Microsoft Teams の概要 — Office 365 のチャットベースのワークスペース

今回は、Office チーム担当コーポレート バイス プレジデント Kirk Koenigsbauer の記事をご紹介します。

本日ニューヨークで開催されたイベントで、Microsoft Teams を発表しました。これは Office 365 の中に作られる新しいチャットベースのワークスペースです。Microsoft Teams は今までにない新しいエクスペリエンスであり、人、会話、コンテンツ、そしてチームに必要なツールを 1 か所に集めます。共同作業が簡単にできるようになり、より多くの成果を達成できるようになります。使い慣れた Office アプリケーションと違和感なく統合され、Office 365 のグローバルな高セキュリティのクラウドで開発されました。本日より、181 か国で Microsoft Teams のプレビュー版の提供が開始されます。18 か国語に対応し、Office 365 Enterprise プランまたは Business プランを購入済みの商用利用のお客様が対象です。一般提供は 2017 年第 1 四半期になる予定です。

Microsoft は、人々や組織がより多くのことを達成できるよう支援することを使命とし、クラウドとモバイルの世界の生産性を変革することにエネルギーを注いでいます。Microsoft Teams を開発した理由は、人々とチームが仕事をこなす方法を大きく変え、多大な可能性をもたらすことができると考えたからです。今、コミュニケーションと情報の流れを維持、促進するために、チームはより俊敏になり、組織の構造はよりフラットになりつつあります。Microsoft は、Microsoft Teams を通じて、よりオープンなデジタル環境を実現することを目指しており、チーム メンバー全員が常に最新情報を把握できるように、チーム全体で作業を視覚化、統合、アクセスできるようにします。

Microsoft Teams は、パフォーマンスの高いチームに向けてデジタル ワークスペースを提供するための中核となる 4 つのことを約束します。

今日のチーム向けのチャット

まず 1 つ目は、今日のチームに必要な最新の会話エクスペリエンスの提供です。Microsoft Teams は、継続性のあるスレッド化されたチャットを提供し、人々の関係性を強化します。チーム内での会話は、既定ではチーム全体に対して公開されますが、もちろんプライベートな会話もできるようになっています。また、Skype との緊密な統合により、チームは音声会議やビデオ会議に参加できます。また、各ユーザーは絵文字、ステッカー、GIF、カスタム ミームを使用してデジタルなワークスペースに個性を加えることができます。

チームワークを実現するためのハブ

2 つ目は、Microsoft Teams が Office 365 の幅広さと深さをすべてひとまとめにして真のチームワークのハブを作ることです。WordExcelPowerPointSharePointOneNotePlanner、Power BI、Delve がすべて Microsoft Teams に組み込まれているので、必要なすべての情報とツールにすぐにアクセスできます。Microsoft Graph を利用したインテリジェントなサービスがワークスペース全体に適用されており、情報の関連付け、発見、共有を支援します。さらに、Microsoft Teams の基盤となっている Office 365 グループは、クロスアプリケーションのメンバーシップ サービスで、共同作業支援ツールを簡単かつスムーズに切り替えられるように、それまでの会話を維持したまま他のユーザーと共有することができます。

チームに合わせてカスタマイズ

3 つ目に、チームはそれぞれ異なるため、ワークスペースをカスタマイズする方法について Microsoft は多くの時間を費やし、豊富な拡張性とオープンな API を一般公開時に提供する予定です。 たとえば、利用頻度の高いドキュメントやクラウド サービスにタブからすばやくアクセスできるようにします。また、Microsoft Teams は Exchange と同じコネクタ モデルを共有することで、Twitter や GitHub などのサードパーティ サービスからの通知や更新を提供できます。さらに、ファーストパーティおよびサードパーティのインテリジェント サービスをチーム環境に提供するために、Microsoft Bot Framework の完全サポートが組み込まれる予定です。

本日はさらに、開発者が Microsoft Teams を拡張できる Microsoft Teams Developer Preview プログラムも発表しています。一般提供までに、以前からのパートナーである Zendesk、Asana、Hootsuite、Intercom を含む 150 を超えるパートナーと連携する予定です。 これは、ユーザーが求めるカスタマイズ機能、および Microsoft Teams と統合するために開発者コミュニティが必要とするツールとサポートの提供に向けた第一歩です。

