のリソース

よく寄せられる質問

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分散型 ID (アイデンティティ) は、自己主権型アイデンティティと呼ばれることもありますが、オープン標準に基づくアイデンティティ フレームワークです。このフレームワークはデジタル識別子と検証可能な資格情報を使用するものであり、これらは自己所有型で、独立しており、信頼できるデータ交換を実現します。プライバシーを守るとともにオンラインでの相互作用をセキュリティで保護することをねらいとしており、そのためにブロックチェーン、分散型台帳技術、秘密/公開キー暗号化が使用されています。

分散型 ID (アイデンティティ) というアプローチにおいて、検証可能な資格情報とはアイデンティティ クレーム (真正であることを証明するもの) です。たとえば、在職証明や学生証、公式メンバーシップなどの、信頼される発行者からの情報です。人々が自分の検証可能資格情報にアクセスしてコントロールするには、スマート デバイスにローカルに格納された安全な、暗号化されたデジタル ウォレットを使用します。

どの企業や組織も、検証可能な資格情報を発行できます。また、その資格情報を取り消すことや、失効時に状態を変更することもできます。 検証可能な資格情報を早くから導入している組織は政府、各種施設、免許交付機関、職場、銀行などがあり、市民、従業員、学生、または顧客のためにセキュリティを強化し、ワークフローを効率化し、リスクを縮小しています。

デジタル ID (デジタル アイデンティティ) とは、個人情報をデジタル化したものです。たとえば、スマートフォンに保存されるデジタル版の運転免許証データやワクチン カードです。組織、アプリ、サービスが個人のデジタル アイデンティティの詳細の確認を必要とする理由はさまざまなものがあります。たとえば、従業員のオンボーディング、リソースへのアクセスのセキュリティ保護、あるいは取引において本人確認や年齢証明が必要な場合です。

始めましょう

分散型 ID (アイデンティティ) 実現を加速する、使いやすくグローバルなサービス "Microsoft Entra 確認済み ID" のパブリック プレビューを開始しました。

この図の中心に描かれているのは、完全に現実となった分散型 ID (アイデンティティ) を持つ個人の例です。この人物の名前を Meena とします。Meena を囲むのは、つながりあう多数の白い円で作られるエコシステムです。これらの円は Meena の個人的な体験、資格情報、メンバーシップを表しています。その多くが Meena に分散型識別子を提供しており、このことを小さい青い円で示しています。

 

たとえば、Meena はある会社の従業員であり、したがってその仕事のための分散化識別子が発行済みです。これは Meena がその会社で働いていることを証明するものであり、おそらく役職や入社日についてもこれで確認できます。

 

Meena がこの会社に雇われているというアイデンティティ情報は検証可能です。ただし、Meena 本人の許可が必要ですが、たとえば金融機関や、従業員福利厚生 (宿泊や小売など) を提供する企業、およびこの会社とパートナー関係にある企業などが検証することができます。

 

Meena は他にも、自分自身のアイデンティティ資格情報を保有しています。これらは在籍していた大学や、政府組織、スキル向上プログラム、グループ メンバーシップからのものです。

 

これらの組織が個人のアイデンティティ資格情報を検証できるので、取引に要する時間が短縮され、資格情報の証明が簡単になります。また、個人の詳細情報を確認するときに、個人を特定できる情報の開示や伝送は不要です。こうして発行者、検証者、ユーザーの間に真のファブリックが形成され、全員にとって有益となります。

1. GARTNER は Gartner, Inc. およびその関連会社の米国およびその他の国における登録商標およびサービス マークであり、ここでは同社の許可を得て使用しています。All rights reserved.