教育機関向けのプログラム

 
お客様に適した機関向けボリューム ライセンス プログラムは、組織の規模やタイプ、およびお客様のマイクロソフト ライセンスやクラウド サービスに対するニーズによって決まります。
 
教育機関向けマイクロソフト ライセンス比較表 (PDF、715 KB) でお客様の最適なプログラムをご確認いただけます。教育機関向けライセンス契約についての詳細は、ドキュメント ライブラリーをご参照ください。

新しい Enrollment for Education Solutions について

 
マイクロソフトのクラウド サービスとソフトウェアのライセンス取得を標準化しプロセスをさらに簡素化するために、Enrollment for Education Solutions (EES) が刷新されました。EES を使用すると、各種クラウド サービスを幅広く活用しテクノロジ予算を的確に管理すると共に、さまざまなツールとリソースをさらに有効活用して、教育機関の運営と教職員のイノベーションの両方を後押しできます。
 
EES はクラウド サービスをベースとしたプログラムとなりましたが、オンプレミス環境を維持できるため、お客様のペースでクラウドへの移行を進めていただけます。新しい EES ではライセンスのカウント方法をユーザー単位モデルに変更することで、ライセンス数の計算を標準化してシンプルにすると共に、ユーザーの定義の見直しを行いました。これにより、マイクロソフトのクラウド サービスとソフトウェアの使用状況をより正確にテクノロジ予算に反映していただけるようになります。また、学生向け特典も強化され、ライト ユーザー向けにオンライン サービスが無償提供されるようになったことで、組織全体に製品を導入するメリットがさらに増えました。新たな対象製品や強化された学生向け特典などついては、Enrollment for Education Solutions ボリューム ライセンス ガイド (PDF、4.17 MB) および、次のよく寄せられるご質問をご参照ください。

よく寄せられるご質問

 

  

主な変更点は以下の 4 つです。
 
  • 新しい EES では対象製品を、デスクトップ プラットフォーム製品から Education プラットフォーム製品に変更: デスクトップ プラットフォーム 製品は、今までの EES プログラムの対象オンプレミス ソリューションです。2017 年 10 月 1 日より、Education プラットフォーム製品と呼ばれるクラウド サービスのみが対象製品となります。
  • "フルタイム当量" (FTE) という複雑な計算を廃止: FTE 数ではなく、対象ユーザーをすべて 1 人と数えるユーザー単位モデルに移行します。
  • ユーザーの定義をシンプルにし、ライセンス数の計上を合理化: "適格教育ユーザー" の定義は、ライセンス購入を必要とする対象を教育機関が明確に定義できるようにします
  • 応当日への柔軟な調整が可能に: 応当日にライセンスの数をより柔軟に増減できるようになります (ただし、プログラムの最小発注数である 1,000 ユーザー以上)。
今回の変更は、Enrollment for Education Solutions の価値を最大限に引き出し、ユーザーのカウント方法の簡素化や学生使用特典の拡充によってさらなる価値を引き出します。クラウド プラットフォーム (Education プラットフォーム製品) に標準化することで、利用資格のあるユーザー全員が複数のデバイスから最新版の製品を利用できるようになります。また、ユーザーのカウント方法をシンプルに標準化することで、マイクロソフトの製品やクラウド サービスへのフル アクセスを必要とする教職員に対して教育機関がより的確にライセンスを供与できるようになるほか、ライト ユーザーは製品を追加する機能を備えた無料または低価格のサービスを通じて、リソースに簡単にアクセスできます。

上記の主な変更に加えて、以下の契約条件の調整も実施されます。
  • 学生ユーザーの定義が変更され、全日制と定時制のすべての学生が学生ライセンス オプションの対象になります。
  • Work at Home 権は廃止となります (自宅使用プログラム (HUP) は存続)。
  • 新しい学生使用特典はクラウド サービス全体に追加され、標準化されます。

新しい EES 加入契約を締結するお客様には、クラウド サービスである Education プラットフォーム製品を対象製品としていただく必要があります。オンプレミスの Education デスクトップ製品は EES 締結のための対象製品ではなくなりますが、オンプレミス製品の利用をご希望の場合は、Education プラットフォーム製品からの "ダウングレード" としてオンプレミス製品のご利用が可能です。