チームの信頼に応えるセキュリティ

最後に、Microsoft Teams は、Office 365 ユーザーが求める高度なセキュリティとコンプライアンスの機能を提供します。データは送信時にも保存時にも暗号化されます。Microsoft のすべての商用サービスと同様に透過的な運用モデルを採用しており、お客様のデータへの固定されたアクセス権は存在しません。Microsoft Teams は、EU モデル条項、ISO 27001、SOC 2、HIPAA などを含む主要なコンプライアンス基準に対応しています。また、Microsoft Teams のサービスは他の Office 365 サービスと同様に、ハイパースケール データセンターのグローバル ネットワークで処理され、Office 365 内に自動的にプロビジョニングされて、一元管理されます。

Office 365 ユニバーサル ツールキットに追加される Microsoft Teams

Microsoft Teams は、幅広く、かつ充実したコラボレーション用アプリケーションとサービスのポートフォリオに加わり、人々や組織のさまざまなニーズをグローバルな規模で解決できるように支援します。Microsoft は、月間 8,500 万人のアクティブ ユーザーから、すべてのグループで共同作業についてのさまざまなニーズがあることを学びました。Office 365 は、あらゆるグループの固有のワークスタイルに合わせられるように設計されています。複数の専用アプリケーションを含み、すべてのアプリケーションが深く統合されています。

  • SharePoint は、20 万を超える組織と 1 億 9,000 万人のユーザーに、イントラネットとコンテンツ管理ソリューションを提供しています。
  • Yammer は仕事向けのソーシャル ネットワークで、フォーチュン 500 社のうち 85% の会社が企業間ディスカッションに利用しています。
  • Skype for Business は、リアルタイムでの音声、ビデオ、会議の機能を提供し、開催される月間の会議は 1 億回を超えています。
  • Office 365 グループはアプリケーション間メンバーシップ サービスです。より簡単に、より自然に、あるコラボレーション ツールから別のコラボレーション ツールに移動できます。

今すぐ Microsoft Teams を有効にする

初期プライベート プレビューにご参加いただいたお客様には、Microsoft Teams を使用するメリットが確認されています。Accenture の CIO、Andrew Wilson 氏は、「Office 365 の Microsoft Teams を早期に使用してみて、それが待ち望んでいたデジタル コックピットであることを確信しました」と話しています。本日よりパブリック プレビューが利用可能になりましたので、管理者の方は Office 365 管理センターで Microsoft Teams を有効にすることができます。利用を開始する準備ができている場合は、Microsoft Teams の動作を Microsoft Mechanics のビデオでご確認ください。

– Kirk Koenigsbauer

よく寄せられる質問

Q.Microsoft Teams はどの Office 365 プランに含まれていますか?

A. Microsoft Teams は、Office 365 の商用利用のお客様にご利用いただけます。プランは、Business Essentials、Business Premium、Enterprise E1、E3、E5 からお選びください。Microsoft Teams は、廃止される前に E4 をご契約済みのお客様にもご利用いただけます。

Q.Microsoft Teams のプレビューを利用するために Office 365 IT 管理者は何をする必要がありますか?

A. Microsoft Teams を有効にするには、IT 管理者は Office 365 管理センターに移動し、[設定] > [サービスとアドイン] > [Microsoft Teams] をクリックします。

Q.Microsoft Teams が利用資格のあるすべての Office 365 ユーザーに広範囲に提供されるのはいつですか?

A. Microsoft Teams は、利用条件を満たす商用利用の Office 365 ユーザー向けに 2016 年 11 月 2 日より提供されています。このサービスはカレンダーの年で 2017 年第 1 四半期に一般提供を予定しています。

Q.Microsoft Teams はどのプラットフォームをサポートしていますか?

A. Microsoft Teams は Windows、Mac、Android、iOS、Web プラットフォームで利用できます。

Q.Microsoft Teams は、どのレベルのセキュリティとコンプライアンスに対応していますか?

A. Microsoft Teams は提供開始時点で Office 365 Tier C に準拠しています。これは、ISO 27001、ISO 27018、EUMC、SOC 1 Type I & II、SOC 2 Type I および II、HIPAA、FERPA を含むグローバルなコンプライアンスとデータ保護の要件に対応します。Microsoft Teams はさらに、2 段階認証、Active Directory を通したシングル サインオン、送信時および保存時のデータの暗号化に対応します。

Q.Office 365 管理者向けに Microsoft Teams についてのトレーニングはありますか?

A. 現在 IT 管理者向けに 2 種類のトレーニングを提供しています。トレーニングをご覧になるには、Microsoft Virtual Academy の Web サイトにアクセスしてください。Microsoft Mechanics にあるビデオや、Microsoft Teams Tech Community で詳細情報を入手できます。


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