はい。お客様がオンプレミスのご利用を必要とされている場合は、すべての Education プラットフォーム製品にはライセンスを購入した製品のオンプレミス版へのダウングレード権が含まれていますのでそちらをご利用いただけます。たとえば、組織全体で Office 365 A3 を購入した場合、組織全体で Office Professional Plus を展開することができます。

現行の加入契約が更新を迎えるまで影響はありません。加入契約の更新時に Enrollment for Education Solutions 2018への移行が必要となります。

中・小規模組織の教育機関向け

Open Value for Academic

簡素化された資産管理、予測可能なソフトウェアコスト、および年次分割払いを提供します。ソフトウェア保証も含まれています。

Open Value Subscription for Education Solutions 初期投資を抑え、サブスクリプション ベースのライセンスに基づいて、契約の有効期間中、マイクロソフトのソフトウェア ライセンスやクラウド サービスが提供されます。また、学生使用特典も含まれています。

Microsoft Cloud Solution Provider

    マイクロソフト クラウド ソリューション プロバイダーの協力のもと、従量課金制でクラウド サービスをご購入いただけます。クラウド ソリューション プロバイダーは、お客様が最適なクラウド ソリューションを決定し、購入から導入、使用に至るまでの過程をすべてお手伝いいたします。クラウド ソリューション プロバイダーを検索する

大・中規模組織の教育機関向け
Enrollment for Education Solutions

EES は各種の教育機関向けプラットフォーム製品の利用をフル サポートするプログラムです。年に 1 回ユーザー数をカウントするだけで簡単に管理でき、必要に応じて製品の追加発注が可能なほか、無償ライセンス オプションや充実した学生向け使用特典が提供されます。Enrollment for Education Solutionsでは、クラウドサービスへの幅広いアクセス、テクノロジー関連の経費をより正確に指示する機能、教育機関(組織)を管理する一方で教員の革新を促進するツールとリソースといった強化かされた特典など充実した特典が提供されます。

Select Plus for Academic マイクロソフトのソフトウェア ライセンスを、単一組織としてのメリットを享受しながら、関連機関や部門単位で取得できます。Select Plus は必要な時にライセンスを取得できる柔軟性と、契約期限のない単一契約、アカウント管理を容易にする単一の主要登録関連機関カスタマー ID を備えています。ソフトウェア アシュアランスはオプションです。

詳細情報

ソフトウェア アシュアランス

 
マイクロソフト ソフトウェア アシュアランスは、ソフトウェアへの投資から最大限の価値を引き出すことができるようお客様を支援する総合的なメンテナンス プログラムです。最新のソフトウェアへのアップグレードの権利に加え、24 時間体制の電話サポート、パートナー サービス、トレーニングおよびソフトウェアの展開、管理、移行をサポートする IT ツールといった特典をご利用いただけます。
 
 
教育機関向けライセンス プログラムごとにご利用可能なソフトウェア アシュアランス特典は、教育機関向けソフトウェア アシュアランス特典一覧 (PDF、1.66 MB) をご参照ください。
 
 
 

利用資格

 
以下の条件を満たす教育機関のお客様は、ほとんどの場合、教育機関向けボリューム ライセンス プログラムを通じて製品を購入する資格を得、適格教育ユーザーとして認定されます。
 
  • 教育機関
  • 学校法人および教育委員会
利用資格は地域によって異なります。適格教育ユーザーの定義のにつきましては、こちらの「マイクロソフト適格教育ユーザー定義 (WORD、104 KB)」よりご確認ください。
 

新規購入または更新

 
マイクロソフト ボリューム ライセンス プログラムを通じて購入または更新されるお客様は、担当のマイクロソフト パートナーまたは最寄りの販売店にお問い合わせください。発注のお手続き時には、必ず担当パートナーまたは最寄りの販売店にプログラムの契約条項、価格設定、支払条件の確認をご依頼ください。